社会科教育 2004年8月号
授業がグーンと上手くなる“7つの習慣”

C542

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社会科教育 2004年8月号授業がグーンと上手くなる“7つの習慣”

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ジャンル:
社会
刊行:
2004年7月8日
対象:
小・中
仕様:
A5判 136頁
状態:
絶版
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目次

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特集 授業がグーンと上手くなる“7つの習慣”
私の自慢!は“この習慣”
身に付けたい・身に付かない習慣
森分 孝治
私のポートフォリオ
吉永 潤
ウェビングによって、学習課題を組織化する
加藤 幸次
仕事もオフも“この習慣”が人生に効く
思考習慣―どんな方法がベストか
宇佐美 寛
時間習慣―どんな方法がベストか
渡辺 尚人
情報の収集・活用習慣―どんな方法がベストか
堀井 啓幸
問題解決習慣―どんな方法がベストか
市川 克美
コミュニケーション習慣―どんな方法がベストか
瀧沢 広人
ネットワーク習慣―どんな方法がベストか
大谷 誠一
ライフスキル習慣―どんな方法がベストか
皆川 興栄
誰もが知っている“あの人の習慣”を取り入れよう
聞き上手の人の習慣―ここを取り入れよう
板倉 弘幸
話し上手の人の習慣―ここを取り入れよう
野口 芳宏
人が集まってくる人の習慣―ここを取り入れよう
吉永 順一
独創的な仕事をしている人の習慣―ここを取り入れよう
安藤 孝泰
その道の達人といわれる人の習慣―ここを取り入れよう
小森 栄治
けんかが上手な人の習慣―ここを取り入れよう
伴 一孝
長者番付に出続けている人の習慣―ここを取り入れよう
山田 良子
“この習慣”で授業はグレードアップする!
教科書を見る時―どこに目をつけるか
水野 正司
副読本・資料集を見る時―どこに目をつけるか
小林 肇
教材開発をする時―どこに目をつけるか
手島 寿則
指導案をつくる時―どこに目をつけるか
川原 雅樹
子どもの反応を見る時―どこに目をつけるか
平松 孝治郎
資料を提示する時―どこに目をつけるか
芝勢 宣明
話し合いの指示をする時―どこに目をつけるか
北村 善重
個別対応をする時―どこに目をつけるか
打田 智也
子どものノートを見る時―どこに目をつけるか
山川 亨
よい授業への道を開く“7つの習慣”
教材開発に役立つフィールドワーク
山口 章
学習問題が浮かび上がる教材研究のすすめ方
石井 研也
モジュール感覚を入れた授業づくり
内村 博幸
ゆれない発問づくりのヒント
前田 憲明
基礎基本の定着に役立つ板書の方法
大杉 正昭
不要な授業行為が見えてくる授業研究の方法
前田 康裕
定着度がわかる自作テスト問題の作り方
嶋田 卓幸
有田式教材開発への習慣づくりのヒント
有田 和正
TOSS授業技量検定と合格への習慣づくり
甲本 卓司
こんな授業習慣が身につくエクササイズ
フリーハンドで地図が描けるまでエクササイズ
小松 眞
地図帳がもっと活躍するエクササイズ
沼田 能昌
歴史年表がもっと活躍するエクササイズ
高橋 恒久
記憶力がアップする暗記術のエクササイズ
向井 ひとみ
グラフ読みとりの能力をつけるエクササイズ
染谷 幸二
授業の忘れ物対策のエクササイズ
佐々木 尚子
このアイテムを使いこなす習慣づくりの裏ワザ
手帳・ダイアリーを上手に使う裏ワザ
齋藤 一子
携帯電話を上手に使う裏ワザ
川口 信雄
教卓を上手に使う裏ワザ
森永 祐司
黒板を上手に使う裏ワザ
松尾 清恵
掲示板を上手に使う裏ワザ
神谷 祐子
インターネットを上手に使う裏ワザ
藤井 達也
筆記用具を上手に使う裏ワザ
夏目 雅子
小特集 社会科地理のマニフェスト
単元別・観点別マニフェスト―到達目標数値化の試み―
岩田 一彦
人物カルタで基礎基本の定着―すぐ使える実物と使い方のノウハウ (第5回)
人物の著作、建築様式を覚えるようにする
岩崎 秀幸
韓国と日本、日本と韓国の間―過去と現在と未来を考える (第5回)
食事の行儀作法が正反対になる
呉 善花
学力低下はどんな授業で生み出されるのか (第5回)
三種類の学習形態を活用せよ
安藤 輝次
中学教師がする授業の勝負どころ (第5回)
基礎基本の定着「教科書から書き抜かせる技術」
山辺 慎太郎
基礎基本を意識した授業づくりのヒント (第5回)
基礎基本を培う、社会科ノート活用の型
河田 孝文
〜【考えるノート編】〜
子どもが好きな“ウソ・ホント”雑学事典 (第5回)
オリンピックと戦争・平和
河原 和之
FAX版 社会科基礎用語の学習スキル (第5回)
火事をふせぐ(四年)
師尾 喜代子
〜火事をふせぐためのくふうや努力について考えよう〜
モノから世界が見える (第5回)
PETボトルに見る「循環型社会」への移行
宮崎 正勝
地域を学ぶ町づくりの感動ネタ (第5回)
生分解性プラスチックで作る循環型社会
赤石 賢司
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第77回)
鳥取県の巻
安住 順一
社会科教科書づくりへの私の注文 (第5回)
学習意欲を持続させる手立て(2)
原田 智仁
〜学習成果の反省・評価を〜
編集後記
樋口 雅子
覚えちゃうよ!おもしろ地図記号 (第5回)
地図を使って楽しく地図記号の学習をしよう(2)
新村 勲

