新任3年目から「引き出し」を増やす 困った場面をズバリ解決!指導術 学級経営編

新任3年目から「引き出し」を増やす 困った場面をズバリ解決!指導術 学級経営編

総合68位

重版出来

好評2刷

インタビュー掲載中

若手の「あるある」な学級経営の悩みに効く指導法満載!

世の中に同じ学級は一つもないから、困った場面を解決する絶対的な正解・万能な手法は存在しない。だからこそ、「最適解」を知るための引き出しをたくさん持とう! 少し経験を積んだ若手教師が一段階レベルアップするための一冊。


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ISBN:
978-4-18-343020-5
ジャンル:
教師力・仕事術
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
A5判 152頁
状態:
在庫あり
出荷:
2022年5月24日
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CONTENTS

もくじの詳細表示

はじめに&本書のコンセプト
成功する「学級開き」ってどうやってつくればいいの?
CASE1 学級開きでは範を示す
CASE2 ねらいに迫る工夫を考える
学級目標をただの飾りにしないためには?
CASE1 つくった学級目標を機能させる
CASE2 学級目標の定着を図る
お互いを認め合うクラスってどうやってつくるの?
CASE1 成長した瞬間を見逃さない
CASE2 認め合いを「当たり前」にしていく
どんな掲示物が,本当に必要な掲示物なの?
CASE1 掲示物は子どもたちファーストで問い直す
CASE2 子どもたち自身に掲示させる
学級を成長させる席替えの方法は?
CASE1 子どもが決める機会をつくる
CASE2 クラスの成長に応じた席替えをする
朝の会や帰りの会が形骸化してしまう
CASE1 ねらいをはっきりさせて豊かな時間にする
CASE2 無駄をそぎ落とす
係活動が停滞してしまう
CASE1 活動のねらいをはっきりさせ促進させる
CASE2 システムと競争原理を取り入れる
何度指導しても,給食の準備・片付けがうまくいかない
CASE1 早く丁寧な準備を叶えるタイム測定&声かけ
CASE2 見通しのもてる分かりやすい指導
掃除をサボる子が多く,まったくきれいにならない
CASE1 やる気を価値づける
CASE2 責任をもたせる
整理整頓ができず教室が散らかっている
CASE1 整理整頓のための時間を確保する
CASE2 具体的なシステムをつくる
挨拶ができない
CASE1 挨拶の価値を伝える
CASE2 挨拶は量から質へと高める
話を聞くことができない
CASE1 子どもたちにまずは自覚させる
CASE2 「指示」と「説明」を見直す
子ども間の注意の声かけがきつい
CASE1 注意する場面と方法を指導する
CASE2 子どもたち自身に考えさせる
褒めるより叱るほうが多くなってしまう
CASE1 ブレないための軸をもつ
CASE2 具体的行為を価値づけて褒める
子どもからなめられるかもという不安に苛まれる
CASE1 指導は一貫させる
CASE2 最も大切なことは信頼されること
男女の仲がいまいちよくない
CASE1 男女ではなく一個人として捉える
CASE2 教師との信頼関係を築く
行事が盛り上がらない
CASE1 準備段階から子ども自身を主役にする
CASE2 評価をする
言葉遣いが徐々に乱れてきた
CASE1 あらためて信頼関係づくりをする
CASE2 ロールプレイングで実感させる
ごまかしたり,嘘をついたりする子
CASE1 逃がしどころを見極める
CASE2 事実と気持ちははっきり分ける
叱ったり指導したりするとすねてしまう子
CASE1 伝え方を工夫する
CASE2 注意すべきことは絞る
友達とあまり関わらないおとなしい子
CASE1 ありのままを受け入れる居場所づくり
CASE2 関わりを多くする手立てを増やす
支度が間に合わない子
CASE1 やるべきことを見える化する
CASE2 個々の背景・環境も含めて指導する
学級経営に保護者を巻き込みたい
CASE1 保護者参加型にする手立てを仕組む
CASE2 学級通信と一筆箋を活用する
おわりに―事例研究の大切さ

はじめに&本書のコンセプト

若手教師の学級づくりでの悩みを解決したい!

 本書は「あるある困った場面」シリーズのうち,学級経営に主眼を置き,具体的実践を集めた1冊です。

 そもそも,このシリーズを書くことになったきっかけは,私が教員サークル活動を進めていく中で多くの若手教師と接していて,以下のようなことに気づいたからです。


  若手教師がつまずくことはすべて同じではないが,かなり似通っている


 ためしに,目次ページをご覧ください。

 「あぁ,これある!」という場面ばかりだと思います。このような場面は誰しもが経験するもので,対処法やそもそもそういう場面に直面する,ということを知っておくのと知らないのとでは大きな差になります。

 このシリーズでは,そんな「あるある困った場面」に対する有効策を紹介しています。


 前著『新任3年目までに身につけたい 困った場面をズバリ解決!指導術』では,授業づくり,学級経営,子どもとの関わり,保護者対応,同僚との関わり,仕事術の6つの項目ごとに,若手教師が直面する「あるある困った場面」を挙げ,それぞれに対して解決策をイラストとともに分かりやすく示しました。

 とりわけ,学級経営は小学校教師にとって仕事の中心ともいえ,これが上手くいかないと1年間苦しい思いをすることになります。

 もちろん,授業も大事ですが,若手教師にとって安定した学級経営ができる力は,より重要だと私は考えています。

 ですから,「あるある困った場面」シリーズの続編として,学級づくりの具体的な対応策を本書ではまとめました。



ほとんどの若手教師が経験する「困った場面」を掲載!

