学びの質を高める!ICTで変える国語授業2
―応用スキル&実践事例集―

学びの質を高める!ICTで変える国語授業2―応用スキル&実践事例集―

総合48位

重版出来

好評3刷

GIGAで変わる国語授業、アフターコロナのEdTech

ICTの活用は、国語授業を時代に合わせてアップデートし、22世紀へと続く未来を生きる児童・生徒に豊かな学びをもたらすために、不可避で不可欠である。シリーズ続巻の本書では、追試・アレンジ可能な多数の実践事例、オンライン授業にも使える事例を収録した。


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ISBN:
978-4-18-345120-0
ジャンル:
国語
刊行:
3刷
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 168頁
状態:
在庫あり
出荷:
2021年8月2日
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CONTENTS

もくじの詳細表示

はじめに―国語授業をアップデートするために
第1章 パッとわかる!学び方をアップデートするICT活用のヒント
タブレット端末を使って論理的に話す 2枚の写真で「なぜかというと」クイズをしよう
#小学校 #論理力 #画像
録音機能を使ってメモの取り方を工夫する 目指せ!メモマスター
#小学校 #録音
説得力のある構成を考えて動画で伝える YouTuberのようにおすすめの食べ物を推薦しよう
#小学校 #動画 #論理力
タブレット端末でデジタル学級文集づくり 思い出の写真に文章をそえよう
#小学校 #画像
タブレット端末で「ごんぎつね」の挿絵の読み比べ 物語にぴったりな「ごん」を選ぼう
#小学校 #画像 #物語文
PowerPointで詩の楽しみ方を広げる フリー素材を使って詩を楽しもう
#小学校 #画像 #詩歌
プレゼンスライド1枚を活用した文章の要約 文章を読み込んでポスターづくり
#中学校 #画像 #論理力
Quizlet Liveで復習をする アプリを使って楽しく復習しよう
#中学校 #協働学習
随想を現代風にアレンジする Instagram de 徒然草
#中学校 #高校 #画像 #古文
詩に合った写真に音読を録音してデジタルカードをつくる 島崎藤村「初恋」を音読しよう
#中学校 #高校 #画像 #録音 #詩歌
デジタル句会で交流する Googleフォームで短詩型文学を楽しもう
#中学校 #高校 #協働学習 #詩歌
Google Earthの上に物語をつくる 地図データのワクワク感で高まる表現力
#中学校 #高校 #協働学習 #物語文 #画像
YouTubeの活用で時短 授業の予告編動画をつくってみよう
#中学校 #高校 #動画 #授業準備
Googleスプレッドシートで対話する クラウド共有でシートごとに質問づくり
#中学校 #高校
Googleドキュメントで共同編集 敬語を使って作文しよう
#高校 #協働学習 #古文
ロイロノートで交流場面をつくる ICTで学習過程を変えよう
#高校 #協働学習 #物語文
解説ムービー&模擬定期考査問題の作成で学びの理解を深める 授業で学んだことを他者に正確に伝えよう
#高校 #動画 #協働学習
第2章 学びの質がもっと高まる!ICT×国語授業づくり
プロジェクターでハイブリッド板書 黒板に自由に書き込みながらみんなの考えを「見える化」しよう
#小学校 #協働学習 #説明文
動画制作を通して自己評価する 「私たちが考える未来の教室」の動画を創ろう
#中学校 #動画 #協働学習
広告を創って考える みんなが情報の発信者になろう
#中学校 #画像 #動画 #協働学習
ロイロノートのシンキングツールを使って創作活動 「竹取物語」の続きのストーリーを創ろう
#中学校 #論理力 #物語文 #協働学習
Jamboardで考えを共有して考察を深める 「少年の日の思い出」―主人公「ぼく」の行為の理由を考えよう
#中学校 #論理力 #協働学習 #物語文
