- まえがき
- PART1 迷わなくてすむ“空港での標識”
- Q1 飛行機の中の通路にある,このマークは何?
- Q2 世界のどの空港でもよく目にする,この標識の意味は?
- Q3 飛行機を降りて入国の際,‘AGRICULTURE’サインの横にある,この絵記号の意味は?
- Q4 飛行機の中で見られる,このマークの意味は?
- Q5 入国審査をする場所にはってある,このポスターの意味は?
- Q6 空港ロビーにある,‘INFO’と示された,この標識の意味は?
- Q7 空港内にある‘do not use elevator’の標識は,何の意味?
- Q8 空港内の通路を歩いていたら見つかる,この標識の意味は?
- Q9 空港通路をずっと歩き続けていると出会う,この絵記号の意味は?
- Q10 空港内にある,たくさんの英文がかかれた,この標識の意味は?
- Q11 空港ロビーに置いてある,この機械は一体,何?
- Q12 空港内のトイレに置いてある,この標識の意味は?
- Q13 空港内の通路の隅においてあった,この箱は何をするため?
- Q14 世界中のどの国際空港にもあるコーナーで,何をする?
- PART2 どういう意味なの?“街角の標識”
- Q15 ショッピング街の標識‘Please do not feed the birds.’は,何の意味?
- Q16 海水浴場の標識は,一体,何を注意している?
- Q17 標識で,「海水浴場にありますよ」と示された施設は何?
- Q18 海水浴場にある‘PROHIBITED’とかかれた標識は,何の意味?
- Q19 あちこちのエスカレーターにはってある,この標識の意味は?
- Q20 スーパーマーケット近くの道路にあった,この標識は,何のメッセージ?
- Q21 外国の町で見つけたこの看板の意味は? 値段はいくら?
- Q22 外国の道路によく置いてある,このボックスは何のため?
- Q23 アメリカでよく見る,このブルーのボックスは何?
- PART3 ショッピングの楽しみUP“お店の看板”見分け方
- Q24 観光地の‘Souvenir Photos or Stickers’とかかれた看板は,何を意味する?
- Q25 前に車が止まり,すわって話す人もいる,このお店は何?
- Q26 看板だけを見てあててほしい。これは何の専門店?
- Q27 多くの客が立ち止まる,このお店は一体何を売っている?
- Q28 ある品物を専門に扱い,子どもも大人も立ち寄る,このお店は何を売っている?
- Q29 英語の先生や英語に詳しい人が驚くかもしれない,この看板の店は何?
- Q30 道端にあったこの露店で,バナナ1本と桃2個を買い,5ドルを出せばおつりはいくら?
- Q31 観光地にある,このお店屋さんで売っている品物は何?
- Q32 ‘Turtle Beach’という看板を出している,このお店は何?
- Q33 前を歩いている女性がヒントになるかな? これは何のお店?
- Q34 看板に漢字も見える,このお店では何を売ってる?
- Q35 日本人観光客ものぞいていた,このお店は何?
- Q36 店頭にたくさんの英語が並んでいる,このお店は何?
- Q37 前に童話に出てくるような小さな家が置いてある,この店は何?
- Q38 壁には手書きで商品名や電話番号が書いてある,少々古びた,このお店は何?
- Q39 店の入り口のフードだけが見える写真であててほしい。これは何のお店?
- Q40 看板に絵のヒントがある,このお店は何?
- Q41 文字をたよりに品物をあててほしい。このお店は何を売っている?
- Q42 ビルの一階にある,大きな看板の,このお店は何?
- Q43 新しい商品が次から次へと開発されるので,大人は頭が痛い,このお店は何?
- Q44 日本でほとんど見かけない,入り口の広いこのお店は何?
- Q45 ショウウインドウの中に得体の知れない物が不気味に並ぶ,このお店は何?
- Q46 日本ではほとんど見かけないが,最近ではあるのかもしれない,このお店は何?
- Q47 店頭に「8ドル」の表示がある,このお店は何?
- Q48 写真だけであててほしい。これは一体,何の店?
- Q49 奇妙な仮面が並ぶ,この派手なお店は何?
- Q50 いろいろな物や文字があるので,まどわされてほしくない,このお店は何?
- あとがき
まえがき
わたしは,英語の教室に「写真」や「絵」を持ち込むことが好きである。
何より,「写真」や「絵」は,見ていて楽しい。学ぶ子どもも楽しいし,教える教師も楽しい。
「楽しい」と感じることは,心を開く,頭をリラックスさせるということである。
学ぶ側と,教える側が,ともに心を開いて,頭をリラックスする。
小・中学校の英語学習では,このことを大切にしたいと思う。
もっとも,「写真」や「絵」の選択には,神経をつかう。コミュニケーション活動に耐えるかどうか,見極めるためである。
はじめから,「うまくいく」と確信できる「写真」や「絵」もあれば,そうでないのもある。
実際は,「うまくいく」と思っていても盛り上がらない場合があるし,逆に,「だめかもしれない」と思っていても盛り上がる場合もある。
「写真」や「絵」の導入は,だからこそ,面白い。
わたしたちの身の回りには,「○○○グラフ」などのカラー雑誌の写真,英会話教本の表紙や口絵グラビア,旅行案内のポスターやカタログ,カレンダーの写真など,学習材はいくらでもある。
もちろん,手撮りのスナップは最高である。
むかしは,OHCやビデオがなかったから,取り上げる写真や絵の大きさに,ずいぶん制限があった。
しかし,いまは,いろいろな教育機器がある。大きさには,それほど敏感にならなくてもよい。
手持ちの小さな写真を教室で見せることなど,いとも簡単である。科学の発達は,ほんとうにありがたいと思う。
本書『海外旅行で出会う“英語看板&標識”解説クイズ50選』では,学習材としての写真のなかでも,とりわけ,「関心度」と「成功率」の高い「外国の写真」だけをモチーフにした。
そして,「解説クイズ」で遊ぶための「英語の看板」と「英語の標識」を取り上げ,「実写真入り」の学習材に仕立てた。
取材旅行中の機内や街頭では,しばしば,日本人だけでなく外国人にも疑わしい目で見られた。
さして気にはならなかったのは,自分の年令のせいかもしれない。
それよりも,「小・中学生が,うまくあててくれるかな?」「先生が,使いやすいかな?」「大爆笑に持ち込めるかな?」という思いの方がつよかった。
ここで精選した「50枚の海外写真」を使って,小・中学生が,英語で遊び,英語の知識を身につけてくれれば,わざわざ海外に出かけた苦労も吹っ飛んでしまいそうである。
本書が,これから始まろうとする小学校英語で,子どもたちが「先生,英語って面白いね!」と喜んでくれる指導マニュアルの一つになってくれればうれしい。
なお,本シリーズの発案は,明治図書出版の樋口雅子さんと江部満氏である。お二人はほんとうに時代をよく見られ,次々と新しい問題提起をして下さる。企画から原稿執筆,発刊にいたるまで多くのご指導とご支援をいただいたことに,紙面をお借りして厚く感謝申し上げたい。併せて,ていねいな編集と校正にご尽力いただいた木山麻衣子さんに感謝申し上げたい。
2000年4月 /長瀬 荘一
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- 明治図書
- 日常につながる内容に惹かれて購入したのですが、出てくる看板はあまり日常によく見るような看板ではなかったので、あまり使える部分がなかったです。中学校ならまだ使えるかな?2015/12/530代・小学校管理職