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学級づくり×ICT 1人1台端末の普段使いアイデア55

学級経営サポートBOOKS学級づくり×ICT 1人1台端末の普段使いアイデア55

インタビュー掲載中

ICTを日常的に使えるクラスが取り組んでいる55のこと

GIGA時代に求められる、ICTの普段使い。1人1台端末を使ったアクティビティや、係活動や評価におけるICTの活用方法など、iPadを日常的に使える学級をつくるための55のアイデアを一挙公開!文房具としてのICT活用の第一歩を支える一冊です。


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PDF
ISBN:
978-4-18-533124-1
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 152頁
状態:
在庫あり
出荷:
2022年8月16日
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はじめに

もくじの詳細表示

Chapter1 ICTが日常になる学級のつくり方
01 ICTのある学校生活
02 子どもたちとICT
03 ICTのスキル習得への4つのステップ
04 子どものICT活用に対して教師が心掛けたいこと
05 正しくICTを活用するために必要なこと
Chapter2 1人1台端末の普段使いアイデア55
[学級開き]
01 プレースホルダーで友だちBINGO
【ICTツール:Keynote/対象:全学年】
02 テキストマイニングで目標を考えよう
【ICTツール:Numbers,AIテキストマイニング(Webサイト)/対象:中・高学年】
03 ルーレットトークをしよう
【ICTツール:決定ルーレット,Keynote/対象:中・高学年】
[自己紹介・交流]
04 声当てゲームをしよう
【ICTツール:PhotoSpeak/対象:中・高学年】
05 自己紹介クイズをつくろう
【ICTツール:Keynote/対象:中・高学年】
06 自分の趣味や特技を伝える動画をつくろう
【ICTツール:Clips,iMovie/対象:全学年】
07 デジタル名刺交換をしよう
【ICTツール:Pages/対象:全学年】
[学級活動]
08 予告編ムービーを活用してグループ動画をつくろう
【ICTツール:iMovie/対象:中・高学年】
09 学級NEWSをつくろう
【ICTツール:Pages/対象:中・高学年】
10 いいとこ見つけBOOKをつくろう
【ICTツール:Keynote/対象:中・高学年】
11 クラスのキャラクターづくりをしよう
【ICTツール:Keynote/対象:低・中学年】
12 「学級実態調査」アクティビティをしよう
【ICTツール:Numbers【全体共有】/対象:中・高学年】
13 クラスのオリジナルBGMをつくろう
【ICTツール:GarageBand/対象:中・高学年】
14 デジタル学級掲示板をつくろう
【ICTツール:Numbers【全体共有】(ロイロノートなどでも可)/対象:中・高学年】
[朝の会]
15 朝の1分間プレゼンテーションをしよう
【ICTツール:Keynote/対象:中・高学年】
16 デジタル宿題チェック・健康観察をしよう
【ICTツール:Numbers/対象:中・高学年】
[ルール・マナーづくり]
17 クラスをよりよくするためのポスターをつくろう
【ICTツール:Pages,ロイロノート・スクール/対象:中・高学年】
18 クラスをよりよくするためのポスターを,よりよくしよう
【ICTツール:Pages/対象:中・高学年】
19 デジタルタイマーを使って時間を意識化しよう
【ICTツール:タイマー/対象:全学年】
[お手伝い・掃除]
20 いいところを視覚的に伝えよう
【ICTツール:カメラ/対象:全学年】
21 掃除のふりかえりで視覚的に価値づけ合おう
【ICTツール:カメラ/対象:全学年】
[学級会]
22 Pagesで学級会を記録しよう
【ICTツール:Pages,ロイロノート・スクールなど/対象:中・高学年】
[席替え]
23 関数を使って席替えルーレットをつくろう
【ICTツール:Numbers/対象:全学年】
[会社活動(係活動)]
24 会社活動ポスターをつくろう
【ICTツール:Pages/対象:低・中学年】
25 困っている友だちをジーニアスバーで助けよう
【ICTツール:特になし/対象:中・高学年】
26 会社活動をしよう 〜子どもたちによるアイデアの紹介@〜
