検定外・力がつく日本言語技術教科書−小学5年生・後編(教科書編・ワークブック編)

検定外・力がつく日本言語技術教科書−小学5年生・後編(教科書編・ワークブック編)

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言語技術をきちんと習得することを主眼に置いた新しい教科書。

日本の国語教育界に対して、あえて検定を受けない革新的な新教科書がついに完成! 国語学力を「言語技術」として抽出し、小学5年生の国語科で何を身につけるかを明確に授業化した。教師用資料として指導案も掲載。自由にコピーしてすぐに授業でお使いいただきたい。


復刊時予価: 2,387円(税込)

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ISBN:
4-18-373011-2
ジャンル:
国語
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 136頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第

もくじ

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教科書編
本教科書の使い方
6 読む・書く(説明)
(14) 地図を読む
(15) 地図を書く
7 読む・書く(論説)
(16) ティッシュペーパー
(17) 委員会活動で学んだこと
(18) 五年生の思い出
(19) 読書感想文の書き方
8 論理的思考
(20) 値段はいくら(基礎)
(21) 必要な買い物(帰納)
(22) したがって、どうなる?(演繹)
(23) 図書委員会の調査結果(情報活用)
9 物語・詩
(24) 大造じいさんとガン(物語)
(25) 子どもの詩(詩)
ワークブック編
本ワークブックの使い方
6 読む・書く(説明)
(17) 料理の作り方
(18) 幸運な偶然
7 読む・書く(論説)
(19) ことわざの昔と今
(20) 恐竜が滅びたわけ
(21) 楽しかった学校行事
(22) わたしの成長
(23) クマムシ
(24) ビタミンの種類と働き
8 詩・伝記・劇
(25) 詩の題名
(26) 伝記「キュリー夫人」
(27) 劇「かしこいハンス」
(28) 劇「六年生を送る」
日本言語技術教育要領 及び 説明
授業の基礎的な観点と評価
………………前編〈教科書編〉………………
1 新しい学習
(1) あいさつ(話し合い)
(2) ていねいな言葉(言葉づかい)
(3) 正しく書こう(視写)
(4) ノートはていねいに(書写)
(5) 自己紹介(スピーチ)
2 話し合い
(6) 会議の仕方
(7) 友達に迷惑をかけた
3 スピーチ
(8) クラブ活動
(9)わたしのこだわり
4 読む・書く(記録)
(10) 記のつけ方
(11) サガオの生長
5 読む・書く(報告)
(12) はどのように温まるか
(13) 実験報告の書き方
………………前編〈ワークブック編〉………………
1 新しい学習
(1) 友達と先生(言葉づかい)
(2) 正確に聞こう(聞き取り)
(3) 雪の生活(報告)
(4) ヤドカリの体(報告)
(5) 百人一首(遊び)
2 話し合い
(6) 当番の決め方
(7) 電話か手紙か
(8) 「謝り方」を練習しよう
3 スピーチ
(9) 休み中の生活
(10) わたしが熱中していること
4 読む・書く(記録)
(11) 日記のつけ方
(12) 新聞のリード文を書く
5 読む・書く(報告)
(13) 日本の漢字
(14) 日本の渡り鳥
(15) 地域の調査報告
(16) 高学年の仕事

教科書編(冒頭)


  本教科書の使い方

1 本教科書は、生徒(児童を含む)が日本語(国語)の使用技術を、その発達段階に応じて身につけることを目的として編集されている。

2 本教科書の教材文は各学年の生徒がすぐ理解できる易しい文章で書かれている。そのため本教科書では特別な「語句の学習」なしに、直ちに音読学習を始めることができる。三年生以上では一分間三百字以上のすらすら斉読が効果的である。

3 日本語は漢字かなまじり文で表記する。日本における漢字の使用の歴史は千年以上にわたっているから、音訓による正確な読み分けが必要である。音読学習は、生徒がこのような特性を持った日本語を正確に読み、聞く訓練の第一歩である。

4 教師は範読するときに一字一句間違った読み方をしないように、そして生徒が音読しているときには生徒が一字も誤読しないように、授業中絶えず注意をはらっている必要がある。

5 教材本文の後に続く「学習の課題」の音読指導は、従来軽視されてきたが、「学習の課題」の文章を一斉音読して、学習の目標を生徒に意識させる指導を励行する必要がある。

