- シリーズ刊行にあたって
- はじめに
- 第1章 クラスが100倍ステキになる「教室環境・学習アイテム」の極意
- POINT1 教室で効果を生むための三つのポイント
- POINT2 教室の環境を整える三つのポイント
- POINT3 子どもたちの意欲を引き出す三つのポイント
- POINT4 実践を進化させる三つのポイント
- 第2章 ロケット「教室環境・学習アイテム」スキル
- 教室環境のスキル
- 1 学級目標を子どもたちと作成するスキル
- 2 子どもたちが学級目標を意識して生活するスキル
- 3 願いをもとに学級キャラクターを作成するスキル
- 4 子どもと人間関係を育むぬいぐるみ活用スキル
- 5 毎朝の黒板メッセージで勇気づけるスキル
- 6 不在時に教師のメッセージに注目させるスキル
- 7 指導内容を効果的に掲示するスキル
- 8 オリジナルカレンダーで意欲を引き出すスキル
- 9 一日の見通しをもち安心して生活できるようにするスキル
- 10 学習機会を保障する忘れ物対応スキル
- 11 教師用机の四次元ポケット化スキル
- 12 机周りを整頓できるようにするスキル
- 13 子どもたちの自己決定を促す座席決めスキル
- 14 目的に合わせた活動別の机配置スキル
- 15 子どもが安心して学べる黒板周りの整備スキル
- 16 紙の分別・再利用スキル
- 17 提出状況がひと目でわかる宿題回収スキル
- 18 日直の仕事を見える化し,安心して取り組ませるスキル
- 19 いつでも見直せる! 掃除の手順を把握させるスキル
- 20 掃除当番を子どもたち自身で運営できるようにするスキル
- 21 既習事項を学びの軌跡として掲示するスキル
- 22 鮮度を意識して掲示物を定期的に入れ替えるスキル
- 23 子どもたちが教室掲示物を作成できるようにするスキル
- 24 「ビー玉貯金」でいい行動を認め合えるようにするスキル
- 25 「いいところ探しカード」で自他のよさを認め合えるようにするスキル
- 26 お互いのあたたかい言葉がけを意識させるスキル
- 27 子どもが自発的に取り組む係活動活性化スキル
- 28 一年間の成長を実感する写真掲示&動画披露スキル
- 学習アイテムのスキル
- 1 学習アイテムの使いどころ・開放を見極めるスキル
- 2 トーキングスティックで自分の考えを語らせるスキル
- 3 運命を託して! ドキドキ割りばしくじ活用スキル
- 4 即日発行! 学級通信活用スキル
- 5 ここぞ!というときの学習アイテムの保管・管理スキル
- 6 鉛筆を正しく持てるようにするスキル
- 7 感覚を詳細に把握するための五感マグネット活用スキル
- 8 「小さい声」にわくわく倍増! 発言の意欲を引き出すスキル
- 9 教室の空気を明るくする○×判定ボタン活用スキル
- 10 教える価値を捉えさせ,説明の意欲を引き出すスキル
- 11 主体的な授業参加を促すマグネット式ネームプレート活用スキル
- 12 声に出して覚える! フラッシュカード活用スキル
- 13 「時間の価値」を可視化するデジタルタイマー活用スキル
- 14 手軽に準備! 逆上がり指導スキル
- 15 音楽の力で体育の活動活性化スキル
- 16 かけ算九九を定着させるスキル
- 17 「○○アイテム」と名付けて既習事項を使いこなせるようにするスキル
- 18 学びの自己調整を促すスキル
- 19 Google クラスルームで予定を管理しマネジメント力を高めるスキル
- 20 文章の推敲・共有に便利! Googleドキュメントを使って作文させるスキル
- 21 Google Jamboardで子どもたちの考えを整理するスキル
- 22 Google Forms・テキストマイニングで意見を視覚化するスキル
- 23 即時採点のKahoot!で楽しく形成的評価を促すスキル
- 24 苦手さのある子どもが安心して活動できる掲示物活用スキル
- 25 学習態度の定着を可視化するスキル
- 26 教室に入れない子どもも安心して授業に参加できるようにするスキル
- 27 子ども作成おみくじで保護者会の空気を和らげるスキル
- こんなときどうする? 対応スキル
- 1 学年全体で掲示物をそろえるときの対応スキル
- 2 担任一人一人の強みを生かすために学年であえて掲示物をそろえない対応スキル
- 3 学年データの活用度を上げ,年度を越えて共有するためのスキル
- 4 教室環境を破壊するような荒れた学級を受け持った際の対応スキル
- 5 あえて隙をつくる!? 子どもを自立させたいときの対応スキル
- 執筆者紹介
シリーズ刊行にあたって
ロケットスタートシリーズもGIGAプラスを加えて,だいたいの授業や学級づくりについて具体的な実践提案ができてきたと思っています。
今回は,さらにロケットスキルと題して,
@朝の会・帰りの会
A授業のミニネタ
B日直・係活動・当番活動
C教室環境・学習アイテム
D学級通信
Eレク&アイスブレイク
の六つのテーマについて,それぞれを単行本としてまとめました。
すべて,学級で考えなければならないテーマばかりですが,この項目ごとの本は,なかなかないのではないかと思っています。
読んだその日から使える,具体的な実践を集めました。
編者には,ベテラン,中堅,若手と各分野で実績をあげている先生方にお願いしました。どなたも単著を書けるレベルの方々ですが,あえて,実践家のすそ野を広げていただこうと,各先生方の人脈から執筆者を募る形をとりました。
ロケットスタートシリーズの本質は,何度も繰り返して述べているように「具体的な実践」をふまえたところにあります。今回もその線は崩していませんが,各テーマについての考え方(実践理論)も述べられていて,
「なんのためにそうするのか」
という根本的なところにも触れています。
各テーマについて,自分の考えを深めることにもつながることでしょう。
おかげさまで,充実したラインナップになりました。自信をもっておすすめできます。
/多賀 一郎
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- 明治図書