- 特集 教材研究が面白くなる!図解化のワザ47
- “教材研究と授業の関係”を図解する
- 授業づくりはまず「なぜそれを教えるのか」の検討から
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- 「教材研究」=教師の「わかり方」
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- 身近な社会事象=図解で早わかり!
- 学校は誰のもの=こう図解する
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- 給食の食材はどこから=こう図解する
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- 水はどこから=こう図解する
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- 下水はどこへ=こう図解する
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- 電気が家に来るまで=こう図解する
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- その服どこ製?=こう図解する
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- ゴミのゆくえ=こう図解する
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- 火事が起こったら=こう図解する
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- 父母の子ども時代=こう図解する
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- 祖父母の子ども時代=こう図解する
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- 図解化で丸わかり“この教材”を読み解く
- 環境問題=この図解で丸わかり
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- 金融問題=この図解で丸わかり
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- 生産と消費問題=この図解で丸わかり
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- 資源・エネルギー問題=この図解で丸わかり
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- 公共の働き問題=この図解で丸わかり
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- 情報化社会の問題=この図解で丸わかり
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- 政治の仕組みと働き問題=この図解で丸わかり
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- 日本の食生活問題=この図解で丸わかり
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- 輸出入の仕組み問題=この図解で丸わかり
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- 戦争と紛争の違い=この図解で丸わかり
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- 最近成立した新法律=この図解で丸わかり
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- 社会の動きが見えてくる?“この問題”をこう図解!
- “憲法”の問題をこう図解する
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- “領土”の問題をこう図解する
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- “グローバル化”の問題をこう図解する
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- “市場の働き”の問題をこう図解する
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- “この教材”をワンポイント図解する
- わが国の特色と変化―ワンポイント図解
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- 世界の中の日本―ワンポイント図解
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- アジアの中の日本―ワンポイント図解
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- 国と地方の関係―ワンポイント図解
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- 図解に取り組む子ども=指導のポイントはここだ!
- 調査結果の図解化―どう指導するか
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- 観察結果の図解化―どう指導するか
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- 見学結果の図解化―どう指導するか
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- 歴史人物の相関図づくり―どう指導するか
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- マイマップづくり―どう指導するか
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- 効果抜群!授業のビジュアル化スキル
- 有田式板書の勘所
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- 向山式フォーマットの勘所
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- 谷式教材図解化の勘所
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- 山口式構造図化の勘所
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- 学習問題が見えてくる?=“この教材”をこう図解化する!
- 小学3年後期単元「地域の人々の生産と販売」の図解化
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- 小学4年後期単元「山の自然を生かした人々のくらし―檜原村―」の図解化
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- 小学5年後期単元「これからの食料生産」の図解化
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- 小学6年後期単元「戦争と人々の暮らし」の図解化
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- 中学地理後期単元「九州地方」の図解化
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- 中学歴史後期単元「近代の幕開け」の図解化
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- 中学公民後期単元「価格のはたらき」の図解化
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- 小特集 世界遺産入りした“富士山クイズ”
- 日本一のワケー基本データでQ
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- 噴火の歴史からQ
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- 植生からQ
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- 動物からQ
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- 信仰からQ
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- 世界のどこかにもあるって本当Q
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- 所有権は誰Q
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- 有名な絵画とはQ
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- 私の写真館―教材化出来るアングル・発見点のフォーカス術 (第30回)
- 見ているようで見ていないモノを撮る
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- 〜マンホールと銅像の教材化〜
- 写真で紹介 社会科教師の新しい取り組み (第6回)
- 社会の形成に参画する力を育てる公民的分野の学習指導法
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- 〜新聞を活用して東日本大震災復興プランを創ろう〜
- おもしろ比べ! 関東vs関西 (第6回)
- 入り口はどこ? 東の妻入り、西の平入り
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- 今月の教材―授業づくりのスポット
- 社会科教材と授業づくり―9月の布石
- 3年/消費者のニーズに応える販売店の工夫
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- 4年/二つの観点で比較し、問いを創出する〜ごみのしょりと利用〜
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- 5年/わたしたちの食を支える水産業―「習得」した知識を「活用」する学習課程―
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- 6年/日本の平和と発展を考え続けた伊藤博文
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- 中学地理/中学校社会科地理的分野における環境概念
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- 中学歴史/征夷大将軍になりたかった豊富秀吉
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- 中学公民/ディベートで生活保護を考える
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- 社会科でこそディベート―魅力の秘密はココ (第6回)
- 「鳥の目」と「虫の目」に基づく思考
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- そうだったのか?多文化社会の論争問題 (第6回)
- 多文化社会の形成に向けた配慮
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- 社会科研究・実践論文の書き方―“ここに赤ペン”カイゼンの鍵はどこか― (第6回)
- 原理的研究(1)
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- 〜新しい言葉で新しい社会科像をつくり出す「題目」づくり〜
- え、知らなかった!?発見と納得のある導入ネタ (第6回)
- 社会が分かるという体験を創る
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- 社会科実践研究の最前線&レア情報 (第18回)
- (小学校)産業学習における「価格や費用」を取り上げる際の課題
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- (中学校)公民的分野における改訂の要点の授業化(2)
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- 〜「見方や考え方の基礎を生かした内容構成」について〜
- 社会科研究最前線 わが教室の取り組み、ここに注目して (第11回)
- 【福岡教育大学】「現場主義」に徹した教科専門の教育研究
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- わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第186回)
- 千葉県の巻
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- 編集後記
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- これ“なんだろう”マップ (第6回)
- 北海道の海水浴場
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編集後記
○…昨年から、毎月「国語教育」誌の企画も担当するようになり、予想以上に、国語授業でも図解の手法が使われていることに驚きました。
たとえば、物語教材で、登場人物の相関図を書くなどをはじめ、説明文ではどういう問いが提示されているか―文章からいくつかの考えに分類し、筆者の主張を要旨としてまとめ、結論を導く―というような図解化を図る実践です。
国語で論理的思考が重視されるようになったという時代背景があるのだと思いますが、ここまでの進化?は、予想していなかったので、驚きました。また同時に、社会科など、もっとこの手法が広く使われるべき問題ではないかと改めて取り上げたく、特集を企画いたしました。
振り返って考えてみると、小誌がこうして存続できたのも、「社会科指導内容の構造化」という、文部省の教科調査官だった山口康助先生の構造図を特集してから、やっと?市民権を得たからという経緯がありました。
この山口先生の『構造化』は単元全体をどういう観点からどう位置づけていけばよいのかを、図解したもので、いわば、これを見れば、一目で、何が一番大切な柱として大事なのかがビジュアルにとらえられるという点では、画期的な提案だったと思います。
あれから、40年、それなりに図解する人は増えたのではないかと思われますが、逆にシンプルさが失われたと思えるものも増えたように思います。なかには凝り?すぎて、読み解くのが面倒?と思えるものも散見されるように思います。
そこで、授業を組み立てる際に、最初に取り掛かる教材研究の段階で、どう活用すればもっとも、〈思考を整理し、その問題を焦点化できるか〉図解のスキルとその実際をご紹介いただきました。
〈樋口 雅子〉
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- 明治図書