図解 小学2年の学級経営
世界一わかりやすいクラスづくりの本

図解 小学2年の学級経営世界一わかりやすいクラスづくりの本

新刊

すべての大切なことが、「見て」わかる!

新年度準備、学級・授業開きから、学級システム、行事、学級あそび、学級おさめまで、小学2年の学級経営のすべてを、わかりやすいけれど中身の濃い「図解」でまとめました。さっとつかみたい派、じっくり考えたい派、どちらの先生も大満足間違いなしの画期的1冊!


紙版価格: 1,980円(税込)

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ISBN:
978-4-18-496228-6
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 120頁
状態:
在庫あり
出荷:
2026年3月9日
備考:
サポート情報

もくじ

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イントロダクション
小学2年の学級経営 3つのポイント /橋 朋彦
4月
新年度準備(学級)
笑顔があふれる学級づくりの準備を整えよう!
新年度準備(授業)
子どもの興味関心を高める授業開きの準備をしよう!
新年度準備(学年)
学年としての考え方を共有し,子どもたちを温かく迎えよう!
学級開き(1日目)
安心と期待を感じられる1日目にしよう!
学級開き(2日目)
子ども同士の関係づくりとクラスのシステムづくりをしよう!
学級開き(3日目)
信頼関係づくりと授業開きに全力を注ごう!
授業開き(国語)
お気に入りの登場人物を選び,なりきって音読しよう!
授業開き(算数)
自分なりの目のつけ方で考えよう!
授業開き(体育)
みんなが楽しめる「増え鬼ごっこ」をしよう!
生活のルール
「守って当たり前」から「守るとみんなが心地よい」を実現しよう!
学習のルール
ミニゲームで得られる楽しさを,学習のルールにも汎化させよう!
学級あそび(アイスブレイク)
カードを並べて名前を完成させよう!友だちの名前,覚えたかな?
友だちと協力してしりとりをしよう!しりとりたくさんできるかな?
朝の会のシステム
自分たちで時間通り始めて,気持ちよく朝をスタートしよう!
帰りの会のシステム
しっかりと帰る準備をして会に臨もう!
日直のシステム
仕事の内容を子どもたちと決めよう!
掃除のシステム
しっかりと仕事を意識して時間いっぱい掃除をしよう!
給食のシステム
迷わず給食準備ができるようにしよう!
係活動のシステム
楽しんで活動するためにわくわくから出発しよう!
学級目標
学級目標と日常の具体的な行動を結びつけよう!
学級通信
保護者を学級通信に巻き込もう!
1人1台端末
タブレットを使いこなそう!
5月
5月のクラスづくりのポイント
授業参観・懇談会
子どもの成長を共に喜べる場にしよう!
春の運動会
大玉転がしの単元を体育科の授業で構成しよう!
6月
6月のクラスづくりのポイント
学級あそび(室内あそび)
こよりをつくって相撲をしよう!こより相撲選手権
ジェスチャーだけで探せるかな?好きなあそびで集まろう!
7月
7月のクラスづくりのポイント
1学期の通知表作成・文例
9月
9月のクラスづくりのポイント
登校渋り・不登校への対応
言葉にならない気持ちを「伝える練習」で,対話へと踏み出そう!
学級あそび(リスタート)
夏休みの重大ニュースをスリーヒントで当てよう!何をやったのでしょう?
写真のヒントを見て,先生の名前を当てよう!この先生はだれでしょう?
10月
10月のクラスづくりのポイント
秋の運動会
ポジティブを引き出す活動をしかけよう!
学習発表会
みんなでお話の世界を届けよう!
11月
11月のクラスづくりのポイント
子ども同士のトラブル対応
「ごめんね」「いいよ」の先を育てよう!
学習のレベルアップ
学びたくなるしかけをして,モチベーションをアップさせよう!
12月
12月のクラスづくりのポイント
保護者面談
想いに寄り添うツーウェイな保護者面談にしよう!
2学期の通知表作成・文例
1月
1月のクラスづくりのポイント
係活動のレベルアップ
自分たちで解決できるしかけをつくろう!
2月
2月のクラスづくりのポイント
学習のレベルアップ
写真や動画を活用して表現の幅を広げよう!
3月
3月のクラスづくりのポイント
授業おさめ
上級生になったことを生かしながら1年間を振り返ろう!
学級イベント
クイズ「このヒーローはだれだ!?」を楽しもう!
3学期の通知表作成・文例

イントロダクション

小学2年の学級経営 3つのポイント

  千葉県公立小学校 /橋 朋彦


1 2年生の特徴を理解する

 2年生は,比較的学級経営がしやすい学年とされ,初任者やはじめて講師を務める先生が担任を受け持つことも多くあります。一方で,近年では「2年生でも学級が落ち着かず,学級経営が難しくなってきた」と感じる声も増えてきました。

 イントロダクションでは,まず2年生の学級経営が「しやすい」とされる理由と「しにくい」とされる理由を押さえ,そのうえで,大切にしたい3つのポイントをまとめました。本書でこれから紹介される様々な実践は,2年生の発達段階や特徴を理解したうえで取り組むことで,より効果的になります。その一助となれば幸いです。


2 2年生の学級経営が「しやすい」とされる理由

 まずは,2年生という学年の特徴を理解してもらうために,学級経営がしやすいとされる理由についてあげていきます。

小学校生活に慣れており,基本的な生活習慣が身についている

 1年生で学校生活の基礎(学習の仕方,生活の仕方など)を学んでいます。2年生では,1年生で身につけた基礎をもとにして学校生活が送れるようになっているため,ある程度自立した行動ができるようになります。