編集後記

◯…「廊下を走ってはいけません≠ニいう校長先生の講話を聞くやいなや、人間は、習慣で生きる動物ですから、そんなにすぐには変えられません≠ニ叫んだのが彼だ。まさに栴檀は双葉より芳しとは、まさに彼のことだなあ」ある活動家の、小学生の時のエピソードを聞いた時のことが、未だに妙に記憶に残っています。たしかに人の行動のかなりの部分が、習慣として形成されているからこそ、多くの行動が特別に意識することもなくやっていけるのだろうと思われます。

ところで、私自身の体験からいうと、あの人の仕事術はそうなのか―と、記憶に残っているもののひとつが、有田和正先生から聞いた「仕事部屋には、机が2つと椅子が1つ」というものです。やりかけの仕事もいちいち片づけないで、もう一つの机で別な仕事をするのだとか。

向山洋一先生の仕事ぶりも不思議です。原稿がよく、鉛筆だったり、ペンだったり、ボールペンだったりあれこれの筆記用具なので、なぜかとお聞きしたところ、「大きな机で、同時に5つぐらいをあれこれ同時というか、並行して書くので、つい筆記具が違ってしまう…」のだそうです。

ところで、本誌のような雑誌を、諸先生はどういう形でストックされているのでしょうか。

私は、「いいな、またお願いしたい…」と思う論文には、付箋を貼ったり、目次に丸や三角、×を付けたりしていますが、熊本の前田先生から「すべてコピーしてノートに貼っている」とお聞きして、なるほど!と思いました。

ときどき、「昔、あなたに頼まれて書いたのだけど、いつ、どんなテーマだったか忘れた。必要になったから調べて―」というようなご依頼が寄せられます。ご自分の実践そのものを大事にされていないのかと、ふとその方の姿勢そのものにまで、疑問をもってしまったりします。

前田先生のような習慣が身に付いていたら、このようなことはなかったのではないか―と思ったりもしますが。

本号は、楽しく効率があがる授業習慣をどうすれば身につけられるか、様々な視点から迫ってみました。

〈樋口雅子〉

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