社会科教育 2004年6月号
授業マニフェスト―数値化で何が変わるか

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社会科教育 2004年6月号授業マニフェスト―数値化で何が変わるか

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ジャンル:
社会
刊行:
2004年5月10日
対象:
小・中
仕様:
A5判 136頁
状態:
絶版
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目次

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特集 授業マニフェスト―数値化で何が変わるか
マニフェストで見えてくるものとは何か
マニフェストで見えてくるものとは何か
/小松 郁夫
質の向上を目指し、その状況が『時々』から『しばしば』・『いつも』へ
/安野 功
「宣言」と「政策」には距離がある
/向山 洋一
提案鼎談
社会科マニフェストづくりは何を変えるか
/北 俊夫・向山 行雄・原田 智仁
社会科マニフェストづくりのための試案
地理学習のマニフェスト―到達目標数値化の試み
提案・ 「できる」、「できない」で数値化するマニフェスト
/岩田 一彦
意見・国際比較も可能に
/岩本 廣美
意見・戦略的道具としての位置づけを!
/村越 真
歴史学習のマニフェスト―到達目標数値化の試み
提案・マニフェストの考え方の導入を
/鴛原 進
意見・学習過程を明確化した指導案作成による説明責任
/永田 忠道
意見・誰の、誰に対する、何のためのマニフェストなのか
/森田 真樹
公民学習のマニフェスト―到達目標数値化の試み
提案・子供が何を達成するかではなく、教師がどんな授業をするかが分かるマニフェストを
/桑原 敏典
意見・公民学習にはなじまないのではないか
/森分 孝治
意見・三つの要素の統合を忘れずに
/土屋 武志
学年別・社会科のマニフェスト―到達目標数値化の試み
3年のマニフェスト―到達目標数値化の試み
提案・「調べ学習技能」を到達目標とし、テストで数値化する
/廣野 毅
意見・ともに考えてみたいもう一つの課題
/片上 宗二
4年のマニフェスト―到達目標数値化の試み
提案・「数値化」は達成させる手立ても必要である
/細羽 正巳
意見・質的評価充実のために数値化を
/寺尾 健夫
5年のマニフェスト―到達目標数値化の試み
提案・思考力・判断力の育成一〇〇%!「農業をどうすればいいだろうか?」
/岡�ア 誠司
意見・共感的理解を評価しうる枠組みを
/吉永 潤
6年のマニフェスト―到達目標数値化の試み
提案・ウェッビング法を活用した到達目標と評価のパッケージ化によるマニフェストづくり
/關 浩和
意見・目標・指導・評価の一体化のために
/小原 友行
中学地理のマニフェスト―到達目標数値化の試み
提案・授業における「たのしさ」と学習意欲
/��田 準一郎
意見・「たのしさ」度の明確化を!
/澁澤 文隆
中学歴史のマニフェスト―到達目標数値化の試み
提案・「授業ノート」を活用して到達度を計る
/林原 和彦
意見・学習活動とともに、認識の質的発展の評価を
/戸田 善治
中学公民のマニフェスト―到達目標数値化の試み
提案・生徒の学習意欲を高めるための数値化を!
/黒木 俊治
意見・中間目標の数値化
/宮崎 正康
〈自分の腕を自己診断してみませんか〉社会科授業づくりのマニフェスト・具体提案
「この写真」―いくつ発見があると・量の数値化―どんなQがでると・質の数値化
/庄 展彦
「この写真」―いくつ発見があると・量の数値化―どんなQがでると・質の数値化
/谷 和樹
教師の指導力・授業力のマニフェスト―どの場面でどんな指導を目指すか=目標と到達点
資料活用能力を高める授業力マニフェスト
/吉永 順一
日本の現代的な課題を授業できる
/遠藤 信春
通知表が教師の指導力・授業力を底上げする
/大田 公蔵
教師のもつイメージがすべてを決める
/岩田 史朗
小特集 社会科見学の工程表―準備・本番・後学習のポイント
バスの中でも学習は成立する
/桜木 泰自
見るポイントを与え、インターネットでまとめる
/松藤 司
子どもが迷子になった! 万が一の危機管理
/浅野 秀之
人物カルタで基礎基本の定着―すぐ使える実物と使い方のノウハウ (第3回)
人物カルタのポイント 慣れてきたらヒントの順番を変える
/岩崎 秀幸
韓国と日本、日本と韓国の間―過去と現在と未来を考える (第3回)
漢字を訓読みする日本としない韓国
/呉 善花
学力低下はどんな授業で生み出されるのか (第3回)
発問と学習課題とゴール
/安藤 輝次
中学教師がする授業の勝負どころ (第3回)
説明は少なく、生徒の活動は多くなるように組み立てる
/芝勢 宣明
基礎基本を意識した授業づくりのヒント (第3回)
基礎基本を培う、社会科ノート活用の型
/河田 孝文
〜【記録ノート編�@】〜
子どもが好きな“ウソ・ホント”雑学事典 (第3回)
マクドナルドで経済学(公民)
/河原 和之
FAX版 社会科基礎用語の学習スキル (第3回)
ごみのゆくえ(四年)
/師尾 喜代子
〜ごみのしょりやかつようについてかんがえよう〜
モノから世界が見える (第3回)
交通革命・情報革命と郵便ポスト
/宮崎 正勝
地域を学ぶ町づくりの感動ネタ (第3回)
山形県長井工業高校のまちづくり―基盤技術に見いだす日本の未来
/小川 幸一
わが県の情報 ここに「この授業あり」 (第75回)
岡山県の巻
/岡�ア 明宏
社会科教科書づくりへの私の注文 (第3回)
問題意識を育てる手立て(2)
/原田 智仁
〜リアリティにこだわった記述を〜
編集後記
/樋口 雅子
覚えちゃうよ!おもしろ地図記号 (第3回)
「地図記号バトル(対戦型サイト)」をスマートボードで楽しむ
/新村 勲