素直さがあり,教師の言葉に前向きに反応する

 「先生が好き」「先生の言うことを聞こう」という気持ちや,「ほめられたい」「認められたい」という思いから,教師の期待に応えようとする姿が見られます。

自我が育ち過ぎておらず,集団の中での活動がやりやすい

 高学年に比べて自己主張が比較的柔らかく,協調性が育ちやすいです。「みんなで一緒に」や「○○係」などの活動に喜びを感じ,意欲的に取り組む傾向があります。

人間関係のトラブルが小さく,解決しやすい

 友だちとの関わりが増えるものの,深刻な対立や仲間外れは少ない傾向にあります。トラブルがあっても教師の関わりを通して,素直な気持ちで向き合えるので,関係調整がしやすいです。

学習面でのつまずきが本格化する前で,学習意欲が比較的高い

 学習内容が基本的で,「できた」「わかった」が実感しやすく,学ぶことが楽しいと思える時期です。読み書き・計算などの基本スキルを使って,達成感を得やすい特徴があります。


 基本的に,2年生は何事にも前向きに関わろうとする姿勢があり,教師が提案する取組や,学級・個人の課題にも素直に向き合うことができます。

 こうした素直さがある2年生だからこそ,身につけさせたい力を明確にしながら指導することで,その力をしっかりと定着させることができます。その積み重ねが,中・高学年での充実した学校生活につながっていきます。


3 2年生の学級経営が「しにくい」とされる理由

 一方で,難しさを感じる場面も増えてきています。

慣れからくる気のゆるみや甘えが見られる

 1年生の緊張感がなくなり,「もうわかっている」「もうできる」という気持ちから,指示を聞かなかったり,約束を守らなくなったりすることがあります。友だち同士でふざけたり,授業中に私語が増えたりと,集団としてのゆるみが起こりやすい時期でもあります。

言葉によるトラブルが増えてくる

 語彙が増え,自我が芽生え始める時期ですが,相手の気持ちを考えた発言や言葉のコントロールが未熟なため,口調が強くなったり,きつい言葉で友だちを傷つけたりする場面が増えてきます。いわゆる「ちくちく言葉」が多くなり,人間関係のトラブルが表面化する学年でもあります。

学力差・学習習慣の差が目立ち始める

 1年生での基礎の定着の差が2年生で顕著になり,「できる子」と「つまずく子」の差が広がり始める時期です。「勉強が苦手」と感じる子が増え,授業に消極的になることもあり,学習意欲や集中力の差に対応する必要が出てきます。

教師との関係に慣れ,反抗的な言動が出始める

 教師との距離感に慣れてくることで,指示を軽く受け止めたり,反抗的な言葉や態度が出たりするようになります。中には「先生,なんで?」など,教師の言葉に素直に従わなくなる子どもも出てくるため,指導の工夫が求められることもあります。

表面上の素直さと,内面の複雑さのギャップが出てくる

 一見素直に見えても,心の中に葛藤や反発の気持ちを抱え始める時期です。そうした内面に気づかず対応してしまうと,「言われた通りにやってるのに,先生はわかってくれない!」といった信頼関係のすれ違いが起こることもあります。


 「低学年だから楽だろう」という先入観をもって臨むと,思わぬ反発やつまずきに直面します。2年生ならではの難しさもきちんと押さえ,子どもたちの実態と丁寧に向き合いながら,学級経営に取り組むことが大切です。


4 学級経営の3つのポイント

 これまでにあげた2年生の特徴をもとに,次の3つのポイントを押さえて実践をすることで,より安定した学級経営につなげることができます。


@「前向きな言葉」で学級の空気をつくる

 2年生の子どもたちは,まだ言葉の選び方や表現が未熟です。ネガティブな言葉が広がると,せっかくの取組も効果が発揮されません。そこで,「いいね!」「やってみよう!」などの前向きな言葉を,まず教師自身が日常的に使い,子どもたちにも広げていくことで,温かく前向きな学級の雰囲気がつくられていきます。

A取組の「目的や価値」を共有する

 教師が一方的に取組を呼びかけても,子どもたちはただ“やらされている”状態になり,十分な効果は得られません。「なぜこの取組をするのか」「どんなよいことがあるのか」といった目的や価値を共有することで,子どもたち自身が納得し,取組を自分の成長につなげていくことができます。

B「できてうれしい!」という経験をたくさんさせる

 「活動して成長できた!」という感覚は,子どもたちの意欲の源になります。教師が子どもの成長を見つけて「できたね!」「うれしいね!」と喜びを伝えたり,学級全体で「やったね!」と共有したりすることで,子どもたちは「できることが増えるのは楽しい」と感じるようになります。そうした積み重ねで,本書でご紹介する実践もより効果的になります。


 2年生は,よくも悪くも素直な学年です。素直な時期だからこそ,前向きな土台を築き,そのうえで実践を積み重ねることが,後の学年への大きな財産になります。



著者紹介

『授業力&学級経営力』編集部(じゅぎょうりょく&がっきゅうけいえいりょくへんしゅうぶ)著書を検索»


※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。

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内容 ファイル名 サイズ  
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(主に小学校低学年)
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イラストカット
(主に小学校中・高学年)
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(カラー、グレー、ぬり絵)
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