1年間まるっとおまかせ! 小3担任のための学級経営大事典

1年間まるっとおまかせ! 小3担任のための学級経営大事典

新刊

総合11位

がんばる先生を、豪華執筆陣が1年間フルサポート!

春休みから学級開き、学級システムまで、新年度のスタートダッシュを完全アシスト。「魔の6月」「2学期はじめ」「11月の荒れ」など、学級経営の難所も徹底解説。学級あそび、通知表文例、授業ネタなど幅広い内容を網羅した、小3担任必携の1冊です!


紙版価格: 2,090円(税込)

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電子版予価: 1,881円(税込)

8/21刊行予定

ISBN:
978-4-18-370329-3
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 192頁
状態:
在庫あり
出荷:
2024年4月16日
備考:
サポート情報

もくじ

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イントロダクション
小3担任の学級経営 5つの鉄則 /金子 真弓
4月
4月の学級経営のポイント
春休み「やることリスト」
3月中にやること
4月に入ってやること
新年度1週間のタイムスケジュール
学級開きを成功に導く とっておきアイデア
「黒板メッセージ」のアイデア
「教師の自己紹介」のアイデア
「子ども同士の自己紹介」のアイデア
「学級通信第1号」のアイデア
「学級目標」のアイデア
年度はじめで必ず押さえたい 生活・学習指導のポイント
生活指導のポイント
学習指導のポイント
クラスが安定する 環境づくり・システムづくり
「教室環境」づくり
「日直」のシステムづくり
「朝の会・帰りの会」のシステムづくり
「給食当番」のシステムづくり
「掃除当番」のシステムづくり
「係活動」のシステムづくり
アイスブレイク,仲間づくりの学級あそび
自分のことを何でも話そう!グッドニュース
輪になって心をつなごう!サイレント・サークル
まずはお互いを知り合おう!くっつき自己紹介
空気を読んで成功させよう!カウントダウン
手をつないで心をつなごう!手心伝心
全員の注文を聞き取ろう!ご注文は?
5月
5月の学級経営のポイント
GW明けのチェックポイント
春の運動会 指導ポイント&活動アイデア
どの子も活躍できる授業参観ネタ
国語 目指せ!質問名人
算数 みんな笑顔になる分け方を考えよう!
社会 地図記号を楽しく学ぼう!
体育 自分の体の動かし方を知ろう!
6月
6月の学級経営のポイント
「魔の6月」のチェックポイント
雨の日も楽しめる教室・体育館あそび
教室を楽しく彩ろう!マド・アート・プロジェクト
じゃんけんで友だちと以心伝心!チーズバーガーじゃんけん
雨の日は頭に汗をかこう!ペアで見つけま SHOW
チームの力を高めよう!HOOP で知恵の輪
7月
7月の学級経営のポイント
1学期の振り返り
保護者面談のポイント
1学期の通知表文例
8月
8月の学級経営のポイント
9月
9月の学級経営のポイント
2学期はじめのチェックポイント
避難訓練 指導のポイント
教室が元気になるリスタートあそび
質問のポイントを楽しく学ぼう!夏休み質問ゲーム
勝ち負けなしでみんなハッピー!サマーじゃんけん
ハラハラ,ドキドキを楽しもう!運命の数字ゲーム
仲間と協力して言葉を集めよう!3文字イエーイ
10月
10月の学級経営のポイント
音楽祭 指導ポイント&活動アイデア
学芸会 指導ポイント&活動アイデア
秋の運動会 指導のポイント
11月
11月の学級経営のポイント
「11月の荒れ」のチェックポイント
子どもが熱中する授業ネタ
国語 なりきり日記を書こう!
算数 37×□の計算を楽しもう!
理科 ピカ太郎を光らせよう!
道徳 お父さんに何て言ったらよいか考えよう!
12月
12月の学級経営のポイント
2学期の振り返り
学級イベント 指導ポイント&活動アイデア
2学期の通知表文例
1月
1月の学級経営のポイント
3学期はじめのチェックポイント
係・当番活動レベルアップ作戦
2月
2月の学級経営のポイント
6年生を送る会 指導のポイント
3月
3月の学級経営のポイント
1年間の振り返り
3学期の通知表文例

イントロダクション

小3担任の学級経営 5つの鉄則

   静岡県公立小学校 /金子 真弓


1 学級経営の根底に「相手を思う心」を置く

 思いやりは,「相手を思う心」です。学校でのすべての教育活動において大切にしたいのは,この相手を思う心です。教師は1年間を通して毎日たくさんの言葉を子どもたちに伝えています。行動の指示だけでなく,行動の支えとなる心を育てるという視点をもって,日々言葉を伝えていくことが大切だと考えます。

 例えば,目を見て話を聞いてほしいときに,「目を見て話を聞きましょう」という指示だけでなく,「目を見て話を聞いてくれると,話を聞いてくれているんだなということが伝わるから,先生はうれしいよ」と言うことで,話を聞くことも相手を思う心からくる行為だと伝えることができます。

 同じように,「相手に聞こえる声の大きさで話をすること」も「スピーチの後に拍手をすること」も「友だちの発表に反応すること」も「教室を掃除すること」も「給食を一生懸命食べること」も,相手を思う心からくる行為だと伝えることができます。

 学級経営の根底に「相手を思う心」があってほしいと願っています。芯の通った(心の通った)学級経営をすることで,必要のない場面で強い叱責をすることもなくなるはずです。心の通った温かな学級づくりは,子どもたちとの信頼関係をさらに強めてくれるでしょう。


