自治的な学級がどんどんでき上がる!
月イチ「ノー指示デー」

自治的な学級がどんどんでき上がる!月イチ「ノー指示デー」

新刊

子どもが主役になる、特別な1日

指示も注意も出さず、月に一度、学級の1日を子どもに任せる「ノー指示デー」。4月のルーティンづくりから3学期の発展まで、年間の見通しと具体策を丁寧に解説。子どもの自発性が少しずつ育ち、自治的な学級が自然にでき上がっていくプロセスがわかります。


紙版価格: 1,936円(税込)

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ISBN:
978-4-18-416420-8
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小・中
仕様:
四六判 176頁
状態:
在庫あり
出荷:
2026年3月9日

目次

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 「ノー指示デー」とは?
指示も注意も出さず、1日の生活を子どもに任せる
先生は口を出さず、ひたすら我慢する
行動の結果ではなく、自発的な行動そのものをほめる
最初のうちは指示書を作成する
ノー指示デー前日に指示書の読み合わせをする
やりっぱなしはNG! 目標設定と振り返りを確実に行う
繰り返し実践し、ブラッシュアップしていく
第2章 「ノー指示デー」に慣れさせる1学期
1学期の目標とねらい
4月は学級ルーティンづくりに専念する
5月に「初」ノー指示デーを実施する
6月はブラッシュアップの大チャンスと捉える
7月のノー指示デーは終業式当日に実施する
1学期のまとめ
第3章 「ノー指示デー」を変化させる2学期
2学期の目標とねらい
8月は夏休み中に仕込みをする
9月はノー指示デーで目を覚ます
10月は「指示書あり・当日発表」で実施する
11月は「指示書なし・前日予告」で実施する
12月は3学期への種まきをする
2学期のまとめ
第4章 「ノー指示デー」を発展させる3学期
3学期の目標とねらい
1月は先生の話も子どもに任せる
2月は連絡帳も子どもに任せる
3月は子どもたちの手で指示書の作成も行う
【発展】毎日がノー指示デー「子ども先生システム」
3学期のまとめ
第5章 「ノー指示デー」を成功させるためのQ&A
ノー指示デー「じゃない日」はどうしていますか?
小1でもノー指示デーはできますか?
中学生にも有効ですか?
うちのクラスでもできるのでしょうか?
ノー指示デーを成功させるためのコツは?
子どもが自分から、行動を起こせるようにするには?
ノー指示デーでは、クラスが落ち着かなくなりませんか?
効果的な振り返り方法は?

はじめに

 「先生、○○していいですか?」「先生、次はどうすればいいですか?」


 私は先生としてキャリアをスタートし、一度民間企業に転職しました。そして現在はまた先生をしています。数年ぶりの教壇に立ったとき、教室で毎日繰り返されるこの言葉に、違和感を覚えました。それは次第に危機感へと変わっていきました。


 民間企業での勤務経験から痛感したのは、自分で判断し、自ら行動できる人材が求められているという現実です。AIやテクノロジーが急速に進化し、人が担ってきた役割がAIや機械に代替されつつあります。

 指示待ちの姿勢が身につき、先生の許可がなければ動けない子どもたちが、予測困難な社会に出たとき、果たしてどうなってしまうのだろうか…。

 クラスをよりよくするのは自分たちだという「自分事」の意識を育むこと。それは、社会に出たときに、自分の人生を自分で切り拓く「主体性」の土台になります。そんな願いから、先生のいらないクラスを目指して辿り着いたのがこの「ノー指示デー」です。


 また、学級経営の難しさの1つに「基準となる指針がない」ということが挙げられます。特に若手の先生にとっては、五里霧中の状態です。だからこそ本書では、ノー指示デーのやり方だけでなく、学級経営において「いつ」「何をすべきか」という具体的なプロセスを、リアルな時系列に沿ってお伝えすることにしました。

 学級経営に悩む先生方にとっての、1つのロードマップになればと願っています。


 本書は月イチでの実践を想定して構成しています。一度読み通していただいた後も、毎月の実践のたびに読み返し、伴走者のように活用していただければ嬉しい限りです。

 単に1年を乗り切るためではなく、将来の子どもたちの幸せを願い、これからの子どもに必要な力を育てるために。先生のクラスが変わるきっかけとなる一冊になれば幸いです。


  2026年2月   /むうすけ先生

著者紹介

内田 悠貴(うちだ ゆうき)著書を検索»

現役公立小学校教諭。大学卒業後,関東の小学校で7年間勤務したのち,一度教壇を離れ,教育とは異なる民間企業へ転職。そこで得た視点を携え,転居を機に東北の小学校で再び教師として教室に戻った。

数年ぶりに担任を受け持った際,子どもたちの「指示がないと動けない」姿に強い危機感を覚える。変化の激しい時代を生き抜く力を育てたいとの思いから,「先生のいらないクラス」をキーワードに,子どもの自主性を引き出す学級づくりを追究している。

現在は,民間企業で培った発想や仕組みづくりを教育現場に生かし,むうすけ先生名義で,「ノー指示デー」など再現性の高い学級経営術を発信。Instagram・X・Voicyなどを通じて,“先生を楽しむ先生”という新しい教師像の魅力を広げている。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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