明治図書文庫30
万葉の歌びとたち―愛とロマンの世界

明治図書文庫30万葉の歌びとたち―愛とロマンの世界

万葉人の率直な生き方を物語風に描く

万葉集を身近な人間ドラマとしてとらえるための一冊。時代背景や人と人とのつながりを中心にまとめ、和歌の訳はもちろん、歌にまつわるエピソードも満載し、学習の手助けとしても読み物としても楽しめる。


電子版価格: 440円(税込)

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ジャンル:
学習教材
配信:
2015年3月17日
対象:
小・中
仕様:
文庫判
状態:
電子書籍
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目次

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序にかえて
あけぼのの万葉─万葉第一期
聖徳太子逝く
うまし国ぞ
入鹿の横暴
入鹿を討て
大化の改新
悲劇の序曲
有間皇子の悲劇
まさきくあらば──
今はこぎ出でな
うつせみも嬬を争ふらしき
三輪山をしかも隠すか
紫のにほへる妹
壬申の乱前夜
青旗の木旗の上を
壬申の乱
花ひらく万葉─万葉第二期
大君は神にしませば
大津皇子──大津皇子と草壁皇子の確執
暁露にわが立ちぬれし──大津皇子の悲劇の死
衣ほしたり天の香具山──持統天皇、藤原京をきずく
さわらびのもえいづる春──志貴皇子、春のよろこびを歌う
東の野にかぎろひの立つ見えて──柿本人麻呂、天皇を歌う
夕波千鳥──柿本人麻呂、大津宮をしのんで歌う
人麻呂の旅と愛と──柿本人麻呂、旅先から妻をしのんで歌う
あけのそほ船沖にこぐ見ゆ──高市黒人、旅を歌う──旅の歌。
奈良の都へ…… ──元明天皇、平城京に遷都
妹が待ちつつあらむ──人麻呂の死
咲きにおう万葉─万葉第三期
青丹よし奈良の都──新しい都……平城京
何ぞこの児のここだ愛しき──東歌の愛のしらべ
馬かはば妹かちならむ──名もなき貧しき人々の歌
貧しき人々──疫病と凶作と浮浪人と
飢え寒からむ──山上憶良の「貧窮問答歌」
まされる宝子にしかめやも──憶良、家族への愛を歌う
名は立てずして──山上憶良の悲しみと死
酒をほめる──大伴旅人の苦悩
人もなき空しき家──大伴旅人、都へ帰る
奈良時代前期──藤原氏の勢力が強まる
富士の高嶺に雪はふりける──山部赤人、富士を歌う
鶴鳴きわたる─山部赤人、和歌の浦と吉野を歌う
一夜宿にける──赤人の自然への愛
来むとは待たじ──坂上郎女の恋
うつろいゆく万葉─万葉第四期
この降る雪のうれしからまし──藤原氏の衰微
わが子羽ぐくめ──遣唐使の歌
万葉の編集始まる──そのころ、藤原広嗣反乱
命あらば逢うこともあらむ──狭野茅上娘子の激しい恋の火
早帰りませ恋死なぬとに──はげしく恋いしたう二人
ほとほと死にき君かと思ひて──狭野茅上娘子、なげきを歌う
大仏開眼──東大寺の大仏成る
遊ぶ今夜は──若き日の大伴家持
かしこき人──大伴家持をめぐる女たち
天放る鄙に下り来──大伴家持、越中の国守となる
情悲しも──大伴家持、心のさびしさを歌う
我が妻はいたく恋ひらし──防人、別れの悲しみを歌う
剣太刀いよよとぐべし──大伴家持の家名を守る苦心
萩の花ともにかざさず──大伴家持の希望絶たれる
いや重け吉事──大伴家持、万葉集最後の歌を歌う
のちの日々──その後の大伴家持
解説 万葉集の成立と特色
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