2 指示や説明に理由を添える

 当たり前のことを当たり前にすること,そしてそれを継続することは,たやすいことではありません。教師の丁寧な説明と根気が必要です。

 私は1つの手段として,指示や説明に理由を添える,ということをしています。例えば,「廊下は歩きましょう」という言葉には,「廊下を走ったらけがをしたり,させたりするかもしれないから」「みんながけがをしたら先生は悲しいから」などの理由を添えます。また,「名前は丁寧に書きましょう」という場面では,「名前はおうちの方が一生懸命考えてくれた,人生最初のプレゼントだからね」などと,どうして丁寧に書いてほしいのかをつけ加えて伝えます。一つひとつの話は長くなるかもしれませんが,理由をつけ加えることで,より子どもの心に残る話になるはずです。どれが正解,ということではなく,教師が自分の言葉で語れる話をもっていることが理想です。また,当たり前のことを当たり前にできたときには,その言動を認めたりほめたりして価値づけることも忘れずに。

 3年生になると,低学年のときには理解が難しかったような話も伝わるようになります。また,すぐに伝わらなくても,何度も言い続けることで,教師の伝えた言葉が子どもの心の中に蓄積し,いつか必ず実感を伴って伝わる日がくると信じています。


3 子ども自身が考えられるようなきっかけをつくる

 「○○しましょう」「○○してはだめです」と伝えるだけでも,3年生の子どもたちは素直に聞き,行動してくれることでしょう。しかし,教師から子どもたちへの一方的な指示だけではなく,子どもたち自身が自分の頭で考えるきっかけとなるような言葉を選びたいものです。

 例えば,忘れ物をしたときに「先生,消しゴムを忘れました」と子どもが言いに来たとします。消しゴムを教室にストックしておけば貸し出しをすることもできます。ですが,そこでひと言「それで,どうする?」とまずは子ども自身に考えさせます(言い方によっては冷たく聞こえてしまうので,気をつけましょう)。忘れ物はだれにでもあります。大切なのはその後です。「忘れたので貸してください」「忘れたので,○○さんに貸してもらいます」など,自分で考えて言えたときには「自分で考えることができたね」と,ほめてあげるとよいですね。

 また,友だちとのトラブルが起きて指導をする場面で,「何がいけなかった?」「これからどうすればいい?」などと投げかけることで,子どもは一生懸命考えます。すぐに言葉が出てこないかもしれません。ですが,何も言えない=何も考えていないわけではなく,一生懸命考えているはずです。考えを促す言葉を使うことで,「先生は自分たちの考えを大切にしようとしてくれている」ということも伝わります。

 よくないことが起きたときこそ,考えてほしいと思っています。頭ごなしに叱っても,「怒られて怖かった」という記憶しか残りません。教師と児童である以前に,人と人です。私たちは心でつながっています。

 即効性はなくても,ちょっともどかしくても,たとえ多少遠回りをしたとしても,自分で考えるという習慣を身につけることが,必ず成長につながります。


4 新しいことへの挑戦を支える

 1,2年生のときには,担任に言われたことや決められたことをするだけで精いっぱいだった子どもたちも,3年生になると,学校生活にすっかり慣れ,エネルギーを持て余してきます。決められたことをしっかりとやることももちろんとても大切なことですが,決められたことだけでなく,新しいことに挑戦する機会を投げかけてみましょう。この中学年での経験が,高学年での委員会活動など,学校全体を動かす活動に生きていきます。

 例えば,学級をより楽しくするような係活動をスタートしてみるのもよいでしょう。自分たちで必要な係や内容を考えることで,「自分たちの学級は自分たちの手でよりよくしていく」という自治の心が育っていくことにつながります。学期末や年度末のお楽しみの企画を考えてもらうのもよいですね。自主学習を始めてみるのもよいでしょう。自分の興味のあることをとことん調べたり,自分の力を伸ばせる学習法を模索したりすることで,可能性が広がります。はじめからうまくいくことはありません。もどかしくてもほめて励まして,ほんの少し「こうするともっとよくなるよ」とアドバイスをしてあげましょう。

 新しいことに挑戦するのはとても勇気がいることです(大人と同じです)。そのためには,日ごろの教師との信頼関係,温かい学級づくりがカギとなります。土台をしっかりとつくってから,「よいと思うことにはどんどん挑戦してみよう」という声かけを日ごろからしていきます。そして「やってみようかな」という心を育てることから始めてみませんか。


5 思いを伝える

 私は,「相手に心を開いてほしかったら,まず自分が心を開くこと」をモットーとしていて,自己開示は人間関係をつくるうえで大切な第一歩だと感じています。

 具体的には,朝の会を使って子どもたちに思いを伝えたり,学級通信の中でおうちの方に向けて自分が大切にしている言葉を綴ったりしています。

 その1つとして,私は,子どもたちに「あなたたちのことが大好き」という言葉をときどき伝えます。大好きだから悲しくなったり虚しくなったり,頭にきたりすることもあります。担任になると,いろんな気持ちに日々振り回されます。そこに気持ちがあるからです。言葉は心を超えません。口にしないと伝わらないのです。「言わなくてもわかるよね」と思わずに,「あなたたちのことが大好き」という言葉を,ここぞというときにぜひ口に出して伝えてみてください。ちょっとはずかしいですけれどね。

著者紹介

『授業力&学級経営力』編集部(じゅぎょうりょく&がっきゅうけいえいりょくへんしゅうぶ)著書を検索»


※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。

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内容 ファイル名 サイズ  
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(主に小学校低学年)
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      明治図書
    • 4月のスタートの切り方が多く掲載されていて参考になりました。
      2024/4/11あかゃちん
    • 初めての三年生、これを読んでなんとなく見通しを立てることができました。
      2024/4/13年目の小学校教諭
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