- まえがき
- 一 間違いだらけの文章作法
- 1 文章には決まった型はない?
- 2 むずかしい文章は高級?
- 3 抽象的な文章は高級?
- 4 やさしい文章は低級?
- 5 名文を書くには文学的センスが必要?
- 6 文章は話すように書け?
- 7 文法を知っていると文章が楽に書ける?
- 8 文章は書いているうちに発展する?
- 9 事実と意見は区別して書け?
- 10 論文は客観的に書け?
- 二 論文の本質と内容
- 11 論文の条件
- 12 論文の種類
- 13 論文の構成
- 三 論文の書き方
- 14 四段構成が文章構成の基本
- 15 四段構成の文章例
- 16 論文を書く手順と要点
- 17 エッセイ等への応用法
- 四 文章の細部を整えよう
- 18 段落のっくり方
- 19 具体的記述と抽象的記述との役割の違い
- 20 主語と述語の呼応に注意しよう
- 21 「である」調と「ですます」調と「だ」調と
- 22 接続語は筆者の決断を示す
- 23 便利な言葉に頼らない
- 24 「こと」や「もの」を言い替えよう
- 25 バイアス・ワード(傾向言語)に注意しよう
- 26 途中で悩んだら「どうせ紙くず」と考えよう
- 27 推敲は音読をくりかえして
- 28 他人の批評は黙って聞こう
- 29 句読点の付け方
- 30 同訓の漢字の使い分け方
- 31 漢字とかなの書き分け方
- 32 数字の書き表し方
- 33 参考文献の記載の仕方
- 五 文体とは何か
- 34 羽仁五郎の文体――事実を熱烈に
- 35 中野重治の文体――ゆっくりと重く
- 36 丸山真男の文体――精緻な思考で
- 37 小田実の文体――饒舌体の創始者
- 38 本多勝一の文体――事実をクールに
- 六 筆記用具の話
- 39 原稿用紙の使い方
- 40 万年筆とシャープとエンピツと
- おわりに
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- 明治図書