- はじめに
- 第T章 家庭科の目標と指導計画
- 1 家庭科の目標
- 1 学習指導要領の改訂と家庭科
- 2 家庭科の目標
- 2 指導計画の作成
- 1 指導計画作成上の配慮事項
- 2 年間指導計画の作成
- 3 年間指導計画例「第5学年」
- 4 年間指導計画例「第6学年」
- 第U章 第5学年の内容
- 1 被服の内容
- 1 日常着の目的に応じた着方
- 2 簡単な手入れ
- 3 簡単な小物及び袋の製作
- 2 食物の内容
- 1 食品と栄養素
- 2 簡単な調理
- 3 簡単な会食
- 3 家族の生活と住居の内容
- 1 家族の仕事や役割
- 2 身の回りの整理・整とんや清掃の仕方
- 3 身の回りの物の活用と不用品やごみの処理
- 4 内容の取扱いと指導上の留意点
- 第V章 第5学年の学習指導
- 1 家庭科の学習について
- 1 基礎的・基本的な知識・技能の習得と学習指導
- 2 実践的・体験的な学習の重視
- 3 学習成果の活用と実践化
- 2 第5学年の指導細案
- わたしたちの家庭科学習
- 題材名 家庭科の学習
- 題材名 家庭の仕事と役割
- わたしたちの被服
- 題材名 日常着の着方
- 題材名 日常着の整理・整とん
- 題材名 ボタン付けと小物作り
- 題材名 ミシン縫い
- 題材名 便利な袋
- ア 手縫いを中心にした袋作り
- イ ミシン縫いを取り入れた袋作り
- ウ 簡単な装飾の工夫
- わたしたちの食物
- 題材名 からだと栄養
- 題材名 調理用具の扱い方
- 題材名 ガスやこんろの扱い方
- 題材名 卵の調理
- 題材名 野菜の調理〜野菜サラダと野菜の油いため〜
- 題材名 楽しいおやつ
- 気持ちのよい住まい
- 題材名 身の回りの整理・整とん
- 題材名 住まいの清掃
- 題材名 身の回りの品物の活用
- ア 不用品の活用
- イ ごみの処理
はじめに
教師は,授業で勝負するといわれています。教師としての役割は多岐にわたっていますが,何といってもその中心は毎日の授業,つまり,学習指導を通して子供を伸ばしていくことにあります。教師のだれもが,授業がうまくいったときの満足感は何ものにも変えられない喜びとしています。
いよいよ,新しい教育が4月から始まりました。
家庭科の学習指導も,まず,児童一人一人の目を日常生活に向けさせ,生活をよりよくしようとする意欲を高めるようにすることが大切となりましょう。その上で,児童が自分の思いに基づいて経験したり学んだりしたことなどを生かしながら,日常生活に関する課題に進んで取り組み,考えたり,試みたり,判断したり,実践したりすることを基本とした授業を展開したいものです。このような学習の過程で得る知識や技能は,児童のその後の生活や生き方に生きて働く資質や能力となり,それらは自ずと主体的に生活する自信や実践力につながることになるからです。
このような新しい学力観を目指す家庭科の学習指導は,どのように展開したらよいでしょうか。
家庭科は,実験や実習,調査や観察など実践的な学習活動を通して具体的,実際的に学ばせることが重要です。
家庭科の授業をどのようにしたら…,資料としてはどのようなものを利用したら…,子供の活動をどこに組み込んだら…と悩んでおられる先生方も少なくないようです。
本書は,そのような先生方が授業を展開するとき,参考にしていただきたいと考え,小学校家庭科のすべての内容について,その実践例を取り上げ,編纂してあります。特に改訂で新しく加わった内容や改善された内容については,その趣旨が生かされる授業ということに留意した授業実践例になっています。多くの先生方に本書を活用していただき,生きて働く力を育てる家庭科の授業が実現されることを期待しております。
お忙しい中,授業研究を深められ,ご執筆くださった先生方,また,編集のためにご苦労くださった都立教育研究所の今成 昭先生に心から感謝申し上げます。
1992年2月 文部省初等中等教育局視学官 /櫻井 純子
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明治図書
















