算数好きにするゲーム・パズル12か月 中学年編

算数好きにするゲーム・パズル12か月 中学年編

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月ごとの学習内容にあわせた「ゲーム」や「パズル」を紹介!

本書は、子どもたちが楽しく算数を学ぶことができるよう、月ごとに1つずつ、わり算めいろ、あわてんぼうのサンタクロースをすくえ!、ぴったり分数ゲームなどの「ゲーム」や「パズル」のワークシートを掲載。すぐに実践できるよう所要時間、活用の仕方を明示している。


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ISBN:
978-4-18-582210-7
ジャンル:
算数・数学
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
B5判 112頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

目次

もくじの詳細表示

はじめに
本書の使い方――子どもたちを算数好きにするために――
第1章 3年編
4月 [1] かけ算九九☆ビンゴ!! ――九九を見なおそう――
5月 [2] 時間を体で感じちゃおう! ――時こくと時間――
6月 [3] わり算めいろ ――わり算――
7月 [4] じゃんけんぽんで ――かさのはかり方と表し方――
8月 [5] 買い物名人になろう! ――たし算とひき算の筆算――
9月 [6] 直角をさがせ! ――長方形と正方形――
10月 [7] つかみどり大会をしよう! ――大きな数(数のしくみ,大小比較)――
11月 [8] あん号をといて ――何十,何百のかけ算――
12月 [9] あわてんぼうのサンタクロースをすくえ! ――かけ算の筆算(1)――
1月 [10] 重さ当て名人になろう! ――重さのはかり方と表し方――
2月 [11] かけ算でバトル! ――かけ算の筆算(2)――
3月 [12] めざせ! ――かけ算の筆算(3)――
第2章 4年編
4月 [1] Kazu! Suu! 数と友だち!! ――大きな数(数のしくみ)――
5月 [2] めざせ わたしたちの地球! ――円と球――
6月 [3] 商だけが知っている ――わり算の筆算(1)――
7月 [4] 世界の国の気温を調べよう ――折れ線グラフ――
8月 [5] だれが一番とべたかな? ――小数――
9月 [6] 数の大きさバトル! ――分数(1)――
10月 [7] ぴったり分数ゲーム ――分数(2)――
11月 [8] 三角形じんとりであそぼう! ――三角形――
12月 [9] おもしろわり算ピラミッドを作ろう! ――わり算の筆算(2)――
1月 [10] ぴったりをさがせ! ――角の大きさ――
2月 [11] 不思議な国への旅 ――計算のきまり――
3月 [12] 三角形をしきつめると…! ――面積――

はじめに

 わたしたちは,毎日,子どもたちと算数の授業を楽しみたいと願っています。

 現行学習指導要領では,「基礎基本の確かな定着」が叫ばれ,まもなく告示される新学習指導要領では,「活用力の育成」が改訂の目玉になることが予想されています。ただ,その時々の中心課題は変わっても,子どもたちが先生と算数を楽しく学ぶことの大切さは変わりません。

 そのために「ゲーム」や「パズル」を教室に持ち込み,子どもたちと一緒に算数を楽しみながら1年を過ごすことができないかなと考えました。そして生まれたのが本書です。

 本書は,低,中,高学年の三分冊で,月ごとに学年の学習内容にあわせて1つずつ「ゲーム」や「パズル」を紹介します。

 そして,各月の単元ページは,次のような構成となっています。

 1ページ目は,「オススメチェック」です。学習の最初に取り組むか,学習中に取り組むか,学習の後に取り組むか。一人で取り組むか,全員で取り組むか。所要時間はどれくらいか。準備するものは何か。つまり活用の仕方について明示しました。また,「ゲーム」や「パズル」に取り組み始めるときの,子どもたちへの投げかけ方も紹介しています。

 2ページ目には,一番大切なこととして,学びのアタッチメントである「ワークシート」を示しました。どの子にも短時間で活動内容を説明し活動させるのには「ワークシート」が有効です。これがあると,短時間で授業の準備も完了します。そのままコピーして使えますし,大きくすることが必要な場合には,拡大の倍率を示しました。

 3ページ目に「ゲーム」や「パズル」のやり方,解答例,活用のアドバイスを示したのが,「たねあかし」です。あくまで,ある学級を想定した場合の活用の仕方です。自分の学級の子どもたちなら提示の仕方をもっとこうすれば盛り上がる,さらに,ルールをこう変えれば子どもたちはもっと楽しく取り組むなど,遠慮なく先生方一人一人の学級にあわせて,創意工夫していってください。

 4ページ目は,「授業ライブ」として,実践例を示しました。活動の流れと子どもたちの反応が伝わるように工夫しました。これもあくまで実践例ですので,各先生方の教室では,これ以上の子どもたちの盛り上がりを期待しています。

 「ゲーム」や「パズル」は,確かに子どもたちを夢中にさせて,教室で算数を楽しむことができます。ただ,すべての時間に「ゲーム」や「パズル」を持ち込むわけにはいきません。単元の学習計画にのっとり,適切に取り入れてもらいたいものです。そして,「ゲーム」や「パズル」を取り入れたときには思いっきり子どもたちと楽しんでください。

 「先生,今日はゲームかパズルする?」という子どもたちの声が全国のあちらこちらから聞こえてきそうです。


  2007年12月   編 者

著者紹介

細水 保宏(ほそみず やすひろ)著書を検索»

1954年,神奈川県生まれ

横浜国立大学大学院数学教育研究科修了

横浜市立三ツ沢小学校教諭,横浜市立六浦小学校教諭を経て,

現在筑波大学附属小学校教諭

横浜国立大学教育人間科学部非常勤講師/日本数学教育学会常任理事/全国算数授業研究会理事/授業のネタ研究会常任理事

高畑 嗣人(たかはた つぐと)著書を検索»

1964年,岩手県生まれ

岩手大学教育学部教育学科卒業

北上市立黒沢尻東小学校教諭,岩手大学教育学部附属小学校教諭、盛岡市立青山小学校教諭、盛岡市立仁王小学校教諭を経て,現在岩手県教育委員会事務局一関教育事務所指導主事

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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