- 論理的な記述力の開発に挑む ―「習得」から「活用」へ―
- 1 提言・「活用型」学力の開発課題
- 小論文学習を「説明する」から「書く」へ進化させる
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- 「論理的な記述力」の育成は、「習得」から「活用」なのか
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- 付けたい力を明確にした言語活動の充実
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- 文種対応記述力の育成と「場」
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- 論理的「読解表現力・記述力」の強化―「課題解決学習の活用力」―
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- 国際社会に通用する論理的な記述力の育成
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- 読解で得たものを表現に生かす「アップとルーズで伝える」(光村四下)を例に
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- 学習の論理・言語活動の論理を通す
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- 「習得」と「活用」の総合的な育成
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- 二つの「活用型」学力のステップを
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- 読解・記述力の相互関係を認識する
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- 2 論理的な記述力の開発に挑む―低学年
- 低学年から条件設定された状況での記述を
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- 理由づけによる論理とその表現
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- 論理的な記述力はキーワード作文で
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- 書くこと、表現することに慣れさせる
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- 論理的な記述力に必要な思考の型をつくる
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- ブックトーク活動で「読むこと」から「書くこと」へ―「サンゴの海の生きものたち」(光村図書二年上)―
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- 論理的文章を同じ形式でくり返し教える
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- 「思考の観点」と教材化の工夫
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- 説明文をモデルにして系統的・段階的に―「はたらくじどう車」(教出・小一)を例に―
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- 物語の「読解」から「表現」へ―「フィンランド・メソッド」の活用―
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- 3 論理的な記述力の開発に挑む―中学年
- まずクリアーに書け
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- 「事実の文」及び「引用」の記述方法、「数字」の使用方法の指導
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- 型としてのフォーマットを教え、やがて使いこなせるようにしていく
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- モデル教材を使って記述力を育てる
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- モデル作文・練習問題で指導する
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- 条件を示して理由を書かせる
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- 事実・現実と文章との対応を
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- 読み解き学習を工夫改善する―「ごんぎつね」(四年)を例に―
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- 明確な基礎・基本で記述力を鍛える
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- 「読むこと」の言語スキルを意識的に「書くこと」に活用する
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- 情報リテラシーの観点による学習過程
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- 4 論理的な記述力の開発に挑む―高学年
- クリティカル・リーディングと論理的な話術力と論理的な記述力の一体化を
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- 「筆者を読む」から論理的記述力へ
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- 文章の全体構造と根拠明示への意識化
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- 「活用型」学習とは論理的文章を書かせること
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- 説明的作文と物語風作文の記述力を
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- レポート作成にかかる前に習得しておいてほしいこと
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- 教科内活用で記述力を高める
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- 学習の全体構造をふまえた教材の開発
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- 「習得」から「活用」のステップを明確に
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- モデル教材で論理的な文章の型を「習得」させる
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- 5 論理的な記述力の開発に挑む―中学校
- 課題解決の過程を指導しよう
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- 根拠を明確にし、構造を意識した文章を書かせる
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- 新しい学習指導要領をもとにして、論理的な記述力を育成する
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- ロジックツリーの習得と活用
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- 異なる立場を具体的に設定する
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- ワークショップ型授業が非常に有効である
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- 卒業論文を出口にした記述力の育成
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- 「国語科学習ノート」の活用で高める
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- 文学作品の謎を解く「批評」の学習
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- 「型」の指導と「型」を使いこなす指導の併用が大切
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- 報告の書き方指導を根気よく繰り返す
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- 明治図書