重要用語300の基礎知識3
国語科重要用語300の基礎知識

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国語教育研究・実践の動向を視野にいれ、これからの国語教育研究・実践にとって重要と思われる用語を厳選し、1頁1用語で内容・特色・研究法等、その基礎知識を解説。


復刊時予価: 3,410円+税

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電子書籍版: なし

ISBN:
4-18-346816-7
ジャンル:
国語
刊行:
7刷
対象:
小・中・他
仕様:
A5判 328頁
状態:
絶版
出荷:
復刊次第
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目次

もくじの詳細表示

刊行のことば
まえがき
T 基礎論
1 言語
2 内言と外言
3 言語生活
4 言語経験
5 言語要素
6 言語技術
7 言語文化
8 言語機能
9 言語と思考
10 言語発達
11 言語観
12 言語過程説
13 第二信号系理論
14 一般言語学
15 応用言語学
16 言語社会学
17 社会言語学
18 心理言語学/言語心理学
19 言語哲学
20 コミュニケーション理論
21 形象理論
22 解釈学
23 一般意味論
24 表現学
25 文芸学
26 物語論(ナラトロジー)
27 言説(英:ディスコース,仏:ディスクール)
28 国語教育学
29 読者論
30 認知科学
31 物語文法
32 長期記憶と短期記憶
33 語用論
34 関連性理論
35 テクストの言語理論
36 テクスト
37 コンテクスト
38 インターテクスト
39 ハイパーテクスト
40 認知言語学
41 生成文法
42 対話
43 構成主義と国語教育
44 情報科学
45 情報処理・生産能力
46 自己学習力・自己教育力
47 形式主義と内容主義
48 経験主義
49 能力主義
50 「新しい学力観」
U 目標
51 一般目標
52 学年目標
53 単元目標
54 価値目標
55 行動目標
56 到達目標
57 知識
58 理解
59 態度
60 習熟
61 「生きる力」
V 教育課程及び方法
62 国語科の構造
63 国語カリキュラム
64 クロス・カリキュラム
65 スリム化と選択学習
66 「表現」
67 「理解」
68 [言語事項]
69 言語教育
70 文学教育
71 読解指導
72 読書指導
73 作文教育
74 話しことばの指導
75 国語能力表
76 社会的要求
77 興味の中心
78 機能中心
79 言語環境づくり
80 ことばあそび
81 経験学習
82 系統学習
83 基礎学習
84 スキル学習
85 プログラム学習
86 とりたて指導
87 学習指導要領
88 自主編成
89 単元学習
90 年間計画
91 学習指導案
92 単元の構成
93 単元の展開
94 指導と支援
95 指導形態
96 一斉指導
97 グループ指導
98 個別指導
99 協同学習
100 個人差に応じる指導
101 講義法
102 問答法
103 作業法
104 討議法
105 練習法
106 教育話法
107 発問
108 助言
109 板書
W 教材・教具
110 教材・学習材
111 資料
112 自主教材
113 国語教科書
114 プリマ,プレプリマ
115 教師用書
116 視聴覚機器の活用
117 コンピュータの活用
118 ノート
119 教材化
120 教材研究
X 読むことの指導
121 読解・読書
122 物語・小説
123 戯曲
124 詩
125 短歌・俳句
126 随筆・随想
127 伝記
128 記録・報告
129 説明・解説
130 論説・評論
131 古典
132 あらすじ