プログラミングで「故事成語」のアニメーション化 Scratchで「故事成語」に現代の魂を吹き込もう
#中学校 #論理力 #動画 #漢文
論理力と試行錯誤する態度を鍛えるプログラミング ビジュアルプログラミング言語「MOON Block」でゲームをつくって交流しよう
#中学校 #論理力
kintoneを使って相手に響く「ほめ言葉」の探究 目指せ!ほめほめハンター
#中学校 #論理力 #協働学習
プレゼンソフトで有名人になりきる 随筆の作者になったつもりで資料をつくりプレゼンしよう
#中学校 #論理力 #協働学習 #画像 #説明文
SDGsをもとに身近な問題と対比させて動画にする SDGsを自分事として表現しよう
#中学校 #動画 #協働学習 #説明文
テレビ会議システムで交信 情報を「自分事」として捉えよう
#中学校 #遠隔学習 #協働学習
意味調べも読解も紹介も全部ICTで 「故郷」をみんなで読んで紹介動画をつくろう
#中学校 #協働学習 #動画 #物語文
Googleドキュメントのコメント共有機能を使って意見交流をして深める 「成人の日」新聞コラムななめ読み
#中学校 #協働学習 #説明文
タブレットでの録画を活用した古文の導入学習 古文をペープサートにして親しむ
#中学校 #高校 #動画 #協働学習 #古文
Google Earthのプロジェクト機能を使って短歌集をつくる 地球儀和歌集「アース記念日」のつくり方
#中学校 #高校 #画像 #詩歌 #協働学習
教育用SNSを使って遠隔地の生徒と交流 批判的・論理的に社説を読んで,意見の発信をしよう
#中学校 #高校 #遠隔学習 #協働学習 #説明文
Googleドライブを使って新聞スクラップ スキマ時間にスクラップ&相互コメントでやる気アップ
#中学校 #高校 #協働学習 #説明文
「問い」を自分事にするための探究学習 スマホで人生初めての論文を書いてみよう
#中学校 #高校 #論理力 #協働学習 #BYOD
ChromebookやGoogle Classroomを用いた学び合い 広告の分析を通して批判的にみる力を身につけよう
#中学校 #高校 #画像 #動画 #協働学習
電子書籍作成ツールを活用して本格的EPUB作成 作家になったつもりでオリジナル作品を公開しよう
#中学校 #高校 #協働学習 #画像 #物語文 #説明文
ロイロノートで作品の読みを広げる 『徒然草』―法師はどのように参拝したのか,疑問をもつことから始めよう
#高校 #論理力 #協働学習 #古文
「書くこと」を減らさないChromebookの使い方 Chromebookに直接書き込んだノートをClassroomで提出しよう
#高校 #協働学習 #古文
Googleスライドを活用して「羅生門」を協働して読む ゼロからでもBYODでICTを使った授業を始めよう
#高校 #協働学習 #物語文 #BYOD
授業時間外の思考が続いていくしかけづくり Google Classroomでクラスメイトの意見にコメントしてみよう
#高校 #協働学習 #説明文
LINEの「ノート」と「リプライ」で学びのコミュニティづくり 「見方・考え方」を働かせた学び合い
#高校#協働学習#詩歌#BYOD
タブレット端末を活用したレポート作成 既習の和歌知識を活用し古文の世界を実感しよう
#高校 #画像 #古文 #詩歌 #BYOD
スマートフォンBYODで気軽に意見を見比べる クラス全員が発言する授業づくり
#高校 #協働学習 #物語文 #BYOD
動画作成によるアウトプット授業 和歌から想起される物語動画をつくろう
#高校 #動画 #協働学習 #古文 #詩歌
クラウドや教育用SNSを使った遠隔地間交流 文学作品を読み合い「国語力」とは何かを考えよう
#高校 #遠隔学習 #協働学習 #詩歌 #物語文
タブレット端末で問題演習 schoolTaktを使ってお互いの答案を採点してみよう
#中学校 #高校 #協働学習
Googleレンズでなんでもテキスト化 書籍やプリントの字をスライド化する方法を身につけよう
#中学校 #高校 #授業準備
COLUMN コロナ禍のオンライン授業
第3章 ポストコロナ時代に求められるICT活用

