授業で使えるFAX版ニュー教材集1
計算力向上を目指す新算数科教材開発 第1学年編

授業で使えるFAX版ニュー教材集1計算力向上を目指す新算数科教材開発 第1学年編

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子どもの理解を中核に据えた授業を実践例とワークシートで提案!

著者は算数科の授業で取り上げる問題について、1時間の授業の中で、子どもに理解させる問題、子どもの理解を確認する問題、子どもの理解を定着させる問題の3種類が必要であると考える。本シリーズでは、各単元ごとの授業展開例とすぐに使えるプリントを掲載している。


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ISBN:
978-4-18-580110-2
ジャンル:
算数・数学
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 120頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
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もくじ

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第1章 計算力向上を目指す授業づくり
1 計算指導の問題点
2 計算指導の展開
3 計算指導で育てたい考え方
4 第1学年の計算指導
第2章 計算力向上を目指す授業の実際と教材開発
1 いくつといくつ
第1時 5と6の合成・分解
第2時 7と8と9の合成・分解
第3時 10の合成・分解
第4時 合成・分解の練習
ワークシート:れんしゅう /ワークシート:テスト
2 たしざん1
第1次1時 合併の場面
第1次3時 和が10以下の加法
第2次4時 増加の場面
第2次5時 文章問題
第3次7時 0の計算
第3次8時 計算練習(発展)
第3次8時 計算練習(補充)
ワークシート:れんしゅう /ワークシート:テスト
3 ひきざん1
第1次1時 求残の場面
第1次3時 9以下の減法
第1次4時 10以下の減法
第2次6時 0の計算
第2次7時 計算練習(発展)
第2次7時 計算練習(補充)
第3次8時 いくつ多いか
第3次9時 どちらがどれだけ多いか
ワークシート:れんしゅう /ワークシート:テスト
4 3つのかずのけいさん
第1時 3口の加法
第3時 3口の加減混合の計算
ワークシート:れんしゅう /ワークシート:テスト
5 たしざん2
第1次1時 8+7
第1次2時 9+4
第1次4時 3+9
第1次5時 12+3
第1次7時 文章問題
第2次10時 同じ答え見つけ
第2次11時 計算練習(発展)
第2次11時 計算練習(補充)
ワークシート:れんしゅう /ワークシート:テスト
6 ひきざん2
第1次1時 14−6
第1次2時 12−9
第1次4時 12−3
第1次5時 17−4
第1次7時 文章問題
第2次11時 計算練習(発展)
第2次11時 計算練習(補充)
第3次13時 □の計算
ワークシート:れんしゅう /ワークシート:テスト
付録プリント1:さんかくけいぶんかつ
付録プリント2:けいさんピラミッド

まえがき

 算数科の授業では,多くの時間を計算指導が占めている。そして,今回の学習指導要領の改訂に伴って,計算指導のスパイラルという観点から充実する傾向にある。

 また,教師は,授業中の練習量に不安をもち,計算ドリルを使用している。

 その上,子どもたちの計算力を向上させたいと,授業中だけではなく,朝の会にも計算練習の時間を設定している。私の手元にも,早朝練習と名付けた,10問ずつの計算プリントが,ナンバー100番台の半ばすぎまである。毎朝,計算プリントに励んでいたのである。

 私は,計算練習は必要であると思っている。学習した後に,集中的に練習することは必要である。さらに,定着させるために継続的に計算練習をすることも必要である。

 一方,授業を振り返ればどうだろうか。

 計算の意味理解や計算の仕方を考えるために,計算問題の場面を取り上げる。その問題に対して,子どもたちにいろいろな考え方をさせ,解決させようとしている。そして,そのいろいろな考え方を発表させ,比較検討させている。

 しかし,あまりに子どもにじっくり考えさせ,いろいろな考え方を発表させて,1時間の授業中に,計算問題を1題だけ取り上げて終わっていることが多く見受けられる。このように1時間に,1題の計算問題だけを取り上げて終わっていていいのだろうか。1題の計算問題だけを考えて,授業の終盤に,学級全体でその時間の学習内容をまとめて終わっている。それで,この問題の意味や考え方が理解できたと,個々の子どもを評価できるのであろうか。

 算数科の授業は,子どもがきちんと理解できているのかという評価を重視し,授業内容,及び授業展開を見直そうとする方向に進めることが必要である。

 このような立場に立って,私は,次のように計算指導を見直し,指導と評価の一体化につながる授業展開を目指そうと思い,本書を執筆しようと試みた。

 計算指導では,ねらいに沿って,3種類の問題が1時間の授業の中に必要だと考えている。

 1 子どもに理解させる問題

 2 子どもの理解を確認する問題

 3 子どもの理解を定着させる問題

 1時間の授業で,この3題を扱うことが必要だが,授業の展開の中で扱いきれない場合がある。しかし,少なくとも「1 子どもに理解させる問題」「2 子どもの理解を確認する問題」は扱い,子どもの学習状況を把握しておくことはしてほしい。

 本書は,上記のように考え,授業実践例を記したものである。


  2008年7月   /赤井 利行

著者紹介

赤井 利行(あかい としゆき)著書を検索»

1979年 大阪教育大学大学院修士課程数学教育課程修了

1979年 大阪府立小学校教諭

1994年 広島大学附属小学校教諭

2006年 九州女子大学准教授

    日本数学教育学会理事

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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