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道徳教育
2025年9月号
いますぐ書店に行きたくなる 絵本×道徳パーフェクトガイド
刊行:
2025年8月4日
ジャンル:
道徳
対象:
小・中
明治図書
絵本を使った道徳の授業のやり方が具体的に書かれてあり、追試しやすく、すぐ実践に移せた。
2025/10/15
30代・小学校教員
絵本には力がある、と思っている。だからこそ、絵本を道徳の授業で使用したことがある。しかし、力があるからこそ授業をしているとその力に負けてしまうことがある。それは絵本の解釈や活用の仕方が悪いということ。そうならないように授業者として押さえておかないといけないことを考えることのできる内容であった。
2025/10/6
U-Tchallenge
今回の『絵本活用名人のマイベスト授業とおススメ図書』を読み、改めて「絵本の力は無限大だ」と感じました。絵本と道徳授業をつなぐ先生方の実践の数々に、ページをめくるごとに心が温かくなり、授業づくりへの意欲が湧いてきました。
なかでも大野睦仁先生の『りんごがひとつ』の実践は圧巻でした。身近な生活の場面と絵本を自然につなぎ、子どもたちが「自分ごと」として考えられるように仕掛けられています。抽象的な価値を語るのではなく、日常の延長線上に学びを置く大野先生の工夫は、誰もが真似したくなる実践だと感じました。
さらに、戸来友美先生の「道徳の授業に絵本の力をかりてみませんか?」は、読みながら胸が高鳴りました。絵本のもつ「やさしく子どもの心に入り込む力」を、余すことなく授業に活かしていこうとする熱意が伝わり、「自分の教室でも今すぐやってみたい!」と思わせてくれる説得力があります。理論と実践をつなげる文章のわかりやすさも秀逸で、読み終えたあと背中を押されるような感覚を覚えました。
そして、藤原友和先生の『くまとやまねこ』を用いた友情の授業は、今回もっとも心に残りました。友情という大テーマを、抽象ではなく絵本の豊かな物語世界を通して考えさせる構成はまさに芸術的です。子どもが「友だちって何だろう?」と自分の内面を見つめ直すきっかけを与えるその授業は、道徳の真髄そのものだと感じました。藤原先生の記事を読んだとき、「こんな授業を自分もつくりたい」と心から思いました。
もちろん、ほかの先生方の記事もそれぞれに深い学びがありましたが、とりわけ大野先生、戸来先生、藤原先生の3本は、道徳授業に悩む多くの教師にとって「道しるべ」となるものだと思います。本全体を通して、「絵本で子どもの心を開く」という確かな可能性を実感しました。
この1冊を読み終えて、私自身も次の授業でどの絵本を手に取り、どう子どもたちに届けようかと、心がワクワクしています。
2025/9/20
マープ
絵本を英語の授業で使用することがあります。道徳はすべての教科と結びついています。非認知能力を育てるための一つの手段として、絵本は有効であると考えています。
2025/9/7
40代 研修主任
実際の授業の流れが分かりやすく、実際の授業が目に浮かぶようでした。私も道徳に絵本を活用することがあり、選書の参考になりました。
2025/8/30
40代・小学校教員
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なかでも大野睦仁先生の『りんごがひとつ』の実践は圧巻でした。身近な生活の場面と絵本を自然につなぎ、子どもたちが「自分ごと」として考えられるように仕掛けられています。抽象的な価値を語るのではなく、日常の延長線上に学びを置く大野先生の工夫は、誰もが真似したくなる実践だと感じました。
さらに、戸来友美先生の「道徳の授業に絵本の力をかりてみませんか?」は、読みながら胸が高鳴りました。絵本のもつ「やさしく子どもの心に入り込む力」を、余すことなく授業に活かしていこうとする熱意が伝わり、「自分の教室でも今すぐやってみたい!」と思わせてくれる説得力があります。理論と実践をつなげる文章のわかりやすさも秀逸で、読み終えたあと背中を押されるような感覚を覚えました。
そして、藤原友和先生の『くまとやまねこ』を用いた友情の授業は、今回もっとも心に残りました。友情という大テーマを、抽象ではなく絵本の豊かな物語世界を通して考えさせる構成はまさに芸術的です。子どもが「友だちって何だろう?」と自分の内面を見つめ直すきっかけを与えるその授業は、道徳の真髄そのものだと感じました。藤原先生の記事を読んだとき、「こんな授業を自分もつくりたい」と心から思いました。
もちろん、ほかの先生方の記事もそれぞれに深い学びがありましたが、とりわけ大野先生、戸来先生、藤原先生の3本は、道徳授業に悩む多くの教師にとって「道しるべ」となるものだと思います。本全体を通して、「絵本で子どもの心を開く」という確かな可能性を実感しました。
この1冊を読み終えて、私自身も次の授業でどの絵本を手に取り、どう子どもたちに届けようかと、心がワクワクしています。