はじめに

  国語授業をアップデートするために


アウトプットのアップデート

 台湾の外国語教育では,「聞く,読む,話す,書く」の4つの技能に加え,「訳す」「動く」「深める」という3つを合わせた7つの技能が重視されていると言います。この話を聞いたとき,4つの技能で整理することによって見落とされてきた国語科教育の可能性を再発見したような気がしました。

 例えば,「訳す」という技能を念頭において国語科教育の学びを見直したときに浮上してくるのは,古文を現代文に訳すとか,書き言葉を話し言葉に訳すとか,常体を敬体に訳すとか,専門的な表現を一般的な表現に訳すとか,掲示物などを外国人にも伝わるような「やさしい日本語」に訳すなどといった,「訳す」という活動の豊かな可能性です。マンガを物語に書き換えるとか,映画の一場面を小説のように文章化するなどの活動も「訳す」という活動に加えることができます。そこに見えてくるのは,豊かな言語活動によって児童・生徒の創造力を養う授業の可能性です。おそらく「動く」や「深める」という技能にも,従来の国語科教育のあり方を考え直す契機が見出せます。

 そして私があらためて気づかされたのは,4つの技能で授業を構想することが,国語科教育におけるアウトプットの可能性を狭めてきたのではないかということでした。「書くこと」「話すこと」が従来の国語科教育におけるアウトプットのあり方ですが,これだけでは社会で活躍するための資質を十分に伸ばせない時代になっています。典型的な例として挙げられるのは,動画というアウトプットです。有識者や市民がオピニオンを発信する手段は,印刷媒体から動画媒体へと次第にシフトしつつあります。読書する時間が減ったということは,インプットが減ったということと同義ではありません。小説を読む代わりにNetflixで長大な物語を視聴し,総合雑誌を読む代わりにSNSやウェブ記事で社会的な課題を学ぶ人が増えているだけかもしれないのです。YouTube動画だけでも毎日10億回を優に超える教育系の動画が世界中で再生されていると言われています。就職活動をする学生がエントリーシートの代わりに自己PR動画をつくることも珍しくありませんし,YouTube動画を選考資料とする入試も行われています。文部科学省もYouTubeチャンネルから多くの動画を配信しています。そして,多くの有識者がYouTubeを通じて意見を表明し,研究の成果を発信していることは,まぎれもない現実です。

 文章を書くという営みは依然として大切ですが,国語科の4つの技能を併用しながら,他者と協働して動画というアウトプットに結実させる教育活動の意味は,これからますます大きくなるでしょう。「書くこと」も「話すこと」も包摂した「つくること」というアウトプットに,児童・生徒の言語活動を結実させる授業をいかにデザインするか,そのようなことに向き合うことが必要な時代になっているのです。



人はなぜ学ぶのか

 「なぜ古典を学ぶのか」という問いについて,これまでにいくたびか議論が重ねられてきました。私が自分なりにたどり着いた納得解は,「楽しいから」というものでした。もちろん「受験科目にあるから」とか「人生を豊かに生きるため」などと説明することはできます。しかしこうした説明は,「受験に出ないから学ぶ必要はない」とか「スポーツに打ち込んだりドラマやアニメを見たりすることで,私は心豊かに日々を送ることができる」というような考えをもつ者にとっては納得解になり得ません。古典そのものとは別のところに「目的」を立ててしまうと,学ぶことが「手段」となり,代替手段を想定する思考に導かれてしまうからです。したがって,「なぜ古典を学ぶのか」という問いに対する納得解を手に入れるには,古典を学ぶことそのものを目的にするしかありません。つまり,「学びたいから学ぶ」とか「面白いから学ぶ」というあり方で古典に向き合うことができるかどうかということです。「古典を学ぶことが楽しい」と思った生徒は,「なぜ古典を学ぶのか」という疑問を抱くことはないのです。

