国語教育 2024年1月号
話合い指導 全解剖

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国語教育 2024年1月号話合い指導 全解剖

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ジャンル:
国語
刊行:
2023年12月6日
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 130頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年10月4日
定期購読

目次

もくじの詳細表示

特集 話合い指導 全解剖
図解でわかる 話合い全指導法
指導時期と指導媒体からみた話し合いの指導
長田 友紀
GIGAスクール時代の話合い指導
深い学びへ誘う音声の可視化
長谷 浩也
話合い,その前に。「聞く」「話す」指導&トレーニング
話合いを成立させる「聞く」指導のポイント
坂本 喜代子
「聞く」トレーニング
1 学級で考えるよい「聞き手」とは
金子 和佳奈
2 観点を意識させるペアワーク
木川 理子
3 1分間スピーチでお話聞き隊
竹正 早希
4 自己内対話を活性化!ウェビングマップ
新垣 春美
話合いを支える「話す」指導のポイント
北川 雅浩
「話す」トレーニング
1 ナンバリングを使って伝えよう
北川 雅浩
2 ウタガイさんを説得しよう
北川 雅浩
3 三文スピーチ&クエスチョン
北川 雅浩
4 比べてつなごう!意見リレー
北川 雅浩
話合い,もっと多様に。すぐに使える技法バリエーション
思考ツール
成家 雅史
ワールド・カフェ
成家 雅史
ジグソー法
成家 雅史
ファシリテーション・グラフィック
成家 雅史
スパイダー討論
清瀬 真太郎
音声文字化資料
清瀬 真太郎
音声自動文字化
清瀬 真太郎
発言の可視化グラフ・多言語翻訳(マルチリンガル)
清瀬 真太郎
話合い,これでうまくいく。教材別で見る授業デザイン 小学校
低学年/互いのことばを重ねてつなぎ,広げる話合い活動
教材「これは,なんでしょう」(光村図書)
一ノ瀬 里紗
低学年/書く・読むをつなぐ話合い指導
教材「ずうっと,ずっと,大すきだよ」(光村図書)
長屋 樹廣
中学年/どうする司会? みんなで決めるなら
教材「クラスみんなで決めるには」(光村図書)
星野 克行
中学年/言葉や場面をむすびつけて,登場人物について話し合おう
教材「モチモチの木」(光村図書)
藤田 智之
高学年/話し合いにおける瞬時の判断を鍛える
教材「よりよい学校生活のために」(光村図書)
友永 達也
高学年/言葉の意味を再構築する説明文の指導
教材「『鳥獣戯画』を読む」(光村図書)
野中 太一
話合い,これでうまくいく。教材別で見る授業デザイン 中学校
1年/話題や展開にそって話合いをつなげる
教材「グループディスカッション」(三省堂)
丸山 佑樹
1年/5月に書いた文章の構成や展開を見直そう
教材「情報を整理して書こう―わかりやすく説明する」(光村図書)
栗原 優花
2年/2年○組オリジナルの「話合いのてびき」を作ろう
教材「立場を尊重して話し合おう―討論で多角的に検討する」(光村図書)
福田 隆賢
2年/編集会議で「書く」を深める
教材「郷土のよさを伝えよう―「地域の魅力」の紹介文」(東京書籍)
三島 淳
3年/ディベートを生かした合意形成
教材「合意形成に向けて話し合おう―課題解決のために会議を開く」(光村図書)
山下 幸
3年/動物の「象徴性」を分析する話合い学習
教材「作られた「物語」を超えて」(光村図書)
内田 剛
国語教師のための「テクスト論」超入門 (第10回)
テクストとして楽しむ
上谷 順三郎
小学校 教材別 今月の子どもの「問い」から展開する授業づくり (第10回)
「読むこと(説明的文章)」の単元における「問い」の追究(1)
立石 泰之
1年/くらべてよもう
中河原 絵里
〜領域:読むこと 教材:どうぶつの赤ちゃん(光村図書)〜
2年/だいじなことばに気をつけて読もう
川上 由美
〜領域:読むこと 教材:おにごっこ(光村図書)〜
3年/身近なものの発見や発明をしょうかいしよう
國本 裕司
〜領域:読むこと 教材:ありの行列(光村図書)〜
4年/日本語の数え方について考えよう
吉田 昌平
〜領域:読むこと 教材:数え方を生みだそう(東京書籍)〜
5年/事実と感想,意見とを区別して,説得力のある提案にしよう
田中 充
〜領域:話すこと・聞くこと 教材:提案しよう,言葉とわたしたち(光村図書)〜
6年/プロフェッショナルとは何か考え,自分の生き方を考えよう
橋爪 克
〜領域:読むこと 教材:プロフェッショナルたち(東京書籍)〜
中学校 教材別 今月の発問づくり講座 (第10回)
二項対立で学ぶ発問論
幸坂 健太郎
〜重力/浮力(1)〜
対話でアップデート!授業を磨く発問教室
1年/いにしえの心にふれる:漢文に親しむ 領域:読むこと 教材:今に生きる言葉(光村図書)
籬 泰斗金田 昭孝
2年/最も魅力的な言葉を考える 領域:読むこと 教材:走れメロス(光村図書)
田中 大地石川 晋
3年/俳人の見方を真似して,俳句を批評しよう 領域:読むこと 教材:俳句の味わい(教育出版)
佐々木 来望菅原 整
「個別最適」な国語授業づくり (第10回)
「読むこと」の授業づくり2
蓑手 章吾
〜多様な表現と評価〜
漢字学習 Re デザイン (第10回)
学習端末をどう活用するかA
栗林 育雄
スキマ時間に使えるミニ活動アイデア (第10回)
楽しく他者と関わろうA
弥延 浩史
国語教育の実践情報 (第94回)
小学校/令和5年度全国学力・学習状況調査の授業アイディア例
大塚 健太郎
〜大問2について(2)〜
中学校/文部科学省CBTシステム(MEXCBT:メクビット)について
鈴木 太郎
わが県の国語ソムリエ (第140回)
宮城県
佐野 幹
編集後記
林 知里
今月号 掲載教材一覧

編集後記

 本誌の第1特集で「話すこと・聞くこと」を取り上げるのは,実に約6年振りになります(2017年7月号特集「話す・聞く・話し合う力を育てる学習過程と授業づくり」)。その号の編集後記では,


…「読むこと」「書くこと」の実践は多く見られますが,「話すこと・聞くこと」はそれに比べるとやや少なく感じられます。音声言語を記録として残しにくいという領域の特性ゆえだと考えられますが,他にも,評価のしにくさや指導の難しさなどもあるのかもしれません。


と記しておりました。当時と比べると,この数年で1人1台端末の普及もあり,未だかつてないほど音声言語の記録は容易になっています。それに伴って,指導と評価も変わることで,これまでとは違った実践が増えているのではないか…と思います。新しい話合い指導の在り方について考えたいと願い,特集を企画いたしました。

 なお,「話合い」「話し合い」の送り仮名表記については,特集題・各セクションタイトルでは令和4年1月「公用文作成の考え方」(文化審議会建議)に基づいて「話合い」を用いていますが,実際の授業においては「話し合い」が主として使われていることから,本誌全体での用語の統一はしておりません。


   /林 知里

    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 沢山の教材があり、良かったです。色々な学年でも使うことができるので、参考になります。
      2024/3/2730代・小学校教員

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