133 要点・要旨
134 事実と意見
135 要約
136 書きこみ・書き出し
137 語り
138 視点
139 形象・表象
140 筋
141 場面
142 構成
143 叙述
144 人物
145 主題
146 思想
147 感想
148 文学体験
149 音読
150 朗読
151 群読
152 暗唱
153 素読
154 通読
155 精読
156 味読
157 速読
158 調べ読み
159 批判読み
160 解釈・鑑賞・批評
161 斉読
162 基本的指導過程
163 三層読み
164 一読総合法
165 文芸研方式
166 分析批評
167 問題意識の喚起
168 利用指導
169 学校図書館
170 読書会
171 自由読書
172 適書
173 読み聞かせ
174 ブックトーク
175 読書日記・読書記録・読書感想文
176 読書能力
177 読書実態調査
Y 書くことの指導
178 課題作文
179 随意選題(自由作文)
180 コンポジション理論
181 プロセス・アプローチ
182 生活綴方
183 取材
184 構想
185 記述
186 推考(推敲)
187 批正
188 自己評価
189 作文の処理
190 文種
191 口頭作文
192 短作文
193 生活文
194 日記
195 手紙
196 感想文
197 意見文
198 説明文
199 メモのとり方
200 紹介・案内
201 レポート
202 創作
203 文話
204 文集
205 新聞
Z 聞くこと・話すことの指導
206 聞く・話す
207 話題
208 話の組み立て
209 声の技巧
210 話す態度
211 あいさつ
212 対話・対談
213 問答
214 会議
215 話し合い
216 討論・討議・ディベート
217 インタビュー
218 独話(公話)
219 発表
[ 言語事項の指導
220 発声・発音
221 音節
222 アクセント
223 イントネーション(抑揚)
224 ポーズ(間)
225 発音矯正
226 共通語と方言
227 国語と日本語
228 国語の特質
229 国語の尊重・愛護
230 言語感覚・語感
231 文章
232 段落
233 文体
234 レトリック
235 文字
236 ひらがな・かたかな
237 漢字
238 ローマ字
239 常用漢字・学年別漢字配当表
240 仮名づかい
241 送りがな
242 句読点
243 語句・語彙
244 語句の構成
245 語の意味
246 擬声語・擬態語(オノマトペ)
247 和語・漢語・外来語
248 慣用句
249 同義語・類義語・反対語
250 学習基本語彙
251 語彙調査
252 文法論
253 学校文法
254 体系文法・機能文法
255 口語文法
256 文語文法
257 形態論
258 構文論
259 詞と辞
260 品詞
261 接続語
262 指示語
263 補助動詞
264 敬語
265 単文・重文・複文
266 文型
267 文の成分
268 モダリティー
269 文と文との関係
270 文章論
271 書写
272 書道
273 視写・聴写・暗写
274 書体
275 楷書・行書・草書
\ 国語学力・評価
276 国語学力
277 基礎学力
278 読み書き能力
279 理解力
280 表現力
281 言語能力
282 文字力
283 語彙力
284 文法能力
285 読解力
286 作文力
287 学力調査
288 評価
289 到達度評価
290 形成的評価
291 テスト
292 面接法
293 観察法
294 診断・治療
] 代表的な戦後国語教育論争
295 言語教育と文学教育論争
296 生活綴方と作文教育論争
297 基礎学力論争
298 主観主義・客観主義論争
299 「冬景色」論争
300 「出口」論争
索引
執筆者一覧