【ICTツール:KeynoteやGarageBandなど/対象:全学年】
27 会社活動をしよう 〜子どもたちによるアイデアの紹介A〜
【ICTツール:Keynote/対象:全学年】
28 会社活動をしよう 〜子どもたちによるアイデアの紹介B〜
【ICTツール:Pages,Keynote,iMovieなど/対象:全学年】
29 会社活動をしよう 〜子どもたちによるアイデアの紹介C〜
【ICTツール:Pages,ロイロノート・スクールなどの共有アプリ/対象:中・高学年】
30 会社活動をしよう 〜子どもたちによるアイデアの紹介D〜
【ICTツール:画面収録,写真(共有アルバム)/対象:中・高学年】
[学習場面]
31 写真共有アルバムで学び合いをしよう
【ICTツール:写真(共有アルバム)/対象:中・高学年】
32 アプリケーションをデザインしよう
【ICTツール:Keynote/対象:中・高学年】
33 Keynoteの動画書き出しで動画をつくろう
【ICTツール:Keynote(+画面収録)/対象:全学年】
34 ふりかえりや感想をデータで蓄積しよう
【ICTツール:Numbers【共同編集】やロイロノート・スクールなど/対象:全学年】
35 「カメラ」「拡大鏡」機能で提示しよう
【ICTツール:カメラ,拡大鏡/対象:全学年】
36 Split Viewで画面を分割しよう
【ICTツール:Split View/対象:全学年】
37 「不透明度」の調整で比較・分析しよう
【ICTツール:Keynoteなど/対象:中・高学年】
38 調べ学習したことをデータ・資料化しよう
【ICTツール:Numbers【共同編集】/対象:中・高学年】
39 友だちの作品に自由にコメントをし合おう
【ICTツール:Keynote/対象:全学年】
40 クロマキー合成の動画をつくろう
【ICTツール:iMovie(Veescope Live Green Screen Appなどでも可)/対象:全学年】
41 スキャナーアプリを活用しよう
【ICTツール:メモ,GoodNotes5などのスキャナー機能/対象:中・高学年】
41 20分授業をしよう@ 自分たちがやりたい授業を考えよう
【ICTツール:Keynote,ロイロノート・スクールなど/対象:中・高学年】
43 20分授業をしようA 授業の「内容」や「方法」を考えよう
【ICTツール:Keynote,ロイロノート・スクールなど/対象:中・高学年】
44 20分授業をしようB 実際に授業をしよう
【ICTツール:Keynote,ロイロノート・スクールなど/対象:中・高学年】
[図書]
45 写真共有アルバムでBOOKチャットをしよう
【ICTツール:写真(共有アルバム)/対象:全学年】
46 おすすめBOOKをつくろう
【ICTツール:Keynote,ロイロノート・スクールなど/対象:全学年】
47 オンライン読み聞かせをしよう
【ICTツール:Zoom,ロイロノート・スクールなど/対象:全学年】
クラス間・異学年交流
48 FaceTimeやZoomでつながろう
【ICTツール:FaceTime,Zoom/対象:全学年】
宿題・持ち物管理
49 リマインダー機能でスケジュールや持ち物管理をしよう
【ICTツール:リマインダー,カレンダー/対象:中・高学年】
評価
50 デジタルスタンプを活用しよう
【ICTツール:メモなど,写真,AirDrop/対象:全学年】
51 音声入力・動画撮影で評価しよう
【ICTツール:Numbers,カメラなど/対象:全学年】
学年末・長期休業
52 夏休み中もみんなで学びを共有しよう
【ICTツール:写真(共有アルバム)/対象:全学年】
53 学年末動画・卒業制作動画をつくろう
【ICTツール:写真(共有アルバム)/対象:中・高学年】
[出欠席]
54 休みの子への連絡をオンラインでしよう
【ICTツール:ロイロノートなどの共有アプリケーション/対象:全学年】
55 お休みの子も授業に参加してみよう
【ICTツール:スクールワーク,ロイロノート,Classroom,Zoomなど/対象:全学年】
Chapter3 ICTの普段使いを実現するためのQ&A
Q1 どうすれば子どもが使いやすく,取り組みたくなる ICT教材をつくることができますか?
Q2 普段の授業や学級経営に役立つICTツール,アプリケーションの便利機能を教えてください。
Q3 機器トラブル等が起きてしまったときの切り抜け方を教えてください。
Q4 タイピングの指導はどのようにしていますか?
Q5 ICTに不慣れな子がいる場合,どのように対応するべきでしょうか?
おわりに

