- 序 /長尾 高明
- まえがき
- 序章 なぜ「筆者の説明・論証の妥当性を検討する観点」を教えるのか
- 一 「何を教えるか」をどう考えるか
- 二 なぜ「観点」を教えるのか
- 1 「形式」と「内容」の二元論克服の可能性
- 2 論理的思考力の育成
- 3 表現に生かす読みの力の育成
- 4 生徒自身が使える言語技術
- 三 何を考慮して「観点」を設定したのか
- 1 認知心理学の知見
- 既有知識とスキーマ
- 推論
- 読み手に配慮した表現
- 「こと」と「わけ」
- 2 論理性を検証する反論
- 3 先行研究と教材文
- T 「語」「語句」の説明・使用の妥当性を問う観点
- 一 用語の説明に着目する
- 1 定義は明確にされているか
- 定義はその語の指す範囲(概念の外延)を明確にさせているか
- 定義は具体例をあげて既有知識に働きかけるように説明されているか
- 2 専門性の高い語句は既有知識に働きかけるように説明されているか
- 3 語句の意味の説明は一面的ではないか
- 二 複数の「語」に着目する
- 1 語の概念がゆれたりずれたり恣意的に使われていないか
- 2 具体的な事項を一般化することに慎重か
- 三 特別なことばに着目する
- 1 絶対性の高いことばが適切に使われているか
- 2 「つまり」「すなわち」で結ばれた前後の関係は妥当か
- 3 「こうして」「このように」などで結ばれる前後の関係は整合性があるか
- 4 日常感覚を超える数値の表現が既有知識に働きかけるものであるか
- U 具体性と推論の可能性を問う観点
- 一 具体性に着目する
- 1 どのようなこと(もの)なのか具体的に思い描けるか
- 2 どのようにしてそうなるのか具体的に思い描けるか
- 二 原因・理由・関係・前提に着目する
- 1 説明されたことがらが、なぜ生じるのかその原因を推論できるか
- 2 なぜそう言えるのか・なぜそうするのかその理由を推論できるか
- 3 どのような関係であるのか推論できるか
- 4 推論した前提が許容できないものではないか
- V 整合性を問う観点
- 一 説明・論証の観点は一貫しているか
- 二 矛盾していないか
- 三 説明されたことがらとことがらの関係に不合理がないか
- 四 比較に着目する
- 1 比較する対象が明確になっているか
- 2 比較の対象として適切か
- 五 問題提起に着目する
- 1 問題提起に対応する結論があるか
- 2 問題提起とその後に展開される本論は対応しているか
- 六 結論部に着目する
- 1 結論における一般化はそれまでの本論の内容と整合性を保っているか
- 2 本論から飛躍することなく結論が導かれているか
- 七 保留・仮定(条件)を表す表現に着目する
- 1 保留されていたことなのに、結論では保留のことばがなくなっていないか
- 2 ある仮定(条件)のもとで言えることなのに、結論ではその仮定(条件)のことばがなくなっていないか
- あとがき
-
明治図書