まえがき

 21世紀の幕が開いた。新しい世紀に希望を見いだしたいという願いは,だれしも同じである。

 20世紀は,世界的な戦争の世紀であり,人類滅亡の危機さえ作り出した世紀であった。しかしながら,世界の民主化,国際化,グローバル化が進み,科学・技術が急速に進歩し,情報化が進み,物質的な豊かさに恵まれるようになった時代でもあった。と同時に,地域戦争が多発し,環境破壊が深刻化し,人間の孤立化・人間関係の希薄化が進行し,青少年の発達の歪みの顕在化等が深刻な社会問題になり,その解決は21世紀に持ち越された。

 世界の変化の中で,日本の経済構造・社会構造の改革,政治の改革などと平行して教育改革の必要性が唱えられ,教育界はいま改革の渦中にある。何を,どのような方向に向けて,具体的にどう改革していくべきかについては,さまざまな主張があり,議論が闘わされている。

 国語教育もまた,この改革の渦の中に置かれている。変化の激しいこれからの社会で生きていくために必要な国語力とはどのようなものなのか,子どもたちの人間性を育てるためには国語教育はどうあったらよいのか,国語教育改革の理論的・実践的模索が続いている。

 とはいえ,国語教育のすべてが変わるなどということはあり得ないし,あってはならない。これまでの国語教育の中の何を不易とみ,何を流行とみるか,それ自体が大問題であるが,それを見極めつつ,新しい時代の国語教育を作り出していかなければならない。

 こういう時代にあって,国語教育研究・実践の用語も,新しい用語が生まれたり,これまでとはいささか異なる内実を意味するようになったりしてきている。野地潤家先生の編になる『国語科重要用語300の基礎知識』(初版,1981)が出版されてから20年,本書も新たに書き換える必要が生じてきた。初版以来版を重ね,長年にわたって広く活用されてきたが,この20年間に国語教育の研究・実践にもかなりの変化がみられるようになり,前書では取り上げられていなかった用語が新たなキーワードとして用いられるようになったり,同じ用語であっても,研究・実践の発展に伴ってその内実が少しずつ変わってきたりしてきたからである。また,用語の選択についても,新たに考え直したほうがよいのではないかと思われるところも出てきた。

 こうした気運の中で,シリーズ『重要用語300の基礎知識』を全面的に書き換え,新たに書き下ろす企画が持ちかけられた。そこで,国語教育研究・実践の動向を視野に入れつつ,これからの国語教育研究・実践にとって重要と思われる用語を厳選し,私よりも若い研究者に協力をお願いして,新版『国語科重要用語300の基礎知識』を編むことにした。本書が,前書と同様,「読まれ」「引かれ」「活用」され,これからの国語教育の研究・実践にいささかでも役立つならば幸甚である。

 本書の執筆にあたっては,膨大な文献を参考にさせていただいた。各項目の末尾に参考文献を必ず挙げる方針で望んだが,スペースの関係で挙げることのできなかったものが少なくない。先学に感謝申し上げるとともに,非礼をお詫びする次第である。

 本書には,不備なところや未熟な点も少なくないであろう。忌憚のないご叱正をいただいて,次の機会に改訂を図っていきたい。

 限られたスペースの中で,ポイントをはずさずに,簡潔にわかりやすく書くということは,なかなかの難業である。時あたかも,私の広島大学退官,押し寄せる大学改革の波による多忙化と重なり,作業は渋滞してしまった。早々に原稿を執筆していただいた方々にはずいぶんお待たせすることになり,心苦しい限りである。多忙の中,協力を惜しまれなかった方々,辛抱強くお待ちいただいた方々に,心から感謝申し上げたい。

 本書の出版にあたっては,明治図書の江部満,樋口雅子,松本幸子の三氏に格別お世話になった。渋滞しがちな仕事を,時には辛抱強く待ち続け,時には叱咤激励して,ともかくも出版にまでこぎつけてくださった。多大のご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともに,厚く御礼申し上げたい。


  2001年1月   編者 /大槻 和夫

著者紹介

大槻 和夫(おおつき かずお)著書を検索»

1936年京都府に生まれる。1965年広島大学大学院博士課程単位取得退学。広島大学助手・講師・助教授を経て,1984年広島大学教授,1999年同定年退官。現在,広島大学名誉教授・安田女子大学教授。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • あのとき、買っておけばよかった!の本のひとつです。古本価格、高い。授業づくりや指導案、論文作成のときなど、最初の俯瞰に便利です。
      2018/5/31すずらん
    • 国語科教育について、ざっと俯瞰するとき便利。でも、古本で買うと高いです。ぜひ復刊を。
      2017/11/29
    • 特に若い先生必携。今まで一番繰り返し読んだ教育書です。人に貸したら戻ってこなくなってしまいました。もう一度手元に置きたい!
      2016/12/10のむ
    • 学校の先生から、この本は是非持っておくべきと言われました。
      この機会に復刊していただきたいです!!
      2015/5/18
    • 国語科教育を学ぶための基本文献として必須の書籍だと思っています。学生・院生の研究のためにも、ぜひ復刊していただきたいと思います。
      2011/10/18

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