- 特集 アクティブ・ラーニングで評価はこう変わる
- 視点1 〈4観点から3観点へ?〉次期指導要領で社会科がめざす力(資質・能力)と評価―どのように変わるのか
- 主体的に社会の形成に参画する個人として必要な資質・能力の育成
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- 視点2 アクティブ・ラーニングを位置づけた社会科授業評価のストラテジー―パフォーマンス課題の設定とルーブリックの作成
- 子どもの学びの可視化に向けて
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- 視点3 課題解決と振り返りをこうサポートする! アクティブ・ラーニングのとらえ方―指導と評価の一体化
- 観点別評価は主体的な学び・協働的な学びを阻害する?
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- 視点4 アクティブ・ラーニングの問題発見・解決のプロセスをどうとらえるか―“学びの過程”のとらえ方
- 子ども自身の問題に気づく
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- 視点5 社会科で“ジェネリック・スキル”をどう育てるか―授業の手立てと評価の指標
- 仮設を設定する推理の“ジェネリック・スキル”
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- 視点6 アクティブ・ラーニング時代の社会科 評価問題づくりはこう変わる―資質・能力を図るテストづくりの秘訣
- 発想を変える―「知識」と「判断力」を問う評価問題例
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- 視点7 評価ツールの視点から考える! アクティブ・ラーニング時代の評価
- 目的を持った評価資料の収集のために
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- 視点8 社会科における「思考力・判断力」をどうとらえるか―アクティブな課題設定と評価の工夫
- 【小学校社会科】既習の知識を活用して探究できる課題設定と、「思考」の可視化の手立て
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- 【地理】地理的事象から社会問題を見いだす授業と評価
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- 【歴史】「状況・内面」を問う課題、ノートで評価
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- 【公民】子どもに資料を比較する指標を考えさせる
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- 視点9 「主体的に取り組む態度」を育てる 社会科授業づくりの秘訣と評価の切り口
- 学習問題の設定、個の追究の保証、追究を支える相互学習と学習評価の視点
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- 視点10 アクティブな学習活動「目指す力」を把握する 評価チェックのポイントはここだ!
- 発見学習における評価
- 児童の思考を見取るノート・ワークシート―3年「農家の仕事」の実践から
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- 問題解決学習における評価
- 「なぜ、〜だろう。」と問い、「これから、〜だろう。」と考える力
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- 体験学習における評価
- 自己評価・相互評価を通したメタ認知
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- 調査学習における評価
- 活動の途中における評価
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- 視点11 【授業最前線】「パフォーマンス課題」でつくるアクティブな授業モデルと評価の視点
- パフォーマンス評価のすすめ―パフォーマンス課題で実現するアクティブな指導と評価
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- 【小学3・4年】子どもに判断させる社会科学習を通して、子どもの判断の変容を評価する
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- 【小学5年】パフォーマンス評価で【目的】【内容】【方法】【評価】を明らかにする
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- 【小学6年】子どもの問いをパフォーマンス課題に発展させ、同じ評価指標で単元を通して指導と評価を繰り返す
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- 【中学地理】思考過程をどのように「見える化」していくか
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- 【中学歴史】ALS(アクティブ・ラーニング・スタジオ)を利用したアクティブタイム―毎時間思考を重ねてきたパフォーマンス課題だからこそ、自由まとめ形式のレポートで深い理解につながる
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- 【中学公民】オーセンティック(真正性)を原理とした授業づくり
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- 【高校地理】ウォークラリー巡検の実践と評価―アクティブ・ラーニングを取り入れた巡検学習
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- 【高校歴史】アクティブは反転学習から、評価はペア・班別総選挙で!
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- 【高校公民】財政の働き―プライマリーバランスの実現
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- 小特集 追究を生む! 社会科授業で使えるこの数字・このデータ
- 小学校/子どもたちの「え〜っ!」が「なぜ」を生む追究意識の高まり指標!
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- 中学校/固定観念をひっくり返す等「驚き」をもたせたい!
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- 高等学校/豊富な材料を活かそう!
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- 未来社会につなぐ! 現代社会の課題と社会科授業デザイン (第7回)
- 「社会的見方・考え方」が問題解決に挑む 社会の課題は?
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- 最新情報で語る! どうなる・どうする社会科教育 (第7回)
- 次期改訂に向けたワーキンググループ等での検討(4)
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- 追究の鬼を育てる! アクティブ・ラーニング時代の社会科教材開発 (第7回)
- 写真提示と学習シート開発
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- スペシャリスト直伝! アクティブな社会科授業づくりの基礎基本 (第7回)
- プラス・アルファの教材研究
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- 子ども熱中! 中学社会「アクティブ・ラーニング」授業モデル (第7回)
- 【地理的分野 世界の諸地域】教室に笑顔が輝く! 楽しく学び・教え合う 世界の諸地域カードゲーム!
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- 社会科教育改革のマスターキー―社会科で育てるべき力と授業改革の道筋― (第7回)
- ディープ・ラーニング
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- 社会科授業づくりの課題と取り組み―指導要領改訂を見据えて― (第7回)
- 持続可能な社会づくり
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- 「公共」を教える社会科授業デザイン (第7回)
- 公共空間を形成する社会科授業
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- 「実物写真」でよくわかる! 板書で見る社会科授業 (第7回)
- 小学3年/くらしのうつりかわり
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- 〜体験を経験にする言語化を意図した板書〜
- 中学校地理的分野/北海道地方の開拓
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- 〜本質的因果関係の探究を意図した板書〜
- 社会科で育てる資質・能力の評価問題 (第7回)
- 「ジレンマに対する意思決定力」をみる評価問題
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第223回)
- 新潟県の巻
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- 編集後記
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- 写真で世界を読み解く! 旅する社会科授業 (第7回)
- 授業の導入「おすすめ資料」
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編集後記
○…次期指導要領の核になるものとして、主体的・対話的で深い学びの実現(「アクティブ・ラーニング」の視点からの授業改善)が挙げられていますが、先生方から「どうすれば〜」という声があがっているのがその「評価」についてです。
アクティブ・ラーニングについては、授業づくりそのものがゴールではなく、児童・生徒がアクティブな学び手となるために様々な学習展開や活動の工夫がなされますが、その育ちをどう見取るか、というところが重要になってくるのは当然とも言えるかと思います。
審議まとめにおいては、「学習評価の充実―何が身についたか―」という形で「バランスのとれた学習評価を行っていくためには、指導と評価の一体化を図る中で、論述やレポートの作成、発表、グループでの話合い、作品の制作等といった多様な活動に取り組ませるパフォーマンス評価を取り入れ、ペーパーテストの結果に留まらない、多面的な評価を行っていくことが必要である。さらには、総括的な評価のみならず、一人一人の学びの多様性に応じて、学習の過程における形式的な評価を行い、子供たちの資質・能力がどのように伸びているかを、例えば、日々の記録やポートフォリオなどを通じて、子供たち自身が把握できるようにしていくことも考えられる。」とまとめられています。
評価方法のみをとらえるのではなく、その課題づくりからの取り組みが求められてくるのだと思います。
そこで本号では、「アクティブ・ラーニングで評価はこう変わる」をテーマに、これからの社会科授業づくりに応じて評価はどのように変わっていくのか。
具体的な変化から、「学びの過程」のとらえ方、評価問題の作り方から、課題設定と評価のあり方、パフォーマンス評価をもとにした授業づくりまで、様々な切り口からご提案いただきました。
/社会科教育編集部
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