教師の待つ技術

教師の待つ技術

新刊

総合61位

戦略的に、子どもを待てますか?

教師にとって、「働きかける」ことだけが指導ではなく、「待つ」ことも重要な指導の1つ。それはわかっているけど、待たなければいけない場面でついつい口を出してしまう。待つべきときと待つべきでないときの区別がうまくできない。そんな先生のための1冊です。


紙版価格: 2,046円(税込)

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ISBN:
978-4-18-506825-3
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小・中
仕様:
四六判 160頁
状態:
在庫あり
出荷:
2021年9月27日
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もくじ

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はじめに
第1章 「待つ」技術を紐解く 「待てる教師」になるために必要なこと
「待てる教師」って、どんな先生?
「待つ」技術を紐解く@―定義を考えてみよう
「待つ」技術を紐解くA―カテゴライズしてみよう
「待つ」技術を紐解くB―論理的に理解しよう
第2章 「待てる教師」のマインドセット
「待てる教師」になるカギはマインドセット
「待てる教師」のマインドセットのカギ@―自己肯定感
自己肯定感は上下するもの
「待てる教師」のマインドセットのカギA―メタ的な視点
メタ的な視点を生かして、感情をコントロールする
メタ的な視点を生かして、言葉をコントロールする
メタ的な視点を生かして、目に見えない「空気」を察知する
メタ的な視点を生かして、多様性を認める
私の「待てる教師像」を支えるたった1つの心構え
第3章 「待つ」技術の実践 学級経営編
待つ指導と待たない指導を決め、「待てる状況」をつくる
先回りするクセをつける
観察から始める
待つことで言葉に力をもたせる
「子どもに機会を与える」という意識をもつ
子どもの力を信じ、辛抱強く耐える
教師が矢面に立ち過ぎていないかチェックする
情熱の注ぎどころを見極める
「待てる」教師の学級の2つの特徴と学級会
第4章 「待つ」技術の実践 授業づくり編
限られたリソースで全体を最適化する
授業の内容を精選する
助け船を出さなくて済むように、子ども同士で協力し合う雰囲気をつくる
一度で100%の全員理解を目指さない
全員参加を大切にする
子どもの成長は直線的ではないことを認識する
趣意説明を丁寧に行い、励ましのメッセージを送り続ける
道徳授業で見守り育てる
一年間のスパンで活動を設定する
おわりに

はじめに

 こんにちは、須永吉信です。

 唐突ですが、教員の多忙化が叫ばれる昨今、皆さん、疲れていませんか?

 正直に言うと、私は非常に「疲れたな…」と感じるときがあります。

 それゆえに、昨今では「働き方改革」も叫ばれるようになりました。実際に、職場で業務の精選が始まっているところも多いのではないかと思います。

 さて、そこで得た私の結論。それはずばり「働き方改革では、業務は楽になるだろうけれども、教師の『疲れたな…』は決して解消されないだろうな」ということです。

 もちろん、業務の削減によって体力的な面では楽になるでしょう。しかし、精神の摩耗はそれでは解消されません。なぜなら「疲れたな…」という精神の摩耗の原因は、今の教育界が教師に対して「DO」を求め過ぎていることにあるからです。(子どもたちに)あれもさせなければならない、これもさせなければならない…という「DO」に振り回され、教師はいかに効率よく指示(要望)に応えるか、悪い言い方をすると、教師が「産業ロボット」化しているのが教育界の現状です。

 そんな教師の精神を解放するカギとなるのが、「BE」です。

 「DO(やり方)」から「BE(あり方)」への転換。それこそが必要なのです。


 さて、本書のテーマは「待つ」ことです。日常の学校生活や授業の中で、意図して子どもを待てる教師になるために必要な技術について論じました。

 ただし、書名でも「技術」と銘打っていますが、「待つ」という行為においては「DO」よりも圧倒的に「BE」が問われます。つまり「ここは待った方がよかったかな」という思考ベースが「いったい何に支えられているのか」が本来的に重要になってくるわけです。

 そこで、本書は「待つ」ことを技術として捉えつつも、そのような教師としての「BE」にも一歩踏み込んで論じました。

 本書が、手に取ってくださったすべての先生方の一助となれば幸せに思います。


  2021年8月   /須永 吉信

著者紹介

須永 吉信(すなが よしのぶ)著書を検索»

1986年生まれ。群馬大学教育学部卒業。

栃木県小山市間々田東小学校勤務。おやま教育サークル代表。「授業道場野口塾」青年塾生。山中伸之氏に師事。

サークルの理念「良いものは良い 良いものは続く 良いものはいつか受け入れられる」をモットーに,日々授業や学級経営に励んでいる。研究分野は国語教育,道徳教育,学級経営など。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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