「むずかしい学級」の担任になったらまず読む本

「むずかしい学級」の担任になったらまず読む本

新刊

総合42位

「むずかしい学級」にこそ、希望はある

学級システムや授業づくり、保護者との連携、トラブル対応など、「むずかしい学級」の運営は、“いつものやり方”が通用しないことだらけ。そんな学級の運営に悩む先生のために、4月の出会いから3月の別れまで、各時期ですべきことを超具体的に解説します。


紙版価格: 2,486円(税込)

送料・代引手数料無料

電子版価格: 2,237円(税込)

Off: ¥249-

ポイント還元20%

ファイル形式

PDF
ISBN:
978-4-18-365075-7
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
四六判 256頁
状態:
在庫あり
出荷:
2026年3月16日

目次

もくじの詳細表示

まえがき
序章 「むずかしい学級」と出会う前にしておくべき5つのこと
1 校長先生に真意を確認する
2 学級全員の名前を覚える
3 学級のシステムを綿密に整える
4 教室環境にこだわる
5 黄金の3日間の細案を考える
第1章 4月 「いつものやり方」は通用しないクラスの学級開き
1 話を聞かせるための教育技術を駆使する
2 ゲームを通してルールを確立する
3 注意・叱責以外の方法を徹底的に実践する
4 全体を最優先する
5 いろいろなバリエーションで褒める
6 子ども達同士のヨコの関係を深める
7 チャイムと同時に授業を始める
8 子どもが授業で熱中する切り札を用意する
9 授業をモジュール化・ルーティン化する
10 教師の見栄を捨てる
第2章 5・6月 「魔の6月」の乗り越え方
1 守らせたいモラルは明文化する
2 叱るのではなく確認する
3 梅雨の時期はカードゲーム・ボードゲームに頼る
4 授業参観は全員が活動できる鉄板授業をする
5 子ども同士のトラブル対応は主観を一切排除する
6 むずかしい子への生徒指導は学年の教員全員で対応する
7 時には間接的な指導をする
8 教師主導で「あいさつ勝負」をする
第3章 7・8月 夏休みは絶好のチャンス
1 学級の雰囲気をよくして1学期を締めくくる
2 叱らずに済む大掃除を実現する
3 喧嘩やトラブルが起きないお楽しみ会を実現する
4 夏休み中は仕事を徹底的に貯金する
5 1学期の課題を徹底的に書き出し、改善策を考える
6 教育書を読み漁る
第4章 9月 「教えて褒める」を丁寧に繰り返そう
1 休み明けは4月と同じように指導する
2 2学期全体の見通しをもたせる
3 夏休み中に考えた改善策を繰り出す
4 落ち着かない子の問題行動を分析的に捉える
第5章 10・11・12月 子ども達は飛躍する
1 大きな行事に向けて子ども達に語る
2 行事指導は叱り無しで行う
3 むずかしい子の保護者との連携はこうする
第6章 1・2月 自治的学級へ
1 スピーチ指導を通して心を開放させる(前編)
2 スピーチ指導を通して心を開放させる(中編)
3 スピーチ指導を通して心を開放させる(後編)
4 意図的・計画的に自治的な学級へと導く
5 学級通信を使って学級のモチベーションを高める
第7章 3月 次年度を見据えて
1 年度末に向けて子ども達に必ず語ること
2 子ども達に成長を実感させよう
3 子ども達が後ろ髪を引かれないお別れをする
あとがき

まえがき

 「教室が落ち着かない」「注意しても伝わらない」「自分の声が届かなくて、つらい」

 これは、どの教師にも一度は訪れる感覚です。

 そして、その感覚にふれるたびに、「自分には力がないのかもしれない」「この子達を導くことができないのかもしれない」と、静かに、深く、心が沈んでいきます。


 けれど、私は思うのです。

 むずかしい学級≠ニは、むずかしい子ども達≠ェいる教室なのではなく、教師自身に問いが突きつけられる教室なのだと。

 何を信じて指導すればいいのか。

 どこまで任せていいのか。

 どこまで抱えていいのか。

 教師としての姿勢や価値観が、何度も何度も揺さぶられます。

 この本は、そんな問いの中に立たされた教師に向けた一冊です。

 対象は、今まさに、学級の運営に悩みながら日々を送っている人。

 「いい方法を探している」というよりも、「信じられる足場を探している」人に読んでいただきたいと思っています。


 私は、これまで何度もむずかしい学級≠受け持ってきました。

 そして、感情が荒れ、関係が裂け、雰囲気が沈んだ教室の中で、それでも子ども達の中にある「変わりたい」という気持ちを探し続けてきました。

 うまくいかなかった日もたくさんあります。

 自信をなくし、言葉が出なくなった日もありました。

 それでも、そのような日々を記録に残すことで、自分なりの考え方が少しずつ輪郭をもち始めました。

 そして、私と同じように教室に立ち尽くす$謳カが、どこかの学校にきっといると信じて、この本を書こうと思いました。


 本書では、月ごとの章立てに沿って、「この時期に何を語るか」「どんな手を打つか」「何を手放すか」といった視点でまとめています。

 ただの方法論ではなく、言葉の使い方、姿勢の在り方、そして教師自身の心の整え方についても、丁寧にふれていきたいと思っています。

 むずかしい学級≠ノこそ、希望はあります。

 すぐに変わることはなくとも、変わっていこうとする力は、必ず存在します。

 そしてその力は、担任としての向き合い方によって、ゆっくりと芽吹いていくのです。

 もし、今日の教室でうまくいかず、ため息をつきながらこのページを開いた先生がいたなら。

 この本の中に、ほんの1つでも、「この言葉は、自分のものにできそうだ」と思える何かがあれば、筆者としてこれほど嬉しいことはありません。


  2026年1月   /あたたたたー

著者紹介

あたたたたー著書を検索»

千葉県茂原市出身。

早稲田大学在学中より,お笑い芸人として10年活動したのち,小学校教員となる。

2024年7月より,音声プラットフォームVoicyにて「ユーモアは教室を救う!」のパーソナリティとしても活躍中。X(旧Twitter)のフォロワー数は19,000を超え,そのつぶやきは大きな共感と反響を得ている。

一男一女の父。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • タイトルが気になり読み進めました。難しいクラスではなくても、大切なことがたくさんちりばめられてます。
      2026/3/1140代・小学校教員
読者アンケート回答でもれなく300円分のクーポンプレゼント!

ページトップへ