新授業づくり選書29
小学校国語科指導と評価一体化の授業展開

新授業づくり選書29小学校国語科指導と評価一体化の授業展開

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絶対評価時代に求められる授業実践のための完全ガイド。

評価が絶対評価に変わって授業のあり方も大きく変わろうとしています。目標への到達を軸に指導と評価が効果的に絡み合った授業が求められてきているわけです。本書は国語科におけるその実際像を示しながら、具体的展開プランを提示しています。


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ISBN:
4-18-663012-7
ジャンル:
国語
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 144頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

はじめに
1章 指導と評価の一体化−絶対評価の目指すもの
―個に応じた指導と基礎・基本の重視―
1 学校教育の基調を確認する
2 『指導と評価の一体化』−個に応じた指導と基礎・基本の重視
3 『指導と評価の一体化』−その基本的な考え方
2章 国語科指導と評価の一体化の要件
§1 指導目標と評価規準
§2 指導計画と評価計画の作成
§3 評価資料の収集・蓄積と活用
3章 国語科指導と評価の一体化の方法
1 はじめに
2 個々の状況を知るとはどういうことか
3 個に応じた指導について
4 共通の学習における指導と評価の一体化
5 その後の学習における指導と評価の一体化
6 まとめ
4章 国語科指導と評価一体化の授業展開
§1 国語科 第1学年の授業展開
「A 話すこと・聞くこと」の授業展開例
1 はっきりはなして,しっかりきこう
「B 書くこと」の授業展開例
2 ともだちのこと しらせるね 「ぼくんちのゴリ」
「C 読むこと」の授業展開例
3 「おむすびころりん」
§2 国語科 第2学年の授業展開
「A 話すこと・聞くこと」の授業展開例
1 話し方をくふうしてはっぴょうしよう「あったらいいな,こんなもの」
「B 書くこと」の授業展開例
2 友だちに手紙を書こう「お手紙こうかん会」
「C 読むこと」の授業展開例
3 「たんぽぽのちえ」
§3 国語科 第3学年の授業展開
「A 話すこと・聞くこと」の授業展開例
1 こちら,子どもの夢をかなえる設計事務所〜夢の基地設計を引き受けます〜
「B 書くこと」の授業展開例
2 こだわりをもって書こう〜新聞で伝えよう〜
「C 読むこと」の授業展開例
3 音読発表会をしよう!「ちいちゃんのかげおくり」
§4 国語科 第4学年の授業展開
「A 話すこと・聞くこと」の授業展開例
1 心に残る発表会をしよう〜友達の思いに触れて〜
「B 書くこと」の授業展開例
2 「これが,『わたし』です」を作ろう
「C 読むこと」の授業展開例
3 情景を伝えて「アサガオ」(詩)
§5 国語科 第5学年の授業展開
「A 話すこと・聞くこと」の授業展開例
1 インタビュー名人になろう
「B 書くこと」の授業展開例
2 レポート集「今日から君もクロメダカ博士」をつくろう
「C 読むこと」の授業展開例
3 筆者の考えをとらえ,自分の言葉で伝えよう「海にねむる未来」
§6 国語科 第6学年の授業展開
「A 話すこと・聞くこと」の授業展開例
1 学級討論会をしよう
「B 書くこと」の授業展開例
2 話し合って考えを深め,意見文にまとめよう
「C 読むこと」の授業展開例
3 砂漠に挑む
5章 国語科指導と評価一体化の課題
§1 指導目標及び「評価規準」の重点化と系統化
§2 「評価規準」の信頼性と客観性の確保

まえがき

 本著の目的は,「各学校」の国語科授業において,「個に応じた指導の一層の充実」を具体化するための新しい方策等を積極的に提案することである。「個に応じた指導の一層の充実」のための「指導と評価の一体化」,つまり,個に応じた「絶対評価」の実現は,21世紀に求められる国語科授業の基本的な在り方である。

 その実現には,「各学校」が,学習指導要領の一部改正等を受けて,公務として「評価規準」を作成することから着手される。つまり,「評価規準」を作成し,B規準を基本に,学習指導の節目,節目においてCと判断されるものは,Bへ。Bは,Aへ。Aは,AAへ高める実践指導力が公務として要求されたのである。つまり,「各学校」が,公務として「評価規準」を作成することである。

 その際,「各学校」は,「本人」や「保護者」との連携を図り,総力を挙げ,個に応じた指導について,「本人」「保護者」に納得・満足される指導方法を提示したり,提案したり,説明したりする必要がある。それは,「各学校」が子どもたち(学び手)一人一人の学力保障のために,教育的で創造的な人間関係の構築を開始することである。

 本著は,個に応じた指導と評価の一体化を目指し,子どもたち(学び手)の側に立って,基礎・基本を総合的に把握するとともに,さまざまな相手や目的,場面や状況,条件に応じて,的確に生きて働く言語能力の育成を重視した。その中核となるものは,学習指導要領・国語の目標に照らして的確に評価する−「絶対評価」である。

 本著の内容は,長年にわたり実践研究に取り組まれた先生方の全面的な協力を得て構成されている。本著が子どもたち(=学び手)一人一人の学力保障,説明責任等に少しでも寄与できれば幸いである。

 なお,末筆ながら,本著の刊行を鋭意進めてくださった安藤征宏編集長に深謝の意を表したい。


  平成16年7月28日   /小森 茂(青山学院大学文学部教授)

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