 「若手教師」とひと口に言っても様々な方がいますが,それでも意外なほど若手教師が経験する悩みは似たことが多いものです。

 私自身,初任者〜3年目までの間にこれらの悩みの多くを経験しました。一つ一つは細かい悩みであっても,積み重なると「どうしたらいいのか分からない!」と途方に暮れてしまうこともありました。

 新卒時に多くの教師が学級崩壊やそれに似た状況を引き起こしてしまう,と言われていますが,実はその原因が本書に挙げたような悩みの場面でうまく対応できなかったということもあるかもしれません。


 教育は細かいことの「積み重ね」です。挨拶ができない子たちにどのように指導するか,騒がしいときにどうするか,給食の準備が遅いときどうするか……など,これらの場面においてどう対応するかは,「絶対的な正解」はないものの,教師がその場その場で「最適解」を考え実行していくことで,子どもが少しずつプラスの方向へ進むことができます。

 しかし,これらの場面すべてで「不正解」を選択し実行していくことを「積み重ねて」しまっていったら……子どもは確実にマイナスの方向へ進んでしまいます。教師の言うことに耳を貸さなくなり,子ども同士のトラブルが多発し,授業が成立しなくなってしまうこともあります。


 本書はそのような,若手教師のほとんどが経験し,なおかつ実は重要な「あるある困った場面」の事例をたくさん取り上げました。その一つ一つの悩み,困りに,「少し先輩」の立場から答えたのが本書なのです。

 本書に挙げた「あるある困った場面」は実際に私やサークルメンバーが経験したものです。しかも,我々の年齢層は20代後半〜30代ですので,まだまだその場面での記憶も鮮明です。若手教師の思い,立場や状況なども加味したうえでのアドバイスとなっています。



具体的な実践を2本ずつ掲載!

 本書の大きな特徴が,一つの「あるある困った場面」につき,二つの具体的実践を掲載している,ということです。

 困った場面自体は「あるある」でも,日本全国に同じ教室は二つとありませんし,同じ子どもも2人といません。すべての状況は「特殊」であるとも言えます。そんな中「こうすればすべて問題は解決され,うまくいく」という方法は残念ながら存在しません。

 前著『新任3年目までに身につけたい 困った場面をズバリ解決!指導術』ではどちらかというと「基本的」な対応について掲載しました。そのため,それで解決する場合もあれば,それでは通用しない場合もあったかもしれません。繰り返しになりますが,絶対的な正解,万能な手法などないからです。

 そこで本書では,さらに詳しい具体的実践を二つ掲載し,その中から読者である先生方が,指導の引き出しを増やし,本書に書かれている実践から選んだり組み合わせたりして,目の前の子どもたちにとっての「最適解」を導き出していただく,ということを目指しました。

 私を含めた「KYOSO’s」のサークルメンバーたちで実践して,効果があった内容やその問題への考え方などをなるべく具体的に書きました。中には,二つの実践が大きく異なるものもあります。だからよいのです。それらをお読みになり,「これはうちのクラスでやれそうだな」とか「この考えには納得できるな」というものを取り入れていっていただければいいですし,「この実践のここと,あの実践のあれを組み合わせたらなおよさそうだ」などと組み合わせてもよいでしょう。


 いずれにせよ,一つの問題に対して二つの実践が掲載されていることで,それらを比較しながら読むことができ,実践の引き出しを増やすことができるのです。

 少し経験を積んで,様々なケースを経験してこられた若手の先生にこそ,お読みいただきたいと願っています。


   編著者 教育サークルKYOSO’s代表 /土居 正博

著者紹介

土居 正博(どい まさひろ)著書を検索»

1988年,東京都八王子市生まれ。創価大学教職大学院修了。川崎市公立小学校に勤務。国語教育探究の会会員(東京支部)。全国大学国語教育学会会員。国語科学習デザイン学会会員。全国国語授業研究会監事。教育サークル「深澤道場」所属。教育サークルKYOSO’s代表。

教育サークルKYOSO’s著書を検索»

2015年立ち上げ。サークル名の由来は,メンバー一人一人が成長し,「共創」「協奏」「競争」し合えるような集団にしていきたいという願いから。月に一度定例会を行い,持ち寄ったレポートや模擬授業を検討し合っている。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 中堅となった現在でも、このような本で再確認できたり、新たな発見があったりと大変勉強になりました。
      2022/4/2340代・小学校教員
    • たいへん、参考になりました。
      2022/4/1620代・小学校教員
    • 分かりやすく、仕事に使いやすいです。
      2022/4/1620代・小学校教員
    • 具体的な場面での指導法が書かれていてとてもよかった。
      2022/2/2630代・小学校教員
    • 具体的な状況と指導の方法が噛み合っていて、理解しやすかったです。管理主義の教育ではなく、本当に子どもたちに考えさせながら主体的に子どもたちが成長していくイメージがもてました。
      2022/2/6たろう
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