特別活動研究 2000年10月号
学級活動研究授業の現状を改善する

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特別活動研究 2000年10月号学級活動研究授業の現状を改善する

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ジャンル:
特別活動
刊行:
2000年9月
対象:
小・中
仕様:
A5判 116頁
状態:
絶版
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目次

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特集 学級活動研究授業の現状を改善する
〈誌上シンポジウム〉学級活動研究授業の現状改善策に何を学ぶか
往復書簡/研究授業をめぐる問題状況と改善の方針を示す
往信1=学級活動(1)の研究授業を躊躇させているものは何か
近藤 憲一郎
返信1=活動のめやすとなる明確な物差しがないのが原因
末 文子
往信2=学級活動(1)の研究授業改善の三つの視点
近藤 憲一郎
返信2=柔軟な思考で研究授業に取り組む
末 文子
往復書簡を読んでの意見/学級活動研究授業改善案から何を学んだか
「躊躇」と「好んで」の差を考える
宮本 博規
日常の指導が見える研究授業を
木村 夏子
ポイントは学級会のイメージづくり
椙田 崇晴
内容(1)の実践が少なくなっている理由
草野 剛
研究の視点をどう見つけだしたらよいか?
松橋 浩行
学級活動研究授業実施のポイント
事前の準備段階で何が大切か
亀山 敦
授業の実施段階で何が大切か
目黒 明彦
授業の終了後で何が大切か
今井 直樹
研究授業を実力アップにつなげる工夫
授業実施者の学び方・力のつけ方
渋谷 修造
授業参観者の学び方・力のつけ方
長谷川 豊
研究集録からの学び方・力のつけ方
佐々木 雅代
学級活動の研究授業でどんな改善を図るか
低学年/仲間意識の芽を育てる
安田 潤子
低学年/話合いを深めるための手だて
岡田 直子
低学年/一年を見通した教育ビジョン
眞壁 淳一
低学年/学級活動の充実のために
佐藤 寿夫
中学年/継続的な取り組みを生かす研究授業
鈴木 靖彦
中学年/子供と作り上げる授業
宮澤 和義
中学年/事前の活動の充実
青木 元秀
中学年/外に発信する研究授業
原 輝智
中学年/授業は、事前から始まっている
野辺 祥子
高学年/今こそ改善の機会
糸屋 和憲
高学年/思い出のタイムカプセルを作ろう
新宅 隆
高学年/目的を明確にして、魅力ある題材で話合いを
江森 浩
中学校/生きて働く研究授業
秋月 道也
中学校/課題解決力を育てる
島村 明義
中学校/対立点が明確で、熱く意見を言い合う授業
間宮 茂
中学校/人間関係と自己決定
杉浦 美智子
研究大会報告
今回の全特活大会で何が話題になったか
上原 行義
今回の全中特活大会で何が話題になったか
山田 忠行
現地発研究会情報 (第7回)
鹿児島県小学校教育研究会特別活動部会
山口 幸三
月替わり特別活動実践情報/わが学級のイチ押し活動 (第7回)
GNA(グレート忍者アジラ)物語
赤坂 真二
月替わり特別活動実践情報/わが校のイチ押し実践 (第7回)
心も物も残る特別活動は父母の心に響く
西村 一夫
月替わり特別活動実践情報/わがサークルのイチ押し研究 (第7回)
一人一人の会員のよさを生かす『浦和特活の会』
佐藤 ちづる
特別活動伝言板
山田 浩一今村 正次生稲 勇
特別活動研究図書・私を動かした一冊 (第7回)
「われわれ」感情育成の原典
犬塚 文雄
〜K・レヴィン著『社会的葛藤の解決』(末永俊郎訳・東京創元社・1954年)〜
学級活動指導見直しのとっておきヒント集 (第7回)
話合い活動/「総合」に生かす話合い
橋本 定男
係活動/「となり」と学ぶ
丸山 正博
集会活動/集会は「ケ」から出発
松永 昌幸
学級活動の実践/自発的、自治的活動の効果的展開【低学年】 (第7回)
学校行事に低学年パワーを
遠矢 三佳
学級活動の実践/自発的、自治的活動の効果的展開【中学年】 (第7回)
学級を診断し、軌道修正を!
上田 淑子
学級活動の実践/自発的、自治的活動の効果的展開【高学年】 (第7回)
子どもの笑顔をよりどころに!! その2
並木 昌和
学級活動の実践/自発的、自治的活動の効果的展開【中学校】 (第7回)
子供の発想を大切にする活動づくり
石井 孝行
小学校特別活動の新研究課題は何か (第7回)
学校行事の教育的価値の検討
宮川 八岐
中学校特別活動の新研究課題は何か (第7回)
特別活動の基礎・基本と社会性の育成
森嶋 昭伸
特色ある学校づくりと特別活動 (第7回)
地域の特色や文化と特色ある学校づくり
児島 邦宏
編集後記
安藤

編集後記

 今回の教育課程の改訂において、学級活動では、1自らよりよい学級や学校生活を目指して諸問題の解決に取り組む活動の重視、2将来へ向けて生きる態度の形成、3心身の健康や学校給食に関する指導の充実、など新しい課題が示されました。

 こうした課題の中で、自発的、自治的活動を充実したものとする指導法の開発が特に求められることになりました。

 その開発にかかわって研究授業は大きな役割を果たすことになります。この研究授業については、成功した学級会の明確なイメージを共有することやそれまでの指導の流れを明示した研究授業の位置を示すことなど、今まで少なかった工夫が一層必要だといわれています。

 こうした前提を踏まえておかないと、研究の深まりを果たせないことも出てくるのではというわけです。

 本号では、学級活動研究授業の現状を踏まえて、どのような改善を図るべきなのか、その具体的提案をお示しいただきました。

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