- はじめに
- Chapter1 いま子どもたちに必要なのは「身体の土台」
- 1 “身体を育てる遊び”が減っている今だから
- 2 体幹が弱いとは
- 3 落ち着きのなさには身体の不安定さが隠れている
- 4 姿勢を「がんばらせる」より「育てる」視点を
- 5 体幹の育ちが,生活や学びにも影響する
- Chapter2 やさしくわかる体幹のきほん
- 1 体幹は“見えない筋肉”が支えている
- 2 体幹は土台になる
- 3 体幹と原始反射
- 4 体幹と感覚統合
- 5 体幹と発達障害
- Chapter3 楽しく効果的に体幹を育てる! チェックポイント&おすすめ運動あそび100
- 1 やってみよう!インナーマッスル入門
- 1 くまさんのボールうつし
- 2 おにぎりころころ
- 3 ひっぱりボールチャレンジ
- 4 あしパワークレーン
- 5 ふうふうサッカー
- 6 だっこボールラン
- 7 イモムシ歩き
- 8 ボールサーフィン
- 9 お空にティッシュ
- 10 くもキック
- 2 きれいに座る・立つの姿勢保持
- 11 ぜったい,はなさない!
- 12 くねくねヘビ
- 13 正座バランスゲーム
- 14 ひざ立ちキャッチ
- 15 魔法のじゅうたん
- 16 ゆらゆらボール座り
- 17 ネコのポーズ
- 18 足ぶみステップ
- 19 せのびでタッチ
- 20 せなかでボール運び
- 3 転ばない!バランス感覚づくり
- 21 風船リフティング
- 22 タオルサーフィン
- 23 ゆらゆら目かくし立ち
- 24 グラグラボール運び
- 25 コーンたおし
- 26 とびとびアイランド
- 27 グー・チョキ・パーでゴー!
- 28 かかしバランスチャレンジ
- 29 ミニハードル
- 30 フープずもう
- 4 低緊張児を“目覚めさせる”
- 31 はさんでボール渡し
- 32 ひざカニ歩き
- 33 キャタピラ
- 34 ほふく前進レース
- 35 パンパンまねっこ
- 36 カラーポンポンあげ
- 37 キック&タッチ
- 38 ぴったんこ足あとチャレンジ
- 39 だるまさんがころんだ
- 40 クイック立ち上がりチャレンジ
- 5 高緊張児の“力み”をゆるめる
- 41 ぐるっとボールまわし
- 42 ねころびスイング
- 43 バナナストレッチ
- 44 かめゆらゆら
- 45 こあらボール
- 46 ピーナッツ型バランスボール
- 47 タオルストレッチ
- 48 コロコロふくらはぎ
- 49 にょろにょろヘビあそび
- 50 ハンモック
- 6 協調運動で不器用や運動の苦手を克服
- 51 クロスタッチ
- 52 ジグザグステップ
- 53 カラフルタッチゲーム
- 54 みんなでなみなみウェーブ
- 55 ダブルバウンド
- 56 「せーの!」でハイタッチ
- 57 カラー手足タッチ
- 58 ボールおくりリレー
- 59 二人三脚ステップ
- 60 フラフープくぐりまわし
- 7 集中力と衝動のコントロール
- 61 ストップ&ゴー
- 62 カウントダウンラン
- 63 なりきり忍者
- 64 リレー
- 65 カラージャンプ
- 66 じゃんけんアクション
- 67 バランス橋わたり
- 68 フラッシュカードダッシュ
- 69 しりとりジャンプ
- 70 カラーボール探し
- 8 手先を支える土台づくり
- 71 うちわリフティング
- 72 コロコロローラー
- 73 うでピタもちあげ
- 74 巨大かべ迷路チャレンジ
- 75 パタパタカラーゲーム
- 76 ぐいぐいマットひっぱり
- 77 だいこんぬき
- 78 タオルもちこたえチャレンジ
- 79 ばたんマットレース
- 80 ひっこし屋さん
- 9 リズムとタイミングで動きをコントロール
- 81 まねしてリズム
- 82 リズムボール回し
- 83 メトロノームウォーク
- 84 大なわとび
- 85 ギャロップ
- 86 チェンジタッチ
- 87 ちいさく・おおきくジャンプ
- 88 へんしん動物ウォーク
- 89 スティックタップ
- 90 いすとりゲーム
- 10 スポーツにつながる基礎体力
- 91 チェンジラン
- 92 ボールあておにごっこ
- 93 立ち幅とび
- 94 ボール転がしドッジボール
- 95 スイッチラン
- 96 カンガルー
- 97 とんでしゃがんでサーキット
- 98 走って〇×ゲーム
- 99 はやとりゲーム
- 100 マーカーそろえシャトルラン
- Chapter4 “できた!”から広がる未来 エピソード編
- エピソード1 椅子にじっと座れなかったAくん(年長)
- エピソード2 元気に園生活を送れるようになったMちゃん(年中)
- エピソード3 字を書くのが苦手だったHくん(小1)
- エピソード4 引っ込み思案で人前での運動が苦手だったRさん(小2)
- エピソード5 集団活動が苦手だったTくん(年長)
- Chapter5気になるお悩み相談 Q&A編
- Q1 親が運動が苦手だと,子どもも運動神経が悪くなりますか?
- Q2 身体の不器用さって赤ちゃんのときにわかることはありますか?
- Q3 家では運動しないので,運動以外でできることはありますか?
- Q4 運動ってどのくらいで効果がでますか?
- Q5 注意してもすぐに姿勢が崩れる子には,どう対応すればいいですか?
- Q6 スポーツをさせたいけど,何がおすすめですか?
- Q7 つま先歩きをよくするのは,なぜですか?どう対応すればいいですか?
- あとがき
はじめに
こんにちは,「運動療育さとやま」代表の谷河慎介と申します。
私は日々,理学療法士として子どもたちの運動支援に携わっています。
「運動療育さとやま」とは,運動が苦手だったり,動きがぎこちないお子さまをサポートしている,児童発達支援・放課後等デイサービスの事業所です。
そこでは子どもたちが楽しく身体を動かしながら,できることを少しずつ増やしていけるよう,日々支援を行っています。
最近,保護者や園の先生方から「この子体幹が弱くて……」という声を聞くことが増えてきました。それだけ「体幹」という言葉が広く知られるようになった一方で,実際にはとても曖昧な使われ方をしているのが現状です。
本来,体幹の弱さと一言でいっても,背景には筋緊張や腹圧,動きの中で適切に力を抜いたり入れたりする調整力など,他にもさまざまな要素が関わっています。
こうした多様な背景を理解せずに「体幹が弱い」とまとめてしまうと,その子に本来必要な「具体的な支援の方向性」が曖昧になってしまう可能性もあります。
この本では,その子に合った方向性を明確にするため,支援者や保護者の方に向けて,「体幹」そのものの知識と視点からジャンル分けした体幹プログラムをわかりやすく紹介していきます。
一緒に,体幹を通して子どもたちの可能性を広げていきましょう!
2026年2月 理学療法士 /谷河 慎介
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明治図書

