 「なぜ学ぶのか」という問いについても,同じようなことが言えます。赤ん坊が目の前の未知の物体に手を出すのは,何か目的があってのことではありません。とにかく好奇心が湧いてきて目の前のものに手を出し,触ったりなめたりして未知の物体で「遊ぶ」わけです。赤ん坊は「学ぶために遊ぶ」わけではありません。遊びは手段ではなく目的であり,言わば「遊ぶために遊ぶ」のです。そしてそれが結果的に,未知の物体がどういうものであるのかを学ぶことにもつながります。好奇心を満たす営みが「楽しい」からこそ,人は「遊ぶ=学ぶ」のです。道具で「遊ぶ」ということの中に,「学ぶ」ことを生起させる人間の原初的な欲望があると言ってもよいでしょう。

 学ぶことを「楽しい」と思わせ,「なぜ学ぶのか」という疑問が生じないような学びを創出するために,教育ICTは多くの選択肢を用意してくれます。チャイムが鳴ったとたんに教科書や辞典を片付け始めるのではなく,チャイムが鳴っても学びを止めようとしない児童・生徒を増やす力を,教育ICTという「道具」は持っています。



VUCAの時代はOODAループで

 令和2年度は,新型コロナ感染症による休校の影響で,「例年通り」がまったく通用しない年となりました。やるべきことが決まっていて,おおむね想定の範囲内で物事が進む世界から,何をやるべきかが不透明で想定外のことが次から次へと起こる世界へと否応なく投げ出されたわけです。

 パンデミックで世界が混乱に陥る前から「VUCA」という言葉が注目を集めていました。VUCAの4文字が表す「Volatility(変動),Uncertainty(不確実),Complexity(複雑),Ambiguity(曖昧)」の時代を,まさに私たちは生きていると言えます。

 こうした時代に大事なのは,事前にしっかり研究を重ねて念入りな計画を立て,年度ごとにPDCAをまわすという方法をいったん留保することです。「Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)」のサイクルを始めるためのPlan(計画)を立てることが困難であるのが,VUCAの時代です。どれだけ念入りに計画を立てて周到に準備をしたとしても,想定外の現実に翻弄され,費やした時間のほとんどが徒労に終わってしまう可能性すらあります。だとすれば,Do(実行)に取りかかる前のPlan(計画)に費やす労力を最小化し,とにかくやってみることからスタートして試行錯誤を重ねていくという態度を取ることが肝要です。その際に参考になるのが,OODAループです。

 OODAというのは,「Observe (観察)→Orient (状況判断)→Decide(決断)→Act (行動)」ということです。PDCAの出発点であるPlan(計画)は,頭の中の「理想」や「理念」などから生み出される傾向がありますが,OODAの出発点であるObserve(観察)は「現実」や「実際」から始まっているところに特徴があります。「理想」の教育を思い描いて数十時間かけて単元指導計画をつくり,詳細な学習指導案を書いて授業に臨むというような態度ではなく,目の前の児童・生徒の「現実」をしっかり観察するところから出発し,その場で状況判断を行いながら決断をして具体的な行動につなげていくこと,そしてそれを「ループ」として何度も繰り返していくような態度です。計画通りに実施することよりも,目の前の児童・生徒に合わせた行動を積み上げていくことを重視する態度です。いわゆる「走りながら考える」ということを許容する態度だと言ってもよいでしょう。言い換えると,「やりたいこと(計画)をやる(実行)」という枠組みをいったん棚上げにするということにほかなりません。「やりたいこと」という既知のことをやっている限り,授業は想定の範囲内におさまりがちです。定番教材を「例年通り」の枠組みで実施する授業が典型的でしょう。多少の変化や逸脱があったとしても,想定されている着地点に収束していくので,教員の安心・安全が担保されます。しかし,これからの時代に私たちが体験することになるのは,従来の学びの枠組みを超え,児童・生徒が教員の想定外の世界に飛び出していくような学びです。そのために必要な態度は,「何のために使うのか」という問いに拘泥して前に進むことを躊躇しないことです。児童・生徒をそういう学びに導く前提として,教員がまず「面白い」という気持ちに向き合い,「何のために使うのか」という問いを括弧にくくって,赤ん坊が目の前にある棒きれに向き合うときのように,教育ICTという「道具」に手を出し,好奇心を発露させて「遊ぶ」ことです。



