中学校道徳 指導スキル大全

中学校道徳 指導スキル大全

新刊

BEST300

便利過ぎて手放せない!中学校道徳授業のすべてをカバー

導入、教材提示、発問・問い返し、板書、話し合い、振り返り、書く活動、評価、教材教具作成、ICT活用等、授業力アップのための必須スキルを70本収録。指導に困ったときも、ステップアップしたいときも、今欲しい情報がすべて詰まった1冊です!


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ISBN:
978-4-18-453132-1
ジャンル:
道徳
刊行:
対象:
中学校
仕様:
A5判 168頁
状態:
在庫あり
出荷:
2022年5月18日
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目次

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 道徳授業に欠かせない指導スキルのポイント
1 生徒は自分を語りたがっている
2 授業づくりのための13の指導スキルポイント
第2章 道徳授業の指導スキル70
授業構想・教材研究
1 生徒が自分事の道徳学びを進める授業を構想するスキル
2 人間理解を深めるスキル
3 中心価値や関連価値を考えるスキル
4 原作・教科書を読み比べ生かすスキル
5 事実関係を調査するスキル
導入
6 興味関心を引き出すスキル
7 教材に関する補足情報を伝えるスキル
8 授業開始時に考えを整理させるスキル
9 話し合いへの雰囲気を温めるスキル
教材提示
10 範読のスキル
11 場面絵などを効果的に提示するスキル
12 映像を活用して提示するスキル
13 結末を見せずに提示するスキル
14 補助教材と合わせて提示するスキル
発問・問い返し
15 生徒の考えから学習問題を導くスキル
16 登場人物を自分に置き換えて考えさせるスキル
17 自分の行動や考えを見つめて考えさせるスキル
18 価値実現の難しさを考えさせるスキル
19 比較して考えさせるスキル
20 多面的・多角的な思考を促すスキル
21 根拠・理由を問い返すスキル
22 発言を言い換え導くスキル
板書
23 時系列をわかりやすく書くスキル
24 考えの変化をわかりやすく示すスキル
25 考えのつながりをわかりやすく示すスキル
26 対比構造をわかりやすく示すスキル
27 図式化して理解を助けるスキル
28 表を用いて理解を助けるスキル
29 ミニホワイトボードなどを組み合わせるスキル
話し合い(語り合い)
30 座席配置を生かすスキル
31 ペアの話し合いを生かすスキル
32 グループの話し合いを生かすスキル
33 全体での話し合いを円滑に進めるスキル
34 役割を決めて子どもに任せるスキル
35 討論形式で深めるスキル
振り返り
36 教材と生徒自身の生活をつなぐスキル
37 学んだことを意識させるスキル
38 日常と授業をつなげる工夫をするスキル
終末
39 体験談を生かした説話を行うスキル
40 格言・名言を生かした説話を行うスキル
41 補助教材を活用するスキル
42 ゲストティーチャーとコラボするスキル
43 次時への課題を明確にするスキル
書く活動
44 ねらいにそってワークシートを工夫するスキル
45 道徳ノートの書き方を指導するスキル
46 図解化・イラスト化で表現させるスキル
47 思考ツールを活用するスキル
48 自己評価・相互評価を組み合わせるスキル
49 宿題を活用するスキル
表現活動
50 動作化・役割演技を活用するスキル
51 エンカウンターを活用するスキル
52 モラルスキルトレーニングを活用するスキル
評価
53 指導と評価の一体化を図るスキル
54 授業中の発言や学習の様子から見取るスキル
55 ノートの記述から見取るスキル
56 表現活動(パフォーマンス等)から見取るスキル
57 板書の結果等から見取るスキル
58 自己評価を効果的に活用するスキル
59 生徒の相互評価活動を生かすスキル
教材教具作成
60 読み物教材(自作)を開発するスキル
61 TVや新聞記事を教材化するスキル
62 音楽等を教材化するスキル
63 教材にかかわる教具を作成するスキル
64 心情メーター等を活用するスキル
ICT活用
65 生徒の考えを把握するスキル
66 個人の考えを視覚化して共有するスキル
67 アンケート機能を生かすスキル
68 課題配信機能を生かすスキル
69 動画等を生かすスキル
70 電子黒板を活用するスキル

はじめに

 過日,10年ぶりに訪ねてきた現職教師の教え子が,意味深長な言葉を口にしていました。教え子曰く,子どもが自分の生き方について考える道徳科は学校教育の中で本当に大切だと言うのです。続けて,学生時代は道徳教育など全く興味がもてなくて,覚えているのは「道徳をどう説くか」と先生が最初に発した言葉くらいだと言うのです。苦笑しつつも,人間の変容可能性を感慨深く思いました。同時に,道徳はいくら教え込もうとしても,当事者が望んで受け入れない限り受容されないと改めて自覚したような次第です。

 多感な思春期の只中を生きる中学生にとって,道徳科授業はとても大切です。なぜなら,自らの生き方を暫し立ち止まって問い,自分とは異なる他者の生き方を知り,改めて自らを自問しつつ新たな人生の羅針盤を手に入れる学びであるからです。言葉で表せばこんな一言で終わってしまう道徳科授業ですが,水を欲していない馬を川辺に連れて行って無理矢理水を飲まそうとしても不可能なように,生徒が自ら関心を向け,内容に耳を傾け,頷いたり頭を振ったりして自分事として考え,そこで得た学びを自らの生き方に収斂していこうと自覚化できる道徳科授業を簡単に指導で実現できるようであれば,それは教師冥利に尽きることです。しかし,現実はなかなかそんな生徒も教師も得心できるような授業とならないのが道徳科であると考えます。

 ならば,何が理由でそうならないのでしょうか。教師の生徒理解が不足しているからなのでしょうか。それとも,生徒の琴線に触れるような道徳科授業を展開するための道徳科理解や指導スキルが不足しているからなのでしょうか。教師が日々語りかけている中学生は道徳科授業をどう認知し,どう評価し,どう自分たちのための授業改善を欲しているのでしょうか。

 本書は,多感な中学生時代の今を生きる生徒たちに「道徳科での学びの大切さをどう説くか」を体現するための指導スキルを網羅した待望の1冊です。


  2022年3月   /田沼 茂紀

著者紹介

田沼 茂紀(たぬま しげき)著書を検索»

新潟県生まれ。上越教育大学大学院学校教育研究科修了。國學院大學人間開発学部初等教育学科教授。専攻は道徳教育学,教育カリキュラム論。

川崎市公立学校教諭を経て高知大学教育学部助教授,同学部教授,同学部附属教育実践総合センター長。2009年より國學院大學人間開発学部教授。同人間開発学部長を経て現職。日本道徳教育学会理事,日本道徳教育方法学会理事,日本道徳教育学会神奈川支部長。小・中学校道徳科教科書『きみがいちばんひかるとき』(光村図書)編集著作代表。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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