新授業づくり選書20
小学校生活科全学年全単元の絶対評価

新授業づくり選書20小学校生活科全学年全単元の絶対評価

好評2刷

生活科全単元での評価の技法と子どもへの支援。

絶対評価への移行で学習中の評価や学習成果を表現するための評定はどう変わるか。生活科についての実践像を全単元に焦点化して具体的に示した授業者の必読書。


紙版価格: 2,100円+税

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-588510-5
ジャンル:
生活
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
B5判 120頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2018年7月20日
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目次

もくじの詳細表示

○まえがき○
1章 生活科における絶対評価の基本
§1 これからの評価の在り方
§2 生活科の目標・内容の改善と評価との関連
§3 生活科の観点別学習状況の評価
§4 評価基準設定の手順と方法
§5 観点別の評価方法の工夫と配慮事項
§6 生活科学習における評価の課題と指導の工夫
2章 生活科全学年全単元の絶対評価の実際
§1 1年全単元の絶対評価の実際
1 ともだちいっぱい(17時間)4月〜5月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
2 はなをそだてよう
たねまきをしよう(6時間)4月〜7月
たねとりをしよう(5時間)9月〜10月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
3 あそびにいこうよ(10時間)6月〜7月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
4 いきものだいすき(10時間)9月〜10月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
5 はっぱのいろがかわったよ(18時間)10月〜11月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
6 かぞくっていいな(24時間)10月〜11月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 本単元の評価規準/4 各小単元の評価規準/5 観点別評価の実際と子どもへの支援/6 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
7 もうすぐ2ねんせい(12時間)2月〜3月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
§2 2年全単元の絶対評価の実際
1 2年生になったよ(4時間)4月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
2 ぼうけん!はっけん!町たんけん!(12時間)4月〜5月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
3 やさいをそだてようI・U(10時間)4月〜7月,10月〜11月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
4 私のお気に入り(6時間)5月〜6月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
5 みんなの桜台・栄町大発見(34時間)6月〜11月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
6 みんなでつくろう フェスティバル(16時間)11月〜12月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)
7 あしたへジャンプ(27時間)1月〜3月
(1 単元の目標/2 単元の指導計画/3 各小単元の評価規準/4 観点別学習状況の評価の実際と子どもへの支援/5 本単元の評価のための資料とその整理・活用)

まえがき

 生きる力の育成がこれからの教育の主たるねらいとなっています。

 「それならこれまでも実践してきた」と言う教員がいます。違うのです。それは,変化の少ない社会での生きる力です。その社会では,必要な知識・理解や技能などを一度身に付ければその後のその力で生きることができました。しかし,今,問われている生きる力というのは,「激しく変化する社会に主体的に対応し,心豊かにたくましく」生きる力のことなのです。

 その力をはぐくむことのできる,実践できる教師が求められています。

 平成14年度から全面実施となった教育過程は,この生きる力をはぐくむことをめざして編成されています。その実施に当っては,創意工夫を生かし特色ある教育活動を展開する中で,自ら学び考える力の育成を図るとともに,基礎的・基本的な内容の確実な定着を図り,個性を生かす教育の充実を図ることが重要な視点です。

 これらの教育・指導を確実に推進するためには,評価を抜きにしては考えられません。この教育課程を実施するに当たって,評価については「目標に準拠した評価(絶対評価)」と「個人内評価」が重視され,一人ひとりの子どもに基礎・基本が確実に身に付くようにすること,個々のもつよさや可能性を積極的に伸ばすようにし,学ぶ意欲を向上させることを求めています。

 振り返ってみると,生活科はこの教科の創設そのものが社会の変化に対応するものでした。具体的な活動や体験を重視し,身近な社会や自然とのかかわりを通して自立への基礎を養い,学ぶ意欲を向上させることを目的としています。また,学校や地域の実態や特色,地域の学習環境を生かして,各学校が創意工夫を十分に発揮できる教科として出発しました。さらには,学習指導要領に示された内容を教える教科ではなく,学習指導要領の内容を視点にして,子どもが自らの思いや願いを実現・解決する教科というこれまでにない特色をもっています。

 今回の学習指導要領の改訂は生活科にとって初めてのことでした。内容は八つに厳選され2年間で扱います。しかし,年間授業時数はこれまでと変わりません。他教科が軒並み削減されたことを見ると,低学年において生活科がいかに重視されているかを理解することができるでしょう。それだけに,1時間1時間の授業を大切にし,子どもたちの学習が充実し発展するものとしなくてはなりません。生活科においても評価を一層重視し,目標,指導と一体となってその在り方を工夫していくことが必要です。

 本書では,以上の視点に立って,これからの生活科の絶対評価についてその考え方や実際について取り上げてみました。

 1章では,これからの生活科の絶対評価の基本となることを取り上げています。特に,目標に準拠して作成した「評価基準」から,その実現や到達の状況をより的確に判断できるようにするための「評価基準」の設定の手順と方法の一例を取り上げてみました。また,観点別学習状況の評価の工夫と配慮事項や,これからの生活科の評価の課題として「評価計画の作成」と「学習の過程の評価」を取り上げてその方向を考えてみました。

 2章の§1,§2では,各学年の単元ごとに絶対評価の実際を示しています。

・各単元では,単元の目標を設定し,その目標を観点別学習状況の評価の観点別に分析した評価規準を示すとともに,単元の指導計画を示し活動ごとに主な評価の観点を位置づけています。

・次に,各単元の各観点の評価規準にもとづく評価基準を設定し,それを見取るための評価方法や実際の評価の進め方を具体的に示しています。

・その上で,評価基準をもとに評価された各段階の子どもたちに対して,実際にどのような支援を行ったかについて述べています。

・おわりには,本単元で取り上げる評価のための資料内容と,その整理・活用の仕方について解説しています。

 このように,各単元ごとに評価を実際にどのように進めたらよいかがわかるようにまとめています。

 ご執筆いただいた方々は,これまでに生活科教育の実践を積み上げられ,なおかつ更なる精進をされている先生方です。本書の評価の実践を熟読されると,子どもたちを見る視点や評価能力がアップし,子どもたちへの的確・適切な指導が可能となるでしょう。

 お忙しい中にもかかわらず,本書のために御執筆いただき,貴重な資料を提供してくださった皆さんに心から感謝申し上げます。

 最後に,本書の企画・出版に多大の労をとってくださった明治図書編集部の安藤征宏,多賀井寿雄の両氏に心からお礼申し上げます。


  平成15年10月   編者 /寺崎 千秋

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