小学校新学習指導要領の展開 特別支援教育編
附幼稚園教育 平成20年版

小学校新学習指導要領の展開 特別支援教育編附幼稚園教育 平成20年版

好評3刷

新学習指導要領のねらいを具体化する完全ナビ&ガイド!

多様な障害のある子どもたちの実態に応じた新しい教育構想を反映した指導計画づくりと教育課程運営の具体例を満載して、多くの小学校現場の特別支援教育充実の手立てを明示しました。これからの特別支援教育推進の基本図書です。


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ISBN:
978-4-18-839516-5
ジャンル:
学習指導要領・教育課程特別支援教育
刊行:
3刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 212頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2019年11月19日
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目次

もくじの詳細表示

まえがき
T 小学校学習指導要領と特別支援教育の展開
§1 総則等における特別支援教育にかかわる規定
1 総則
2 生活科
3 特別活動
§2 学習指導要領解説 総則編における特別支援教育にかかわる説明
1 障害のある児童の指導
2 交流及び共同学習
§3 特別支援教育コーディネーターの役割
1 特別支援教育コーディネーターの養成
2 特別支援教育コーディネーターの研修
3 特別支援教育コーディネーターの活動<1>(地域コーディネーター)
4 特別支援教育コーディネーターの活動<2>
§4 校内委員会の設置,運営
1 校内委員会の設置,役割
2 校内委員会の設置,運営<1>「柔軟に対応できる組織をめざして」
3 校内委員会の設置,運営<2>
§5 特別支援学校との連携
1 特別支援学校のセンター的機能
2 特別支援学校の地域への支援
3 センター的機能の活用
§6 個別の指導計画の作成
1 個別の指導計画の作成の意義と手順
2 個別の指導計画の具体例<1>
3 個別の指導計画の具体例<2>
§7 特別支援学級の経営
1 特別支援学級の経営
2 教育課程の編成
3 個別の指導計画の作成と授業の展開<1>
4 個別の指導計画の作成と授業の展開<2>
5 交流及び共同学習
6 通常の学級への支援<1>
7 通常の学級への支援<2>
§8 通級指導教室の経営
1 通級指導教室の経営
2 個別の指導計画の作成と授業の展開<1>
3 個別の指導計画の作成と授業の展開<2>――通級指導教室の担当者の立場から――
4 通常の学級担任との連携<1>
5 通常の学級担任との連携<2>
6 通常の学級担任との連携<3>
7 通常の学級への支援
U 幼稚園教育要領と特別支援教育の展開
§1 特別支援教育に関する幼稚園教育要領での規定
1 幼稚園教育要領での規定の経過
2 幼稚園教育要領での新たな展開
§2 コーディネーター指名や校内委員会設置等の実施状況
1 特別支援教育体制整備状況
2 幼稚園での実施の実態
§3 障害のある幼児への取り組みの実際<1>
1 幼稚園における支援体制
2 支援に際しての連携体制
§4 障害のある幼児への取り組みの実際<2>
1 本園の実態
2 本園での実践
3 おわりに
§5 障害のある幼児への取り組みの実際<3>
付録 小学校学習指導要領「総則」

まえがき

 学校教育法の改正により,特別支援教育が,制度的に位置づけられ,全国の小学校等において,校内委員会が設置され,特別支援教育コーディネーターが指名され,校内支援体制が構築され,その機能が,発揮されてきている。

 そして,幼稚園教育要領,小学校学習指導要領が改訂され,新しい教育課程の編成が進められつつある。

 本書は,このような教育の大きな転換期にシリーズ「小学校新学習指導要領の展開」の中の一冊で,「特別支援教育編」としてまとめたものである。

 小学校学習指導要領の総則には,障害のある児童などについては,個々の児童の障害の状態等に応じた指導内容や指導方法の工夫を計画的,組織的に行うこと,特別支援学級又は通級による指導については,教師間の連携に努め,効果的な指導を行うこと,障害のある幼児児童生徒との交流及び共同学習の機会を設けることなどが規定されている。

 幼稚園教育要領の総則には,障害のある幼児の指導に当たっては,個々の幼児の障害の状態などに応じた指導内容や指導方法の工夫を計画的,組織的に行うこと,特別支援学校などの障害のある幼児との活動を共にする機会を積極的に設けるよう配慮することなどが規定されている。

 これらのことを踏まえ,本書では,幼稚園,小学校における特別支援教育を推進するために必要な具体的な内容を次のようにまとめてある。

T 小学校学習指導要領と特別支援教育の展開

 ここではまず,学習指導要領及びその解説における特別支援教育にかかわる規定,解説について説明してある。

 そして,特別支援教育コーディネーターの役割,校内委員会の設置,運営,特別支援学校のセンター的機能,個別の指導計画の作成について説明を加え,実践事例を紹介してある。

 さらに,特別支援学級の経営,教育課程の編成について説明し,実践事例を紹介してある。また,通級指導教室(通級による指導)の経営について説明し,実践事例を紹介してある。

U 幼稚園教育要領と特別支援教育の展開

 ここではまず,特別支援教育に関する幼稚園教育要領での規定について説明し,特別支援教育コーディネーターの指名,校内委員会設置等の状況を紹介してある。

 そして,障害のある幼児への取り組みの実際を3例紹介してある。

 特別支援教育は,新たに障害のある幼児児童生徒を作り出すことでも選び出すことでもなく,改めて一人一人の幼児児童生徒をよく見つめ,それぞれの幼児児童生徒に適切な教育を進めることである。まずは,現状で「できること」から始め,条件整備を進めながら,一歩一歩前進することを考える必要がある。

 特別支援教育の理念の中に「特別支援教育は,障害のある幼児児童生徒への教育にとどまらず,障害の有無やその他の個々の違いを認識しつつ様々な人々が生き生きと活躍できる共生社会の形成の基礎となるものであり,我が国の現在及び将来の社会にとって重要な意味を持っている。」と記されている。

 幼稚園,保育所,小学校等の多くの関係の方々に本書が活用されることを願うとともに,本書の内容が,幼稚園,小学校における特別支援教育の推進に参考となり役立つことがあれば望外の幸である。

 ご多用の中,ご執筆いただいた方々に心から感謝するとともに,企画,編集,校正を担当してくださった明治図書編集部の安藤征宏氏に謝意を表する次第である。


  平成21年2月10日   編著者 /大南 英明

著者紹介

大南 英明(おおみなみ ひであき)著書を検索»

前中央教育審議会特別支援教育部会主査放送大学客員教授

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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