- はじめに
- ワークシートの使い方
- PART1 学習時にワーキングメモリの弱さを支えるポイント
- 1 ワーキングメモリと学習
- 2 漢字習得・活用の困難の原因と対策
- 3 算数の困難の原因と対策
- PART2 ワーキングメモリに配慮した「読み」「書き」「算数」教材集
- 漢字の構成
- 1 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう @
- 2 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう A
- 3 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう B
- 4 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう C
- 5 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう D
- 6 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう E
- 7 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう F
- 8 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう G
- 9 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう H
- 10 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう I
- 11 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう J
- 12 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう K
- 13 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう L
- 14 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう M
- 15 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう N
- 16 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう O
- 17 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう P
- 18 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう Q
- 19 △と □の 形を 組み合わせて 1つの かん字を つくろう R
- ことば
- 1 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう @
- 2 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう A
- 3 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう B
- 4 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう C
- 5 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう D
- 6 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう E
- 7 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう F
- 8 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう G
- 9 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう H
- 10 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう I
- 11 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう J
- 12 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう K
- 13 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう L
- 14 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう M
- 15 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう N
- 16 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう O
- 17 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう P
- 18 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう Q
- 19 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの ことばを つくろう R
- 文
- 1 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう @
- 2 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう A
- 3 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう B
- 4 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう C
- 5 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう D
- 6 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう E
- 7 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう F
- 8 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう G
- 9 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう H
- 10 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう I
- 11 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう J
- 12 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう K
- 13 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう L
- 14 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう M
- 15 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう N
- 16 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう O
- 17 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう P
- 18 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう Q
- 19 かん字を 2つ えらび 組み合わせて 1つの 文を つくろう R
- 筆算
- 1 2けたの かげん算を しよう
- 2 3けたの かげん算を しよう
- 3 4けたの かげん算を しよう
- 4 たし算・ひき算の 式を つくろう
- 5 1けた×2けた、1けた×3けたの かけ算の 筆算を しよう
- 6 2けた×2けたの かけ算の 筆算を しよう
- 7 3けた×3けたの かけ算の 筆算を しよう
- 8 自分で かけ算の 式を 作ろう
- 9 2けた÷1けたの わり算の 筆算を しよう
- 10 2けた÷2けたの わり算の 筆算を しよう
- 11 3けた÷2けたの わり算の 筆算を しよう
- 12 自分で わり算の 式を つくろう
- 単位
- 1 長さを 書こう @
- 2 水の かさを 書こう
- 3 長さを 書こう A
- 4 重さを 書こう
- 5 時間を 書こう
- 分数
- 1 分数を 線の 上に いちづけよう @
- 2 分数を 線の 上に いちづけよう A
- 3 分数で 表される 量を 理かいしよう
- 4 分数を くわえたり ひいたり しよう @
- 5 分数を 線の 上に 位置付けよう B
- 6 分数の 大小を くらべよう
- 7 分数を 加えたり ひいたり しよう A
- 8 分母の ことなる 分数を 加えたり、ひいたりしよう @
- 9 分母の ことなる 分数を 加えたり、ひいたりしよう A
- 10 分母の ことなる 分数を 加えたり、ひいたりしよう B
- 小数
- 1 小数を 使って 長さを 表そう @
- 2 小数を 使って 何こを 表そう
- 3 線上の 数字を 読んだり 線上に 数字を 表したりしよう
- 4 小数を 使って 長さを 表そう A
- 5 小数の 筆算を しよう @
- 6 小数を 使って 長さを 表そう B
- 7 小数の 大小を くらべよう
- 8 小数の 筆算を しよう A
- 9 小数の 筆算を しよう B
- 10 小数の 筆算を しよう C
- 単位量
- 1 単位あたりの 大きさを 考えよう
- 速さ
- 1 道のり、時間、速さを 考えよう @
- 2 道のり、時間、速さを 考えよう A
- 割合
- 1 比べられる量、もとにする量、割合を 考えよう @
- 2 比べられる量、もとにする量、割合を 考えよう A
- 3 比べられる量、もとにする量、割合を 考えよう B
- 図形
- 1 図形に 当てはまるか 考えよう
- 2 図形の 面積を 求めよう
- 3 角度を 求めよう
- 4 図形の 面積と 円周の 長さを 求めよう
はじめに
令和6年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小学校・中学校(国立・公立・私立)における不登校児童生徒数は約35万4千人であると報告されています。筆者は、放課後等デイサービスなどで不登校の児童の学習支援を行っています。こうした児童は、小学校低学年の時期、学校の授業で何らかの不適応が生じ、学校に行っても、教室に入れなかったり、中高学年であっても、しばしば、2年次以降の国語や算数の内容の学習に困難を示し、1〜2年次のレベルに留まっていたりします。学年相応の国語の文章が読めないことの主要な原因は、文章の中の漢字が読めないことです。文章の中に、1文字でも読めない漢字があると、意味がわからず、そこで、読解が止まってしまいます。そのような場合、子どもに音声で文章を読み上げると、文章の意味がすんなり頭に入ることがあります。高学年の児童や生徒の場合、パソコンの読み上げソフトを利用し、思考力を伸ばせばよいのですが、低中学年の児童の場合、漢字を自分で読み書きし、文章読解ができるようになる方が当然、好ましいと言えます。画数の多い漢字の場合、繰り返して書いても、情報量が児童のワーキングメモリの容量をオーバーしてしまうので、覚えられません。しかし、漢字は、部品(旁)の組み合わせからなっています。3つ以内の部品ならば、児童のワーキングメモリに記憶し、なお考えるためのワーキングメモリ資源が残っています。本書の前半では、漢字を2つの部品で意味的に構成し、さらに、それを使って、ことば(フレーズ)や文をつくるワークを配置しています。ワークを繰り返し行うことで、漢字を覚え、文章の読み書きを促すことをねらいとしています。他方、後半では、2年次以降の算数の内容を取り上げています。算数の学習は、主に、視空間性ワーキングメモリでイメージを記憶し、考えることに依拠します。2年次以降の内容の難しさの主な原因は、問題解決に要するステップが増えて、児童のワーキングメモリがオーバーフローしてしまうことです。それを解決するために、各ステップのイメージを明確にし、児童が1ステップずつ順番に行うことができるようにワークを構成しています。例えば、7+6という1桁の数の計算が解ければ、17+26のような2桁の数の計算は、最初に一の位同士の計算(7+6)、次に、繰り上がった1と十の位同士の計算(1+2+1)という、ステップを順番に実行すれば、正解します。一つ一つのステップを順番に行うことを繰り返せば、ワーキングメモリのオーバーフローを防ぎながら、手続きを学習することができます。
本書が2年次以降の「読み」「書き」「算数」につまずいている子どもたちの学習に少しでも役に立つことを期待しています。
2025年12月 /湯澤 正通
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明治図書

