6 板書は、生徒の文字学習の出発点である。生徒が漢字を覚えないのは、教師の板書によるノート指導が少ないからである。教師が板書する。その板書を生徒にノートさせる。そのノートを点検する。誤字・脱字がないかを確認して赤サインペンで〇を書いてほめる、という指導をくり返しおこなって、文字学習に親しませる指導が大切である。

7 本教科書は「言語技術」の学習のために、おおよそ次のような授業の進め方を予想して組み立てられている。

 @ 教材本文を音読し、音読に熟達させる。

 A 「学習の課題」を音読し、その解答を作成する。

 B 解答を発表する。(口頭または教師、生徒の板書による)

 C 解答を評価する。(正解をノートさせる。板書した解答に対して正解に丸印を、誤答には教師が黄色いチョークで添削する。結果はノートさせる。板書に氏名は書かない)

 D 学習のまとめとして、教材文を音読する。

8 「学習の課題」はその単元目標、教材の位置づけ等に照準を合わせてある。教師が説明ぬきで「課題」を考えさせても、一定の時間、音読、話し合いなどによって「課題」に取り組ませれば、基礎的な言語技術の習得が達成できるように教材・課題が組み立てられている。

9 巻末には20字、20行、計400字(一枚は段落罫入り)の原稿用紙をつけた。これを増し刷りして生徒が作文を書くときの用紙にすると、添削、点検、評価等に能率があがる。

  この用紙は教室に常備して、生徒が必要に応じて使用できることが望ましい。



M 地図を読む  説明


 ここに三枚(まい)の世界地図がある。   〇

アの地図は、わたしたちがよく目にする世界地図である。日本と太平洋が真ん中にあり、北にロシア、東にアメリカ、西にアジア、アフリカがあり、南にオーストラリアがある。ヨーロッパは西のはずれで、大西洋に面している。この地図を見ていると、日本を中心に世界が動いているように思えてくる。   〇

 イの地図は、ヨーロッパで使われている世界地図である。

(図省略)

この地図では、ヨーロッパが真ん中にある。日本はと見ると、東の外れに位置している。この地図をながめていると、ヨーロッパとアメリカが意外に近いことや、南アメリカがアフリカよりずっと南に広がっていることがわかる。   〇

 ウの地図は、オーストラリアなどの南半球にある国々でよく見かける世界地図である。この地図では、オーストラリアが真ん中にある。南半球を上に、北半球を下にすると、オーストラリアはアジア大陸に近く、他の大陸から遠い場所に位置していることがわかる。また、南半球には海が多く、北半球には陸地が多いこともよくわかる。   〇

 同じ世界地図といっても、地図の描(えが)き方によって世界を見るのにいろいろな見方があることを教えてくれる。   〇

 いろいろな地図の中から一つの地図を選ぶことが、世界についての考え方をまとめる出発点になるのである。   〇


【学習の課題】

一 正(せい)確(かく)に読もう

1 みんなで声をそろえて読みなさい。

2 段落(だんらく)の番号を○の中に、書きなさい。

二 キーワードを取り出そう

3 この文章は何について書いた文章ですか。第@段落から四字で探(さが)し、書き出しなさい。

4 文章の中にあるア・イ・ウの地図は、前ページの1・2・3のどの地図のことですか。番号を書きなさい。

5 ア・イ・ウの地図の、それぞれ真ん中に位置している国・地(ち)域(いき)名(めい)を、字数に合わせて書きなさい。

 アの地図

 イの地図

 ウの地図

6 この文章を書いた人は「世界についての考え方をまとめる出発点になる」のは、何をすることだと書いていますか。第E段落の言葉(「こと」も含(ふく)めて二十一字)をそのまま書き出しなさい。

7 「地図を読む」の文章の各段落のキーワードを次の表に書きなさい。表の中の字数を参考にしなさい。

(表省略)

著者紹介

市毛 勝雄(いちげ かつお)著書を検索»

1931年東京神田生まれ。東京教育大学(筑波大の前身)文学部国語国文科卒。日大三中・都立武蔵高・小石川高・筑波大附属高を経て山形・茨城大助教授、埼玉大大学院教授、早稲田大大学院教授を歴任。日本言語技術教育学会会長、埼玉大学名誉教授、日本教育技術学会常任理事、国文学言語と文芸の会運営委員、全国大学国語教育学会会員。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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