はじめに

 GIGAスクール構想により,小学校現場では1人1台端末を活用できる時代となりました。ICTを活用した実践が数多く行われるようになってきましたが,今まであまりICTを活用されてこなかった先生の中には「どうやってICTを活用すればいいかわからない」「ICTなんてなくても自分は授業ができるのに…」「デバイスを使うとコミュニケーションが減ってしまうのではないのか」と,様々な視点でICTに少しマイナスなイメージをもたれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。もちろん,ICTを使うことが目的になってしまっては本末転倒であり,無理に「ICTを活用しなければ…」と考える必要はないのかもしれません。しかし,ICTを活用することで,今まで実現できなかったことが実現できるようになることも,もちろんあります。できることが増えるということは,子どもたちの学ぶ手段の幅が広がるということです。とはいえ,いくらICTを活用できる環境にあったとしても,先生自身が今までの古い価値観を抱いたまま,紙でできていたことをそのままICTに置き換えるというような安易な発想でいる限り,結局「ICTなんてなくても問題ない」という意見に結びついてしまうのです。例えるならば,いくら美味しい材料が手に入っても,それをどう料理するかで,「これは今までに味わったことのない美味しさだ」と人を感動させることにも,「なんだ,こんなに高い食材なのに,味はこんなもんか」と失望させることにもつながるというようなことです。本書をお読みの皆様は,少なくともICTの活用を前向きに捉え,子どもたちにどんな実践ができるかを日々模索されているのではないかと思います。そんな先生方のために,何か1つでもお役に立つことができればと思い,本書を執筆させていただきました。

 私は,2014年にはじめてiPadを購入しました。とはいえ「これを使って子どもたちに楽しい授業をしたい」という思いこそありましたが,それをどのように活用すればいいかについては,最初はなかなか思いつきませんでした。とりあえず,何か写真を撮影して子どもたちに示したり,拡大印刷機を使う代わりに資料を拡大してスクリーンに映したりといった「提示ツール」としての活用は,iPadを購入したきっかけであったということもあり,すぐに実行できました。しかし,「共有ツール」「発表ツール」「記録ツール」として子どもたち自身に活用させるようになったのは,それからずいぶん経ってからの話になります。

 もちろん,それまでに試行錯誤をするなかで,先述のような古い価値観のままICTを取り入れてしまい,「これはタブレットがなくても,紙でできるな」と後から思ったことや,ICTという目新しさだけに着目してしまい,「この活動はタブレットを使うことで子どもたちはとても楽しそうにしていたけれど,そこに子どもたちの学びはあったのかな」のように学びの本質とのズレに気づいて違和感を覚えてしまったこともたくさんありました。しかし,そういった後悔や違和感を抱きながら,多くの経験を重ねてきたからこそ,改めて教育の本質と向き合い,ICTという新しいツールを活用した,新しい学びのあり方について深く考えるようになっていったのです。

 さて本書では,そんな私の経験から,ICTの普段使いのアイデアを55事例紹介します。今回の事例は,なるべく有料のアプリケーションなどは使わない,ほとんど純正のアプリケーションや無料のアプリケーションだけでできそうなもののみに厳選させていただきました。それらの事例の中には,使い方や使う場面をアレンジしたり,より応用的に活用したりすることができるものもたくさんあります。これらの事例をヒントに,皆様にもたくさんのアイデアを生み出していただきたいと思います。そして,それらのアイデアが子どもたちに還元されることで,子どもたちの学校生活や学びが少しでも豊かなものになれば,これほど嬉しいことはありません。


  2021年11月   /東口 貴彰

著者紹介

東口 貴彰(とぐち たかあき)著書を検索»

1986年生まれ。

関西大学初等部教諭。元大阪教育大学附属平野小学校教諭。

世界に2,947人いるApple Distinguished Educatorの1人。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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