特別支援教育
サポート学習のアイデア&教材 学びはじめの国語 文字
小学校特別支援学級・特別支援学校小学部向け

特別支援教育サポート学習のアイデア&教材 学びはじめの国語 文字小学校特別支援学級・特別支援学校小学部向け

近日刊行予定

できた、わかった、またやりたいを引き出す手作り教材

スモールステップで国語の基盤・基礎となる文字学習を取りあげます。興味・関心を高めることから、漢字・意味・読み・書きをむすぶことまで、授業・教材の準備や指導の流れをビジュアルに紹介しています。【DL特典教材付】


紙版価格: 2,420円(税込)

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ISBN:
978-4-18-339120-9
ジャンル:
特別支援教育
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
近日刊行
出荷:
2026年7月17日

もくじ

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はじめに
第1章 はじめての文字学習 指導のポイント
1 読むこと・書くことの物的環境をチェックしよう
2 読むこと・書くことの基礎となる力を育もう
3 読むこと・書くことを実態把握する視点を知ろう
4 いるかどり式 5ステップで考える授業づくり
第2章 はじめての文字学習 教材&指導アイデア
興味・関心を高める
1 わたしの名前・物の名前
2 これは何かな? ○○はどれかな?
3 絵本の世界 金魚はどこかな?
4 かたちを作ろう
5 体を学ぼう
6 最初の一文字「うちわシアター」
音・かたち・ことばをつなぐ
7 音の数を数えよう
8 音韻リズム♪
9 「同じ数を探せ」カードゲーム
10 ひらがなどっちかな?
11 かたちを描いてみよう
12 てんてん図形模写
13 マグネットシートで運筆・かたち編
14 「う」の口,「い」の口,やってみよう
15 な〜んだなんだ?
16 オノマトペであそぼう
17 どこか変だぞ?
18 かえるさんを作ろう
19 木工ボンドの壁で運筆・迷路編
音・文字・意味をつなぐ読み・書き
20 ひらがなカード「ことば作り」
21 運筆・点線・とめ・はね・はらいの動き編
22 運筆・モンスターを避けながら進む操作編
23 粘土でひらがなを作ろう
24 「いぬ」の「い」はどこ?
25 「くるま」を書いてみよう
26 あ行サイコロでことば作り
27 絵カードとひらがなカードのマッチング
28 マグネットシートで運筆・ひらがな凹編
29 マグネットシートで運筆・ひらがな凸編
30 時系列に並び替えよう
31 読みやすい文字はどれかな?
32 ひらがな筆順パズル
33 透明シートでひらがな重ね
34 全部「あ」デス!
35 巨大鉛筆コロコロ
読み・書きで学びを広げる
36 読みやすい! アレンジ教科書
37 読みやすくなる補助ツール活用
38 書きやすくなる補助ツール活用
39 ダジャレ大会
40 「はじめに」「つぎに」「さいごに」挿絵並べ
41 作文が書ける付箋の道しるべ
漢字・意味・読み・書きを結ぶ
42 自分の名前表記と込められた願い
43 漢字のかくれんぼ
44 漢字パズル
45 部首パズル
46 意味・部首・かたち・読みの漢字調べ
47 象形文字と漢字のマッチング
48 線の下に漢字がかくれているYO
49 唱えて覚えよう「分解漢字」
50 漢字から始まる物語
おわりに
参考文献

はじめに

 子どもたちの成長を願って指導・支援の情報を探される中で,本書を手に取ってくださり,本当にありがとうございます。


 国語の授業づくり「読むこと・書くこと」を中心に授業や教材の実践を集めてみました。子どもたちは,一人ひとり違う速さで,違う生活体験を通してことばや文字と出会います。文字を見てすぐに意味と結びつく子もいれば,まずは音の楽しさやことばを交わすあたたかさの中で少しずつ育っていく子もいます。書くことが好きな子もいれば,読むことに安心を感じる子もいます。だからこそ,国語の学びは「みんな同じようにできること」を目指すだけではなく,その子なりの入り口を見つけ,「わかった」「伝わった」「できた」という喜びを積み重ねていくことが大切なのだと思います。


 日々,国語の授業を考えるとき,いつも「この授業で何を育てたいのだろう・感じてほしいのだろう」と問い直すことを大切にしています。

 読むことも,書くことも大切ですが,その土台となる興味関心も欠かせません。


 将来,人の話を聞いて心が動くこと。身近な物や出来事に名前があると気づくこと。音の違いを楽しむこと。形を見比べること。姿勢を保つこと。指先を使うこと。そして,自分の思いを誰かに届けたいと願うこと。

 こうしたステップのある指導目標,すなわち「育てたいこと」が,文字の習得を支える大切な土台となります。土台が育つと,学びはぐんと育ち,そして確かなものになっていきます。

 本書では,そうした育ちの流れを大切にしながら,興味関心を高める段階から音・文字・意味を結びつけ,やがて読むこと・書くことの力へと広げ,最終的に漢字へとつないでいく道すじを整理しました。

 ここで紹介する実践は,特別な教材や高度な技術がなければできないものではありません。子どもの姿を丁寧に見つめ,「今,どの力を支えると学びやすくなるだろう」と考えることから始まる実践です。

 子どもが学びにつまずいているように見えるとき,その背景には,まだ育ちの途中にある力が隠れていることがあります。だからこそ,私たち教師は,「できていないこと」を数えるのではなく,「生かせる強み」や「できる可能性」を探していきたいのです。本書が,明日の授業づくりにあたたかな光を添える一冊になれば,これほど嬉しいことはありません。


   /いるかどり

著者紹介

いるかどり著書を検索»

小学校教諭 まなび環境デザイナー

特別支援教育コーディネーター

空に架かる橋 I コミュニティ 代表

一般社団法人日本インクルーシブ教育学会 代表理事

日本インクルーシブ教育士 学校心理士

好きな食べ物は,スイートミルクコーヒー

好きな色は,夜空で見つけた流れ星の色

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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