管理職のための学級崩壊「立て直し」BOOK

管理職のための学級崩壊「立て直し」BOOK

新刊

BEST300

学級崩壊を防ぎ、立て直せるのは、校長である!

いまや、全国のいたるところで起こっている学級崩壊。崩壊を未然に防ぐための予防や、もしも崩壊してしまったときの立て直しには、管理職のリーダーシップが絶対に必要です。予防の方法から立て直しのための具体的支援まで、管理職がやるべきことを網羅しました。


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ISBN:
978-4-18-404328-2
ジャンル:
教師力・仕事術
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 160頁
状態:
在庫あり
出荷:
2020年7月15日
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

はじめに
1章 「崩壊」の兆しをつかむ学級診断
1 崩壊しないクラス診断の視点
ひきつける言葉がけをしているか
子ども全員を注目させているか
指示を全員に行き届かせているか
軽微なうちに指導しているか
指導が個別対応になっていないか
2 生徒指導の姿勢で診断する
トラブル件数は「落ち着き度」を示す
保健室の来室者数で安定度を測る
担任への態度は,統率力を表す
「ざわつき感」への感度を観察する
「子ども愛」がクラスの行方を決める
3 授業中の指導で診断する
時間通りスタートできているか
全員参加を意識しているか
子どもを集中させているか
自由に発言しているか
空白時間をつくっていないか
4 他教員からの情報で診断する
学年主任との連携を密にとる
指導教員の力を借りる
特別支援担当教員から情報を得る
養護教諭と積極的に会話する
スクールサポーターと会話する機会をつくる
5 外部からの情報で診断する
保護者の相談でクラスを知る
他校教員の「噂」を取捨選択する
PTA役員との交流を盛んに
地域の情報にアンテナを張る
教育委員会と情報共有する
Column 校長のつぶやき〜学校だより Part1〜
2章 管理職にしかできない「崩壊」予防
1 コミュニケーションが崩壊を防ぐ
悩みを相談できる関係を築く
教師の自信を奪わない
高圧的な態度に注意する
「評価」より「期待」を前面に
子どもとの関係づくりは担任との関係づくり
2 クラスを守る「校内体制」づくり
クラスをオープンにする
情報交換の機会を増やす
生徒指導に一貫性をもたせる
「報・連・相」を確実に
「学級づくり」中心の研究体制を
3 校内巡回を崩壊予防に生かす
子どもと関係を結ぶ
子どもの前で担任と会話する
得られた情報をもとに簡易面談をする
「空気」に意識を集中する
「校長訪問は当たり前」意識に
4 「崩壊の兆し」を見逃さない指導助言
受け入れられる工夫を
気になることは,すぐに伝える
指導助言は「規律重視」で
「全員意識」を徹底する
整理整頓に気を配る
5 保護者との関係づくり支援
保護者会の支援ポイント
個人面談の支援ポイント
学級通信の支援ポイント
トラブル対応の支援ポイント
クレーム対応の支援ポイント
Column 校長のつぶやき〜学校だより Part2〜
3章 管理職だからできる「崩壊」立て直し支援
1 学級担任の精神負担支援
「味方」だと感じてもらう
担任が望む支援体制をつくる
全職員一致で取り組む
足を運んで「立て直し」サポート
積極的に「居場所」づくりを
2 生活態度立て直し支援
意識統一で一貫した対応
緊急組織体制を敷く
補助教員を配置する
休み時間は複数で見る
掃除や給食は,学年合同で行動する
3 授業態度立て直し支援
「学習規律TT」の特任
教室の「前」に立って支援する
補助は「担任+α」で
多様な学習形態の活用
教科担任制を取り入れる
4 保護者対応の支援
保護者会への合同出席
定期的に情報提供をする
行動で示して信頼を得る
苦情・相談は管理職に
個別面談で「応援団」を増やす
おわりに

はじめに

 学級崩壊と言われる現象は,全国のいたるところで起こっています。学級崩壊だけでなく,いじめやモンスターペアレンツとよばれる保護者への対応など,学校が抱える課題は年を追うごとに増加の一途をたどっています。

 学校で起こる様々なトラブルを防ぐためには,安定した学級経営を行う必要があります。クラスが安定していれば,友達関係のトラブルやケガ,器物損壊や規律破りなどの問題は減り,いじめや保護者のクレームを,高い確率で防ぐことができます。安定した学級経営を行うためには,教師の指導力を向上させることしか手立てはありません。

 ところが,教育現場においては,団塊世代の大量退職にともない,経験の少ない若い教師が増えています。しばらくの間,採用人数が少なかった時代が続いたために起きている四十歳代の中堅教師不足は,教師として必要な指導技術や経験の断絶という問題を引き起こしています。経験不足による指導力の低下が,学校で起こる様々な課題への対応を困難にしています。

 子どもや保護者の変質や,教師の経験不足と指導力の低下によって,様々な課題を抱えているこのような時代だからこそ,校長のリーダーシップが重要になってきます。これまで教師として自身がつくり上げてきた教育観と,長年積み上げてきた経験を生かして,職場の教師力向上を図らなくてはなりません。トラブルを防ぐためのシステムづくりを行い,何か起きたときに的確な対応ができるよう,平時の備えに万全を期す必要があります。

 本書では,様々なトラブルを引き起こす元凶となる「学級崩壊」を予防し,崩壊に対処するために,校長として何ができるのか,何をしなくてはならないのかについて著しました。

 手にとって下さった方が,本書を校長のリーダーシップを考えるヒントにして下されば,これほど光栄なことはありません。


   /中嶋 郁雄

著者紹介

中嶋 郁雄(なかしま いくお)著書を検索»

1965年,鳥取県生まれ。1989年,奈良教育大学卒業後,小学校の教壇に立つ。「子どもを伸ばすためには,叱りが欠かせない」という主張のもとに,「『叱り方』研究会」を立ち上げて活動を始める。教育関係者主催の講演会,そして専門誌での発表が主な活動だったが,噂が噂を呼び,大学や一般向けにも「心に響く叱り方」といったテーマで,セミナーを行うようになる。新聞や経済誌などにも「叱り」について意見を求められるようになる。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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