大村はまとTTPS=徹底的にパクってシェア

 「伝説的な国語教師」の大村はまが,自ら開発した単元学習の数々について知的財産権を主張することができたとしたら,いったいどれだけ多くの不労所得を得ることになったでしょうか。もちろん公刊された本の印税収入は手にしていたでしょう。しかし,授業見学や伝聞によって模倣された分については,本を買わずに立ち読みされたのと同じで印税収入には結びつかず,フリー素材として無償で提供したようなものです。新聞記事の切り抜きや本の一部をコピーして配布する行為であれば,「教育上の特例」ということになりますが,教員としての専門性に関わる独創的なアイデアそのものを「商売敵」とも言える他の国語教師によって模倣されているわけですから,使用料を請求することができてもよさそうなものです。

 それでも大村はまも他の教員も,自分がつくった指導案を販売することはありませんし,自分の授業方法を模倣した教員を裁判で訴えることもしません。よりよい授業方法を模倣して広く共有すること―TTPS(徹底的にパクってシェア)は,教員文化の基本原理です。多くの教員が恩師の授業を模倣し,先輩の授業を模倣し,評判の高い実践者の授業を模倣して日々の実践を重ねます。知的生産物をパブリックドメイン(公有)として活用していく営みが教育であるとも言えるわけですから,教員がTTPS(徹底的にパクってシェア)を基本原理とするのはごく自然なことなのです。

 本書に掲載された実践のすべては,TTPSされるために集められています。すでにSNSなどで共有されているものも含まれていますが,本という形を取ることで,より多くの先生方に模倣したり共有したりしてもらえるのではないかと期待しています。

 ただし,教育現場の実情は千差万別です。本書の実践をそのまま模倣するだけでは,目の前の児童・生徒が置き去りにされる危険性があります。その際に求められるのは,ありあわせのモノで新たな解決策を生み出すブリコラージュ(器用仕事)という手法です。最先端のテクノロジーを使って実施できる,自分にピッタリ合ったアプリや教材は販売されていません。最先端,最前線の世界には,原理的に既製品は存在しないのです。「ありあわせのモノ」「入手可能なモノ」を組み合わせるブリコラージュが求められるのは,そのためです。

 「自分には無理」とか「自分の学校では無理」などと言って,自らの学びを止めないでください。いつも児童・生徒に求めているように,教員もあきらめずに工夫したり努力したりし続けること,できればそういう営みを楽しむこと。多くの実践の中から真似できそうなことをリストアップし,目の前にあるものや今までの実践の中で蓄積してきた知恵を動員し,できること,できそうなことを組み合わせ,仲間を巻き込んで自分に合ったやり方,自分の学校でもできる方法を探り出してください。遊びや無駄や失敗も,今までになかった体験である限り,学びへとつながっているはずです。これからの時代に強く求められているのは,教員がリスクを取って前に進み,「遊ぶ=学ぶ」ことです。命に関わるリスクは避けなければなりませんが,変化するというリスクを取ることは,国語授業を時代に合わせてアップデートし,22世紀へと続く未来を生きる児童・生徒に豊かな学びをもたらすために,不可避で不可欠のことなのです。


   /野中 潤

著者紹介

野中 潤(のなか じゅん)著書を検索»

東京学芸大学大学院修士課程修了(教育学)。現在,都留文科大学教授。専門分野は国語教育学,日本近代文学。研究テーマに,教科書教材論,教育ICT,敗戦後文学,震災後文学など。ロイロノートスクールやGoogle ClassroomなどのLMS(学習管理システム:Learning Management System)を活用した教育設計の授業や,LMSを活用した相互評価,パフォーマンス評価,まなボードやiPadを活用した教育設計の授業づくりなどを研究している。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      2021/6/1950代 教員
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      2021/6/630代・高校教員
    • 1の方に主に理論が記述されているのは理解しているが、2にも理論的な解説等が欲しかった。
      2021/2/1720代・大学生
    • たくさんの事例があってとても役に立ちます。
      2021/1/2640代・高校教員
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