『365日の全授業』DX 中学校数学

『365日の全授業』DX 中学校数学

新刊

総合71位

日々(365日)の授業で、1人1台端末をもっと手軽に!

好評『365日の全授業』シリーズのICT活用版。1人1台端末を活用した、日常的に実践できる授業事例を集めました。タブレット×作図ツール、ノートPC×統計ソフトなど実践のバラエティが豊富で、アプリを活用した共有、振り返りの仕方なども詳しくわかります。


紙版価格: 2,376円(税込)

送料・代引手数料無料

電子書籍版: 未販売

電子化リクエスト受付中

電子書籍化リクエスト

ボタンを押すと電子化リクエストが送信できます。リクエストは弊社での電子化検討及び著者交渉の際に活用させていただきます。

ISBN:
978-4-18-810124-7
ジャンル:
算数・数学
刊行:
対象:
中学校
仕様:
B5判 112頁
状態:
在庫あり
出荷:
2022年8月16日
テキスト採用品見本お申込みはこちらから

目次

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 授業DXのポイント
1 6つの視点で子どもの活動を生み出す
2 中学校数学科の指導における ICTの活用を問い直す
3 フィルターを通してICTを活用すべき場面を見つけ出す
第2章 授業DXの実践例
1年
4倍になるのは何年後か求めよう
【方程式】
反比例のグラフをかこう
【比例と反比例】
条件にあてはまる三角形をかこう
【平面図形】
立体を仲間わけしよう
【空間図形】
時間の感覚について調べよう
【データの活用】
よりよい記録にする方法を考えよう
【データの活用】
硬貨を投げたときの表と裏の出方について考えよう
【データの活用】
2年
数当てマジックの種明かしをしよう
【式の計算】
一次関数の式を求めよう
【一次関数】
面積の変化について考えよう
【一次関数】
証明の間違いを直そう
【図形の調べ方】
平行四辺形の性質の逆を考えよう
【図形の性質と証明】
四角形と面積が等しい三角形をつくろう
【図形の性質と証明】
8月の日最高気温の傾向を捉えよう
【箱ひげ図とデータの活用】
箱ひげ図で分布の傾向を読み取ろう
【箱ひげ図とデータの活用】
箱ひげ図とヒストグラムを対応させよう
【箱ひげ図とデータの活用】
どちらがあたりやすいか考えよう
【確率】
3年
正方形の面積と辺の長さを求めよう
【平方根】
関数y=ax^2のグラフについてまとめよう
【関数y=ax^2】
三角形を台形に変えてみよう
【図形と相似】
相似な立体の体積を比べよう
【図形と相似】
タイムカプセルを見つけよう
【円】
直角三角形の3辺の長さの関係を調べよう
【三平方の定理】
国語辞典の見出し語の総数を調べよう
【標本調査】

はじめに

 本書を手に取ってくださり,ありがとうございます。

 本書は,私が数学的活動普及促進委員会のメンバーとまとめた書籍『板書&展開例でよくわかる 数学的活動でつくる365日の全授業 中学校数学』全6巻(明治図書,2021)から新たに生まれた1冊です。幸いにも本シリーズは好評をいただき,「使っていますよ」という連絡が多くの先生方から届いています。本当にうれしい限りなのですが,この「使っていますよ」について気がかりなことがありました。私はこの本の中で読者に,「あなたが指導する子どもの顔を思い浮かべ,『自分だったらどうするか』という批判的思考を働かせるためのたたき台として活用してください」と投げかけました。書籍に掲載した指導事例の「再現」ではなく「アレンジ」を提案したわけです。それがどんな形で実現されているのかいないのか,ずっと気になっていました。

 そんなとき,コロナ禍の影響もあって,文部科学省のGIGAスクール構想が急速に進展し,全国の中学校で1人1台端末が現実のものとなりました。私もその活用方法について相談を受ける機会が増えたことで,「ICTの活用という視点から,あの本のアレンジに取り組んでいる先生もいるのではないだろうか」と考えるようになったのです。そこで数学的活動普及促進委員会のメンバーを通じて,中学校数学科の指導にかかわる先生方に声をかけたところ,予想していたより多くの方から「やっていますよ」という回答が返ってきました。だったら,そうした取組をより多くの先生方と共有することで,さらに新たなアレンジを生み出し,数学的活動の裾野を広げるための芽にできないだろうか…,本書の計画はここから始まりました。

 本書第2章では,この「やっていますよ」と手をあげてくれた先生方からの提案を「授業DXの実践例」としてまとめました。ICTを活用した「優れた取組」というより,一気に教室に広がったICTをどう活用するかを日々模索する先生方の「現在進行形の取組」としてお読みいただければと思います。そして,再度「自分だったらどうするか」を考えてみてください。

 また,これに先立つ第1章では,「授業DXのポイント」として,第2章を読む前に知っておいてもらいたい2つのことをまとめました。1つは数学的活動の授業デザインに関する復習です。これについては前掲書でも説明しましたが,第2章を読むための必須事項のみコンパクトにまとめてあります。もう1つは,ICTの活用についての基本的な考え方です。ICT万能論からの脱却と,ICTを本当に活用できる場面を洗い出すために活用してほしい「4枚のフィルター」についてまとめてあります。

 最後になりましたが,各実践例のアイデアを紙面で具体化するために,最大限の自由と的確なアドバイスをくださった明治図書出版株式会社の矢口郁雄氏に,心から感謝申し上げます。


  2022年7月   /永田 潤一郎

著者紹介

永田 潤一郎(ながた じゅんいちろう)著書を検索»

1962年東京都出身。千葉大学大学院教育学研究科数学教育専攻修了。1988年から千葉県内の県立高校と千葉大学教育学部附属中学校に17年間勤務。2005年から文部科学省初等中等教育局教育課程課で教科調査官として平成20年に告示された学習指導要領の改訂や学習指導要領解説の作成等を担当すると共に,国立教育政策研究所で教育課程調査官・学力調査官として研究指定校の指導や評価規準の作成,全国学力・学習状況調査の問題作成及び分析等に取り組む。

千葉県教育庁指導課教育課程室に勤務した後,2012年から文教大学教育学部で教員養成に携わりながら,全国各地で行われる研究会や研修会に積極的に参加して,学校現場の先生方と学び合う機会を大切にしている。現職は文教大学教授。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
読者アンケート回答でもれなく300円分のクーポンプレゼント!

ページトップへ