- まえがき
- 本書の使い方
- T 爆笑英語コミュニケーションかるた:あ行
- (あ) 「ありがとう」。笑顔で,“Thank you very much.”
- (い) いま何時?“What time is it now?”
- (う) 歌いましょう。みんな楽しく,“Let's sing a song.”
- (え) 駅前で,人にぶつかり,“Excuse me.”
- (お) 「お父さん,お帰りなさい」。“Welcome home.”
- U 爆笑英語コミュニケーションかるた:か行
- (か) カッコよく,言ってみたいな。“I love you.”
- (き) 気をつけて,信号わたれ。“Take care!”
- (く) くしゃみした。みんな言います。“God bless you.”
- (け) 元気よく,昼のあいさつ。“Good afternoon.”
- (こ) コーヒーの,おかわりいかが?“No,thank you.”
- V 爆笑英語コミュニケーションかるた:さ行
- (さ) 「さようなら」,明日またね。“See you tomorrow.”
- (し) 正月の,あいさつ。“A happy new year!”
- (す) 「すみません」「どういたしまして」。“You are welcome.”
- (せ) 戦争は,みんながストップ。“I think so.”
- (そ) その角を,「左に曲がる!」。“Turn to the left.”
- W 爆笑英語コミュニケーションかるた:た行
- (た) 頼まれた買い物,これです。“Here you are.”
- (ち) ちょっとだけ,持ってよ。“Just a moment.”
- (つ) つまみ食い,お腹がすいた。“I'm hungry.”
- (て) テストには,全力だそう。“Do your best!”
- (と) 友だちと,ダンスをしよう。“Shall we dance?”
- X 爆笑英語コミュニケーションかるた:な行
- (な) 夏休み,旅行するんだ。“Have a nice trip.”
- (に) 入国の理由は,なあに?“Sightseeing.”
- (ぬ) 盗まれた! 警察を呼べ。“Call a police!”
- (ね) 眠いなら,パジャマに着替え,“Go to bed.”
- (の) ノックして,部屋に入ろう。“May I come in?”
- Y 爆笑英語コミュニケーションかるた:は行
- (は) 「はじめまして」,どうぞよろしく。“How do you do?”
- (ひ) 飛行機で,手紙送るよ。“By airmail”
- (ふ) 風船が,空にいっぱい。“Fantastic!”
- (へ) 部屋いっぱい,お花を飾って,“Happy birthday.”
- (ほ) 欲しいけど,お金ないんだ。“Just looking.”
- Z 爆笑英語コミュニケーションかるた:ま行
- (ま) 負けないぞ。ぽくは,“Never give up!”
- (み) 耳すまし,聞いてください。“Listen to me.”
- (む) むずかしい質問された。“I don't know.”
- (め) 目がさめた。朝のあいさつ,“Good morning.”
- (も) もう一度,言ってください。“Pardon me.”
- [ 爆笑英語コミュニケーションかるた:や行
- (や) 八百屋さん,ニンジンください。“How much?”
- (ゆ) 優勝だ。お祝いしよう。“Congratulations!”
- (よ) 服の,サイズが小さい。“It's too small.”
- \ 爆笑英語コミュニケーションかるた:ら行
- (ら) ランドセル,背負って出かける。“Good-bye,mom.”
- (り) 旅行して,ホテルでたすねる。“Do you have a room?”
- (る) 留守番は,一人でいいよ。“That's all right.”
- (れ) レストラン,勘定いくら?“Check,Please.”
- (ろ) 老人に,席をゆずろう。“Sil down,Please.”
- ] 爆笑英語コミュニケーションかるた:わ行
- (わ) 忘れ物。先生に叱られ,“Stand up.”
- あとがき
- ◎巻末資料◎
- カルタ実物ファックスコピー版
- かるたカード(読み札)
- かるたカード(絵札)
まえがき
小・中学校の英語遊びシリーズ第8集は,「日本語まじり爆笑英語コミュニケーションかるた」である。
英単語や英文だけのカルタではなく,小・中学生の初心者向けに,また英語が専門でない先生にも使えるように,日本文の中に英語を読み込んだ「英語版いろはカルタ」にした。
読み込んだ英語は,‘This is 〜’‘My name is〜’のような教科書英語ではなく,イギリスやアメリカの人たちが英会話で実際に使っている生きたコミュニケーションの英語に厳選した。
そして,日本語の「あいうえお順」に,英文を俳句風に読み込み,リズミカルに覚えられるように工夫した。
五七,七五調にするのは,ずいぶんむずかしい作業であることを実感したが,子どもたちだけでなく,大人にも楽しんでいただけると思う。同時に,英会話の基本表現を無理なく覚えていただけると思う。
カルタというのは,日本でも古くからある正月の定番の遊びである。また,子どもにも大人にも人気のあるゲームである。
カルタに根強い人気がある理由の一つに,読み札を聞き取って,一枚のカードを取ればよいというゲームの単純さがあげられる。ゲームが終わった時の判定もまた簡単である。枚数を比べて,多い方が勝ちという競掛法は実に明快である。
二つめに,カルタ遊びには,参加者たちが声高らかに笑い合うファクターが入っている。
お手つきをしては笑い,同時に手を出しては笑う。三人以上の人たちが参加するカルタ遊びには,必ずと言っていいほど,人間が共に笑う時間がある。これは,集団遊びの大切な条件である。
三つめに,カルタ,とくに日本の「いろはカルタ」には,カードの絵と言葉に,おかしみと知的要素が盛り込まれている。
「犬も歩けば棒にあたる」「論より証拠」「花より団子」などのカルタには,人間のある一面に焦点をあて,なるほどとうなずかせるユーモアと知的納得がある。 ユーモアの中に知的満足感を満たす遊びだからこそ,子どもだけでなく,大人にも人気があるのである。
さらに,わたしは,この『日本語まじり爆笑英語コミュニケーションかるた』を編集していて,五七調,七五調の日本語のリズムには,記憶促進の効果があるのではないかと思うようになった。
英語,英会話では,知らない言葉を学ぶのであるから,覚える,記憶することを抜きにすることはできない。
ならば,遊びの中で,また提示の工夫によって,できるだけ楽しく覚えられたらいいのではなかろうか。
子どもたちが,カルタという日本古来の遊びを通して,英会話の基本的慣用表現を身につけ,コミュニケーションの能力や態度を高めてくれるとうれしい。
なお,本シリーズの発案は,明治図書出版の樋口雅子さんと江部満氏である。お二人はほんとうに時代をよく見られ,次々と新しい問題提起をして下さる。企画から原稿執筆,発刊にいたるまで多くのご指導とご支援をいただいたことに,紙面をお借りして厚く感謝申し上げたい。併せて,ていねいな編集と校正にご尽力いただいた木山麻衣子さんに感謝申し上げたい。
1997年8月 /長瀬 荘一
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- 明治図書