資質・能力を育む 新図工科授業づくりのアイデア集 1年編
指導と評価のポイント

資質・能力を育む 新図工科授業づくりのアイデア集 1年編指導と評価のポイント

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評価や支援の観点を明確化。授業の流れも簡潔でわかりやすい。

本シリーズは、図画工作で資質や能力の育成を目指して教材のアイデアや授業づくりのポイントを中心に構成している。この1年編では、ぐにゅぐにゅペーパー粘土、まどにお絵かき!かざぐるまをつくろうなど子どもたちの発達段階を考慮した45の実践例を紹介している。


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ISBN:
978-4-18-790114-5
ジャンル:
図工・美術
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 116頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

はじめに
本書の特長と活用の仕方
学習指導要領とこれからの図画工作科教育
第1章 1年生の実践のポイントとアイデア
(1) 砂場ランドをつくろう 【表現1】
(2) つるつる ぬるぬる 【表現1】
(3) こねこね ペタペタ いいかんじ 【表現1】
(4) ぐにゃぐにゃころころ 土粘土 【表現1】
(5) ぐにゅぐにゅ ペーパー粘土 【表現1】
(6) ふわふわ粘土で なにができるかな 【表現1】
(7) 眠りからさめた粘土 【表現1】
(8) シールでぺったん 【表現1】
(9) ぺったん王国を色でいっぱいにしよう! 【表現1】
(10) ひろがれ! みんなのワン★ツーランド 【表現1】
(11) パスでこなこなアート 【表現1】
(12) チョークのまほう使い 【表現1】
(13) つんでつんで 【表現1】
(14) ひもを使って 〜むすぶ・つなぐ力を生かす〜 【表現1】
(15) 並べて つないで@ 【表現1】
(16) 並べて つないでA 【表現1】
(17) さんぽ道 まよい道 【表現1】
(18) 虹のもようをかいて 【表現1】
(19) キラキラのせかい 【表現1】
(20) 「虫」をさがそう 【表現1】
(21) どこでも号 GO! 【表現1】
(22) 気になる木 【表現1】
(23) 秋のプレゼント 【表現1】
(24) しゃぼん玉どこへ 【表現1】
(25) まどに お絵かき! 【表現2】
(26) 光がはじけて出てきたら 【表現2】
(27) きれいな紙を使って 〜なにができるかな〜 【表現2】
(28) 雨の日も好き 【表現2】
(29) 大きなくじらに飲みこまれちゃった 〜おはなしの絵〜 【表現2】
(30) 大きなかぶ 【表現2】
(31) 秋のカーテンをつくろう 【表現2】
(32) つつんで つないで 大変身 〜カーテン王国へようこそ〜 【表現2】
(33) もっとつくりたい! 〜つくることの楽しさを味わう〜 【表現2】
(34) ひろがれ1の1タウン 【表現2】
(35) 思い出ボックス 【表現2】
(36) ニョキニョキ なーんだ 【表現2】
(37) 紙トンボをつくろう@ 【表現2】
(38) 紙トンボをつくろうA 【表現2】
(39) かざぐるまをつくろう 【表現2】
(40) へんしん人形 【表現2】
(41) まる マル ○ 【鑑賞】
(42) 「いいな」発見たい!@ 〜おたがいの「よさ」を発見しよう〜 【鑑賞】
(43) 「いいな」発見たい!A 〜幼小の交流活動〜 【鑑賞】
(44) 子ども美術館へ,ようこそ! 【表現2・鑑賞】
(45) いろ・いろ・美術館 【表現1・鑑賞】
第2章 1年生の表現と授業
(1) 造形表現によって育つもの 〜その意義と発達の特徴〜
(2) 造形表現の発達について 〜造形表現活動をとらえる手がかりとして〜
(3) 授業のポイント
(4) 指導のポイント

はじめに

 社会的に自立していくために実生活,実社会において不可欠な知識・技能や義務教育段階及びそれ以降の学習を進めていく上で共通の基盤となる知識・技能など,確かな学力が求められている。

 そこで本シリーズでは,図画工作で資質や能力の育成を目指して教材のアイデアや授業づくりのポイントを中心に構成することにした。そのため,日頃より熱心に造形教育に力を注いでおられる先生方を中心に執筆をお願いし,ご協力いただいたのが,この『資質・能力を育む 新図工科授業づくりのアイデア集──指導と評価のポイント』(学年別・全6巻)である。

  ・活動の対象や内容が関心・意欲を喚起する教材や授業であれば,子どもたちは主体的につくり,つくり変え,つくり続ける。

  ・子どもが主体的に取り組める授業づくりの工夫をすれば,一人一人の子どもがもてる力を発揮し,働かせることができる。

  ・共感的に支援すれば,自分らしさのある活動や表現ができ,自信がもてるようになる。といった3つのことを背景にしながら,本シリーズの作成にあたった。この中で紹介しているアイデアをそのまま使うよりは担当の目の前の子どもたちを凝視しながら,効果的に活用していただければ幸いである。

 授業での学びの実現状況を4つの観点で把握し,評価を適切な指導の展開,充実に生かすことに努めてほしい。

 「面白そうだ,やってみたい」に始まり,「できた,見てほしい」「また,やりたい」を積み重ねていく中で,子どもたちがもてる資質や能力を発揮し,主体的に活動を展開し,つくり出す喜びを実感してもらうことを願ってやまない。


 最後になりましたが,このシリーズの出版にあたり,多くの先生方のご協力と明治図書出版の石塚嘉典様,吉田茜様,有海有理様のご尽力に対して深く感謝いたします。


  2007年7月   編  者

著者紹介

岩ア 由紀夫(いわさき ゆきお)著書を検索»

1949年生まれ。大阪教育大学大学院教育学研究科修了。

現在,大阪教育大学教育学部教授。

専攻:美術教育学,児童造形論

竹井 史(たけい ひとし)著書を検索»

1959年生まれ。神戸大学大学院教育学研究科修了。

現在,富山大学人間発達科学部教授。

専攻:美術教育,幼児教育(造形・遊び)

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書

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