図工科授業サポートBOOKS
小学校図工スキマ時間に大活躍! おもしろショートワーク 造形・立体あそび編

図工科授業サポートBOOKS小学校図工スキマ時間に大活躍! おもしろショートワーク 造形・立体あそび編

「遊び以上題材未満」で子どもは夢中!学びもしっかり!

準備はコピーして配るだけ。ワークに沿って活動すれば作品のできあがり。15分〜と短時間で取り組めるので、授業の始めやスキマ時間にOK。新CSに対応した評価規準も収録し楽しい中に学びもしっかり。材料や場所を楽しむ、行為を楽しむ等50のワークを紹介。


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PDF
ISBN:
978-4-18-427316-0
ジャンル:
図工・美術
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 112頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年5月13日

もくじ

もくじの詳細表示

本書を手にとって下さった方々へ
本書の特徴と使い方
スキマ時間に大活躍!おもしろショートワーク50
材料や場所を楽しむシリーズ
01 チョークでバトン
02 ストローは続くよどこまでも
03 いつものロッカー大へんしん!
04 プリンカップになに入れる?
05 ひもでひとがた
06 ひっせんバケツの色水で…
07 超変形!ギューニューパック!
08 え!?これ新聞紙??
09 クルッとまいて,くっつけて!
10 紙パックの皮むき?そしてくっつけて!
11 洗たくばさみから生まれたよ
12 ワンダーランド
13 ペーパータワーをライティング
14 こぼれる光を楽しもう!
15 この石!いい石?どんな石!?
16 そよ風にのせて
17 お気に入りの音色を見つけたよ!
行為を楽しむシリーズ
18 水でうつして・かたちをかさねて
19 より高く!クリップタワー
20 ながーーーく,ちぎって
21 この紙に何人乗れるかな
22 つなげたワつながったワ
23 かさねて,くみあわせて
24 ひらひらコレクション
25 紙タワー建築家
26 紙を立たせてあげよう!
27 みんな,みんな,おともだち!
28 風といっしょに
29 ハリセンボンとあなぼこさん
30 道は続くよどこまでも
31 たかく!たかく!
32 落ち葉を立てたら…
33 クルクルディスクピクチャー
34 色いろいろ
35 穴あけアート選手権
36 イロイロな感触をつくろう
37 とろぴた粘土と遊ぼう
38 気持ちイイを探そう
39 小枝を折って表わそう
40 水をつかんで遊ぼう
イメージを楽しむシリーズ
41 えんぴつで大都会
42 あばれる透明人間!
43 砂と小石の物語
44 どんな気分かな?
45 ここにいるよ
46 光のさし込む窓辺を
47 教室フライト!
48 ここから見ると○○に見える!?
49 なんの形かわかるかな?
50 水のカタチをつくろう
付録 リフレカード

本書を手にとって下さった方々へ

 子どもは,絵を描いたり身近にある材料で何かをつくったりする造形活動が大好きです。学校にいるときも,家にいるときも,造形活動を楽しんでいます。黒板やノートの端,あらゆる場所がキャンバスであり,割り箸やストロー,それらが入っていた袋までもが造形活動の材料です。鉛筆をもてば描いてしまう,材料をもてばつくってしまう,それが本来の子どもの姿です。

 造形活動は,楽しいばかりではなく,心身の成長においても大切な活動です。手の巧緻性はもとより,新しいもの,面白いことを発想・構想する力や態度,その実現に向けて見通しをもって計画的に進めていく力や態度,そして,思ったように事が進められない場合に全く新たな視点で対象を捉え直す力や態度など,造形活動に取り組む中で様々な資質・能力を高めます。

 こうした造形活動を教科として担っているのが図画工作の時間です。国が行った調査でも約8割の子どもたちが図画工作の学習が好きだと回答しており,やはり子どもたちは造形活動が好きなのだということが確認できます。* 一方,好きではないと感じている子どもたちが2割近くいるともいえます。実際,描いたりつくったりすることが難しいと感じ,それが原因で図画工作の時間や造形活動が嫌いになってしまう子どもがいるのではないでしょうか。

 本書『おもしろショートワーク』シリーズは,図画工作の時間が楽しい! 好きだ! と感じている子どもたちはもとより,いつのまにか「苦手だ,嫌いだ」と感じてしまうようになっている子どもたちも楽しんで取り組める造形活動を選んで構成しました。詳しくは「本書の特徴と使い方」のところで説明しますが,掲載している造形活動は,どれも15分から45分の短時間で取り組めるもので,ワークシートをコピーして子どもたちに手渡せば子どもたちだけでも活動が進められるようになっています。

 少し造形活動に自信を失い,苦手意識をもち始めている子どもたちでも,ワークシートを基に造形活動を進めていくことで,気がつけば造形活動が「好きだ! 楽しい!」と感じるようになり,「できる! できた!」と自信がもてるようになってくれることでしょう。造形活動はやはり楽しみながら力をつけていくものです。楽しいが一番です。



  2019年9月   著者


* 国立教育政策研究所が平成24年度・25年度に実施した質問紙調査で,「図画工作科の学習は好きだ」という項目で肯定的な回答した児童は6年生で合わせて80.3%,否定的な回答した児童は合わせて17.2%であった。(https://www.nier.go.jp/kaihatsu/shido_h24/01h24_25/06h24bunseki_zukou.pdf)

 これは,同研究所が平成16年度に実施した「音楽等質問紙調査」における同項目の結果ともほぼ変わっていない。(https://www.nier.go.jp/kaihatsu/ongakutou/04000462020007002.pdf)

著者紹介

山田 芳明(やまだ よしあき)著書を検索»

大阪教育大学を卒業後,公立小学校勤務を経て,大阪教育大学附属平野小学校で図画工作科を研究。その後鳴門教育大学教員となり現在は同大学大学院学校教育研究科教授。国立教育政策研究所「特定の課題に関する調査(小学校図画工作)結果分析委員会」,「学習指導要領実施状況調査(小学校)結果分析委員会」等の委員を務める一方,図画工作科の教科書の編集にも長く関わり,全国図工授業づくりユニオン,図工のおきぐすり実行委員会等を立ち上げるなど,学校現場の図画工作科教育の推進・向上に取り組む。

竹井 史(たけい ひとし)著書を検索»

同志社女子大学現代社会学部現代こども学科教授。筑波大学人間総合科学研究科 後期博士課程(芸術学専攻)満期退学。愛知教育大学教育学部創造科学系教授,愛知教育大学附属名古屋小学校校長などを経て現職。専門は美術教育学、幼児教育(造形・遊び)。文部科学省「図画工作用具で扱う材料や用具」作成協力者。図画工作科教科書(日本文教出版)企画及び著者など。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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