編集後記

◯…産經新聞のコラム「マニフェストの語源 由来」によると、古代ローマのラテン語「マニフェストゥス」という単語にいきつく。mani(手)とfest(打つ、たたく)が合わさり、「手で感じ得るほど明らかな」という意味の言葉だ。これが「過去の行動や今後の方針を公にはっきりと宣言すること」を指すイタリア語の名詞「マニフェスト」に。17世紀には英語としても通用するようになった。「農奴解放宣言」や「共産党宣言」もマニフェストの仲間だ。ということだ、そうです。

日本では三重県の前知事北川氏がいいだし、民主党が広く普及につとめた?おかげで流行語大賞にも輝いたのですが、教育界でも、学校マニフェストということで実行されているところが、予想以上に出ているようです。

小社の『学校運営研究』誌でも、この1月号で「学校マニフェスト―目標数値化の提案」ということで特集を組み、品切れ状態となりました。それだけ関心が高いということだと思いますが、この特集のなかで、なるほどと思った箇所を列挙してみますと、

○ 国立教育政策研究所の小松郁夫先生は「学習の到達度に関してならば、量と質の両面での事項が盛り込まれるべきである。��すべての子どもが九九を習得する�≠ニいうなら数の概念の中で、演算処理活動としての数的処理がどの程度の内容をどこまで習得できているのかが評価(位置づけ)できればよい。九九をリズミカルに唱えられるかどうかなどは、そうした学習活動の一断面に過ぎない。」

○ 大阪教育大の田中博之先生は「イギリスでは、7歳・11歳・14歳で行われる全国統一学力テストの学力診断があり、イングランドのすべての小学校・中等学校の教科別平均値を載せた��リーグテーブル�≠ェ日曜の朝刊に掲載される。教育水準局のHPには、すべての学校の査察報告書を載せているところが多い。」

社会科でも、当然?授業でその内容の質と量でどこまで到達するかを判定する規準と基準が示されなければならない―と思います。本号はその第一歩としての問題提起をしてみました。

〈樋口雅子〉

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