特別支援教育サポートBOOKS
発達障害のある子のためのアンガーマネジメント

特別支援教育サポートBOOKS発達障害のある子のためのアンガーマネジメント

新刊

もう振り回されない!感情と上手に付き合い、みんな笑顔に

ついカッとなって手が出てしまう、言いたいことを表現できずトラブルを起こしてしまう…そんな悩みを抱える子のために「アンガーマネジメント」を取り入れてみませんか?抑えきれない感情・欲求のコントロール法についての理論から具体的な事例までをまとめた1冊です。


紙版価格: 2,200円(税込)

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ISBN:
978-4-18-385811-5
ジャンル:
特別支援教育
刊行:
対象:
小・中
仕様:
A5判 152頁
状態:
在庫あり
出荷:
2021年9月27日
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Contents

もくじの詳細表示

はじめに
CHAPTER1 アンガーマネジメントの基礎知識
1 アンガーマネジメントの歴史
・アンガーマネジメントの成り立ち
・学校現場でのアンガーマネジメントの普及と発展
・発達障害児へのアンガーマネジメントの実践
2 アンガーマネジメントの目的
・ストレスマネジメントを学ぶ
・状況の客観的な捉え方を学ぶ
・適切な感情や欲求の表現方法(ソーシャルスキル)を学ぶ
3 アンガーマネジメントプログラム
・アンガーマネジメントプログラムの種類
・構造化された5課程のプログラム
CHAPTER2 発達障害のある子どもの衝動性を理解する
1 アンガーと不適応行動の関係
・アンガー状態とは
・アンガーの表出タイプの理解
・脳のメカニズムの理解
2 制御機能を活性化させる
・知覚と運動機能の制御
・注意機能の制御
・言語機能の制御
・記憶機能の制御
・高次認知機能の制御
・意欲と感情の制御
・遂行機能の制御
3 発達障害のある子どものアンガーの特性と対応
・制御機能と遂行機能のトレーニング
・二次障害としての「そううつ」状態
4 発達障害のある子どもに対する支援者の対応方法
・愛着の表現方法からの理解
・子どもの主張の受け止め方
5 発達障害(神経発達症)への薬物療法について
・発達障害への支援・薬物療法
・注意欠如・多動症(ADHD)の推定されている脳の機能の異常について
・ADHDへの薬物療法
・自閉スペクトラム症(ASD)への薬物療法
・福祉制度の活用―精神障害者保健福祉手帳と自立支援医療(精神通院)―
CHAPTER3 アンガーマネジメントのケーススタディ
発達障害のある児童生徒に対する個別のアンガーマネジメント事例
小学生事例 知的に高いASD 青鬼さん
場面緘黙・兄弟葛藤から青鬼さんタイプでキレる小学6年生の男児A
経緯と面接の様子/見立てとプログラムの設定/活動の様子と介入のポイント/活動を通しての変化
中学生事例 ASD+ADHD 赤鬼さん
暴力・暴言から赤鬼さんタイプでキレる中学1年生の男子生徒B
経緯と面接の様子/見立てとプログラムの設定/活動の様子と介入のポイント/活動を通しての変化
発達障害のある児童生徒に対するグループでのアンガーマネジメント事例
小学生事例 小グループに対するアンガーマネジメントの事例紹介
見立てとプログラムの設定/活動の様子と介入のポイント/活動を通しての変化
CHAPTER4 アンガーマネジメントプログラムの紹介
1 学級でのアンガーマネジメントDプログラムの実施方法
・個別Dプログラムと予防用(集団)Dプログラムの使い分けと留意点
・予防用Dプログラムの具体的な進め方
・模擬事例
参考文献

はじめに

 2020年は,新型コロナの感染拡大により子どものストレスは尋常ではありませんでした。外に出られない,友達に会えない,学習が遅れる等不安が怒りになりやすい状況でした。子どもたちや学校を平常の状態に保つために,感染予防,オンラインや分散登校などの新しい形式での授業の計画や実施,とまどう子どもたちや保護者の心のケアなどを続けられた先生方のストレスも相当だったことでしょう。コロナ禍を引き金として,家庭で過ごす時間が増えたこともあり,家庭内の課題も浮上してきました。また,ソーシャルディスタンスを保つために,日常のコミュニケーションが制限されることも多くなっています。本書は,このような時代の中でも子どもたちの自然な感情を育成し,他者への共感性や相互理解を深めていける方法を紹介しています。

 本書は4つの章に分かれており,第1章でアンガーマネジメントの概要について紹介し,子どもたちがキレている現場で自分が落ち着いて対応できるコツを学びます。第2章では,子どもたちがなぜキレるのかについて,脳の機能から理解します。特に学校では,自主性や自律性が重要になるので,実行機能トレーニングについても紹介していきます。第3章は事例検討です。アンガーマネジメントを活用したクラス全体への予防教育,繰り返しキレてしまう子どもたちへの小グループのプログラム及び虐待や非行など心理的にトラウマを抱えた子どもたちへの個別アンガーマネジメントの事例を紹介し,先生方の介入のポイントを解説します。第4章でアンガーマネジメントDプログラムのしくみや使い方を紹介します。

 本書が,学校におけるアンガーマネジメントの実践に役立つことを願っております。


  2021年8月   /本田 恵子

著者紹介

本田 恵子(ほんだ けいこ)著書を検索»

早稲田大学教育学部教授。早稲田大学教育学部教授(ED.D)中高の教員経験後,コロンビア大学大学院にてカウンセリング心理学博士号取得。専門は学校心理学,特別支援教育,矯正教育。子どもの課題を包括的に見立て,学校,地域,家庭をつなぐ包括的スクールカウンセリングを実践している。

大森 良平(おおもり りょうへい)著書を検索»

早稲田大学教育学研究科。埼玉県生まれ。2019年より早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程に在籍しアンガーマネジメントの実践・研究に取り組む。臨床心理士・公認心理師として精神科クリニックに勤務。

吉満 美加(よしみつ みか)著書を検索»

早稲田大学教育総合クリニック・区SC。早稲田大学教育学研究科卒業。現在は,スクールカウンセラー・教育総合クリニックの相談員として勤務している。公認心理師・臨床発達心理士。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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