目次
- はじめに
- 本書の特長と活用の仕方
- 学習指導要領とこれからの図画工作科教育
- 第１章 ２年生の実践のポイントとアイデア
- (１) わたしの ガラスのくに 【表現１】
- (２) ぷかぷか ゆったり 【表現２】
- (３) はってはって○シール 【表現１】
- (４) まいてまいて，まいてみよう！ 【表現１】
- (５) ためして うつして 自慢のはんこやさん 【表現１】
- (６) かちかっちんでつなごう～不思議な形の生物○○～ 【表現２】
- (７) チョークのまほう使い 【表現２】
- (８) わくわく さんぽ道 【表現１】
- (９) たんけんグッズ 【表現２】
- (10) いろいろモンスター 【表現１】
- (11) うつして ペッタン 【表現２】
- (12) かくれ忍法 カメレオン!! 【表現１】
- (13) おかしの国のパレード 【表現２】
- (14) 自然からのおくりもの 【表現２】
- (15) 季節のたから箱 【表現１】
- (16) 大きな 大きな 生きものランド 【表現２】
- (17) きらきら 【表現２】
- (18) ○○先生をすくえ～お話をつくって～ 【表現１】
- (19) あわあわ色々すてきな世界 【表現２】
- (20) ワクワクひょうたん島 【表現２】
- (21) お花のジャングルで遊んだよ 【表現２】
- (22) かにとりは楽しいな 【表現２】
- (23) ～といっしょ 【表現２】
- (24) あげたいな，プレゼント～ふたを開けたら～ 【表現２】
- (25) 春のようせい 【表現２】
- (26) ＣＧステンドグラス 【表現２】
- (27) ウッドランドをつくろう！ 【表現２】
- (28) 虹色どうぶつ 【表現２】
- (29) あわせて トントン 【表現１】
- (30) しずくのぼうけん 【表現２】
- (31) ドライブに行こう 【表現２】
- (32) ○○山へたんけんへ行こう 【表現２】
- (33) 空をとんで 夢の国 大発見 【表現２】
- (34) 海王丸にのったら 【表現２】
- (35) すてきな なかまと なかよくしよう 【表現２】
- (36) 住んでみたいな，こんな島！ 【表現２】
- (37) ひろげよう つなげよう わたしたちの夢の世界 【表現２】
- (38) いろんな 窓から こんにちは！ 【鑑賞】
- (39) スペシャルタウンをつくろう！ 【表現２】
- (40) クルックルック～まわすと変わるふしぎなお皿～ 【表現２】
- (41) 交通安全のランドセルカバーをつくろう 【表現１】
- (42) 彫刻家になろう 【表現２】
- (43) てんで あらわそう 【表現２】
- (44) 行ってみよう！ 夢の国 【鑑賞】
- (45) あつまれ みんなの色・かたち 【表現２】
- (46) どんどん彫刻美術館探偵 【鑑賞】
- (47) 造形フェスティバルをしよう 【表現１】
- 第２章 ２年生の表現と授業
- (１) 造形表現によって育つもの～その意義と発達の特徴～
- (２) 造形表現の発達について～造形表現活動をとらえる手がかりとして～
- (３) 授業のポイント
- (４) 指導のポイント
はじめに
社会的に自立していくために実生活，実社会において不可欠な知識・技能や義務教育段階及びそれ以降の学習を進めていく上で共通の基盤となる知識・技能など，確かな学力が求められている。
そこで本シリーズでは，図画工作で資質や能力の育成を目指して教材のアイデアや授業づくりのポイントを中心に構成することにした。そのため，日頃より熱心に造形教育に力を注いでおられる先生方を中心に執筆をお願いし，ご協力いただいたのが，この『資質・能力を育む 新図工科授業づくりのアイデア集──指導と評価のポイント』（学年別・全６巻）である。
・活動の対象や内容が関心・意欲を喚起する教材や授業であれば，子どもたちは主体的につくり，つくり変え，つくり続ける。
・子どもが主体的に取り組める授業づくりの工夫をすれば，一人一人の子どもがもてる力を発揮し，働かせることができる。
・共感的に支援すれば，自分らしさのある活動や表現ができ，自信がもてるようになる。
といった３つのことを背景にしながら，本シリーズの作成にあたった。この中で紹介しているアイデアをそのまま使うよりは担当の目の前の子どもたちを凝視しながら，効果的に活用していただければ幸いである。
授業での学びの実現状況を４つの観点で把握し，評価を適切な指導の展開，充実に生かすことに努めてほしい。
「面白そうだ，やってみたい」に始まり，「できた，見てほしい」「また，やりたい」を積み重ねていく中で，子どもたちがもてる資質や能力を発揮し，主体的に活動を展開し，つくり出す喜びを実感してもらうことを願ってやまない。
最後になりましたが，このシリーズの出版にあたり，多くの先生方のご協力と明治図書出版の石塚嘉典様，吉田茜様，有海有理様のご尽力に対して深く感謝いたします。
2007年７月 編 者
それぞれの手順に対応した支援と評価のポイントが詳しく書かれているので、ポイントを押さえてスムーズに授業を進めることができ、助かっています。
次は、年賀状に役立つように、「ためして うつして 自慢のはんこやさん」を実践してみようかと思っています。