授業で使えるFAX版ニュー教材集5
計算力向上を目指す新算数科教材開発 第5学年編

授業で使えるFAX版ニュー教材集5計算力向上を目指す新算数科教材開発 第5学年編

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子どもの理解を中核に据えた授業を実践例とワークシートで提案!

第5学年編では、整数×小数/1より小さい数をかけるかけ算/小数÷小数のわり進む場合/余りのあるわり算/異分母分数の加法の計算/帯分数の加法・減法/複雑な計算ピラミッドなど、子どもたちの計算力が向上するプリントを掲載し、授業展開例を紹介する。


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ISBN:
978-4-18-580516-2
ジャンル:
算数・数学
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 112頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
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もくじ

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まえがき
本書の使い方
第1章 計算力向上を目指す授業づくり
1 計算指導の問題点
2 計算指導の展開
3 計算指導で育てたい考え方
4 第5学年の計算指導
第2章 計算力向上を目指す授業の実際と教材開発
1 小数のかけ算
第1次第1時 整数×小数
第1次第2時 整数×小数の筆算の仕方
第2次第3時 小数×小数の計算の仕方
第2次第4時 小数×小数の筆算
第2次第5時 小数第二位の計算
第2次第6時 1より小さい数をかけるかけ算
第3次第7時 交換法則・結合法則
第3次第8時 分配法則
第4次第9時 小数×小数の計算の活用(発展)
第4次第9時 小数×小数の計算練習(補充)
ワークシート:練習 /ワークシート:テスト
2 小数のわり算
第1次第1時 整数÷小数
第1次第2時 整数÷小数の筆算の仕方
第2次第3時 小数÷小数の計算の仕方
第2次第4時 小数÷小数の筆算の仕方
第2次第5時 小数÷小数のわり進む場合
第2次第6時 小数第二位までのわり算
第2次第7時 1より小さい数でわるわり算
第3次第8時 余りのあるわり算
第3次第9時 商を概数で求める場合
第4次第10時 計算練習と文章題(発展)
第4次第10時 計算練習(補充)
ワークシート:練習 /ワークシート:テスト
3 分数のたし算・ひき算
第1次第1時 1/2と1/3の比べ方
第2次第5時 異分母分数の加法の計算
第2次第6時 異分母分数の加法の計算(約分)
第2次第7時 異分母分数の減法の計算
第2次第8時 異分母分数の減法の計算(約分)
第2次第9時 帯分数の加法・減法
第2次第10時 分数と小数の計算
第3次第11時 複雑な計算ピラミッド(発展)
第3次第11時 計算ピラミッド(補充)
ワークシート:練習 /ワークシート:テスト
4 分数のかけ算・わり算
第1次第1時 2/5×3
第1次第2時 2/9×3
第1次第3時 5/4×3
第2次第4時 3/5÷4
第2次第5時 6/7÷3
第2次第6時 5/4÷3
第3次第7時 いろいろな計算練習(発展)
第3次第7時 計算練習(補充)
ワークシート:練習 /ワークシート:テスト

まえがき

 算数科の授業では,多くの時間を計算指導が占めている。そして,今回の学習指導要領の改訂に伴って,計算指導のスパイラルという観点から充実する傾向にある。

 また,教師は,授業中の練習量に不安をもち,計算ドリルを使用している。

 その上,子どもたちの計算力を向上させたいと,授業中だけではなく,朝の会にも計算練習の時間を設定している。私の手元にも,早朝練習と名付けた,10問ずつの計算プリントが,ナンバー100番台の半ばすぎまである。毎朝,計算プリントに励んでいたのである。

 私は,計算練習は必要であると思っている。学習した後に,集中的に練習することは必要である。さらに,定着させるために継続的に計算練習をすることも必要である。

 一方,授業を振り返ればどうだろうか。

 計算の意味理解や計算の仕方を考えるために,計算問題の場面を取り上げる。その問題に対して,子どもたちにいろいろな考え方をさせ,解決させようとしている。そして,そのいろいろな考え方を発表させ,比較検討させている。

 しかし,あまりに子どもにじっくり考えさせ,いろいろな考え方を発表させて,1時間の授業中に,計算問題を1題だけ取り上げて終わっていることが多く見受けられる。このように1時間に,1題の計算問題だけを取り上げて終わっていていいのだろうか。1題の計算問題だけを考えて,授業の終盤に,学級全体でその時間の学習内容をまとめて終わっている。それで,この問題の意味や考え方が理解できたと,個々の子どもを評価できるのであろうか。

 算数科の授業は,子どもがきちんと理解できているのかという評価を重視し,授業内容,及び授業展開を見直そうとする方向に進めることが必要である。

 このような立場に立って,私は,次のように計算指導を見直し,指導と評価の一体化につながる授業展開を目指そうと思い,本書を執筆しようと試みた。

 計算指導では,ねらいに沿って,3種類の問題が1時間の授業の中に必要だと考えている。

   1 子どもに理解させる問題

   2 子どもの理解を確認する問題

   3 子どもの理解を定着させる問題

 1時間の授業で,この3題を扱うことが必要だが,授業の展開の中で扱いきれない場合がある。しかし,少なくとも「1 子どもに理解させる問題」「2 子どもの理解を確認する問題」は扱い,子どもの学習状況を把握しておくことはしてほしい。

 本書は,上記のように考え,授業実践例を記したものである。


  2008年7月   /赤井 利行

著者紹介

赤井 利行(あかい としゆき)著書を検索»

1979年 大阪教育大学大学院修士課程数学教育課程修了

1979年 大阪府立小学校教諭

1994年 広島大学附属小学校教諭

2006年 九州女子大学准教授

    日本数学教育学会理事

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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