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編集後記
◯…ホリエモン逮捕以来、金融など学習する必要はない―という気分がひろがっているといわれます。株も素人が手を出すような代物ではないという意見が増えているようです。
ま、そういう私自身、全然やったこともない―ので、こういう風潮をあれこれ言えるキャリアがあるわけではないのですが、われわれ自身、世界の金融市場とは無関係でいられないということを考えると、やはり学習はしておくべきではないかという気がします。
ということで、新聞の株式欄を見ていて、東証第一部上場企業がこういう分類になっているのは、どういうコンセプトからなのかとか、出来高10傑とか、騰落20傑とか、おもしろい欄もあるなど、まさに市場は活きているのだ―と感じました。
場立ちを見学にいくにはどうすればいいのか、とネット検索をしてみるために、試しに「社会科見学」で検索してみると〜。
まあ、あるは、あるはの状況です。
もちろん、東京証券取引所見学グループの勧誘ページもしっかりあります。教員向けには、学生・教員の方へ、社会科見学、大学生向け、教員向け、教員研修向け、など、念入りです。
確かに、百聞は一見にしかず―で、いずれにしても体験は貴重です。
中教審の審議のまとめでも、〈言葉と体験〉を、教育の大事なキーワードと位置づけていますが、残念なるかな、東証第一部に上場している有名企業でさえ、どういうことをしている会社なのかさえ?なところも多々です。まして、到底全部を体験するなど出来るわけがありません。
バーチャルでもいいから体験したい、その一端を嗅ぎたい(体験とは、その場の空気を嗅ぎ取れるのが大事ではないかと思います)という情報を全国各地、あるいは各産業の最先端の情報を入手できれば、と願い特集を企画しました。〈樋口雅子〉
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