教育新書5
授業成立入門
教室にドラマを!

教育新書5授業成立入門教室にドラマを!

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なぜ授業が成立しないのか。荒れた学級の原因を分析し,教室にドラマを演出することで生まれる「心のひびきあう学級」づくりを基礎として授業を創造する。


復刊時予価: 2,959円(税込)

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-909511-7
ジャンル:
教育学一般
刊行:
15刷
対象:
小・中・他
仕様:
新書判 216頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

もくじ

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はじめに
一 一人のなかの「二人の自分」
――子ども感ということ
1 「荒れる」子どもの「荒れない」部分
2 よい子、悪い子、普通の子というレッテル貼り
3 「もう一人の自分」への共感と要求
二 まなざし(微笑)を共有して向かい合うこと
1 「眼」と「まなざし」の違い
2 まなざしで「向かい合う」ものと「向かい合わない」もの
3 人間が「人間になる」ことの原点
4 「指さし」による共有世界の拡大―人間が「人間になる」道すじ
5 身体で語り、身体にかける
6 身体で応える学習主体
三 学習主体を育てる指導とは何か
1 自発主義か、厳罰主義か―二つの信仰
2 身(心)に介入して変えるということ
3 「否定」のなかに「肯定」を発見すること
4 自己自身との闘いにすること
5 班(かかわり合い)への評価活動
6 「達成の歴史づくり」としての評価活動
7 学級の自己指導力ということ
四 授業の成立は学級づくりとともに始まる
1 対面し、うなずき、「わからない」を出す主体
2 思考し、表現し、練習する主体
3 授業成立の教授原則
(1)教授と学習の統一――「教える」ことと「学ぶ」ことの統一
(2)認識と練習の統一――「わかる」ことと「できる」ことの統一
(3)陶冶と訓育の統一――ひとりで「わかる・できる」とみんなで「わかる・できる」の統一
4 授業がドラマとして成り立つとき
五 子どもに切り込む指導案を構想する
1 教えねばならないもの(教科内容)とは何か
2 教えねばならないものを「教えたい」ものにする教材・教具・解釈づくり
3 教えたいものを学びたいものに転化する発問づくり
4 発問による一点への限定(指さし)
5 発問による対立・分化の予想――学習集団内部に「問い」を設定する
6 発問によるきりかえし・からみあいの構想
六 授業展開のタクト
――真理・真実の共有へ
1 指導案とタクト
2 理論と実践の媒介項としてのタクト
3 答にからみ、答から始める(教育的タクト その1)
4 つまずきを拾って深める(教育的タクト その2)
5 班(小集団)におろして広げる(教育的タクト その3)
6 接続語でかかわり合いをつくる(教育的タクト その4)
七 授業における対話と問答
1 「教育的交わり」ということ
2 授業そのものの対話性
3 説得的に語りかけること
4 対話=問答の自己運動
八 教えることの技術と教師の徳
1 教師における技術と徳――名医、名優とともに
2 教師が教師になるときに、子どもが子どもになる
「主人公になれ」――結びにかえて
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