平成29年版
中学校新学習指導要領の展開 美術編

平成29年版中学校新学習指導要領の展開 美術編

新刊

BEST300

大改訂された学習指導要領本文の徹底解説と豊富な授業例

改訂に携わった著者等による新学習指導要領の各項目に対応した厚く、深い解説と、新学習指導要領の趣旨に沿った豊富な授業プラン・授業改善例を収録。圧倒的なボリュームで、校内研修から研究授業まで、この1冊で完全サポート。学習指導要領本文を巻末に収録。


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ISBN:
978-4-18-334610-0
ジャンル:
学習指導要領・教育課程図工・美術
刊行:
対象:
中学校
仕様:
A5判 168頁
状態:
在庫あり
出荷:
2018年1月22日
『新学習指導要領の展開』
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Contents

もくじの詳細表示

はじめに
序章 美術科改訂のキーポイント
1 教育課程改訂の基本的な考え方
2 美術科における改訂のキーポイント
1章 「第1 目標」のポイントと解説
1 教科の目標を三つの柱で整理
2 全体にかかる目標
3 教科の目標の(1)(2)(3)
2章 「第2 各学年の目標及び内容」のポイントと解説
〔第1学年〕
1 目標
2 内容「A 表現」とその取扱い
3 内容「B 鑑賞」とその取扱い
4 〔共通事項〕
〔第2学年及び第3学年〕
1 目標
2 内容「A 表現」とその取扱い
3 内容「B 鑑賞」とその取扱い
4 〔共通事項〕
3章 「第3 指導計画の作成と内容の取扱い」のポイントと解説
1 指導計画の作成のポイントと解説
2 内容の取扱いのポイントと解説
4章 美術科の新授業プラン
1年 「A 表現」
1 絵「命の輝きを感じ取ろう〜身近な自然物を描く〜」
2 彫刻「伸びゆく私の木」
3 デザイン「漢字の色もよう」
4 工芸「○○家の○○ウェルカムボードをつくろう!」
1年 「B 鑑賞」
5 鑑賞「風神雷神図を味わおう」
6 鑑賞「美発見!お気に入りのよさを伝えよう」
2・3年 「A 表現」
7 絵・2年「重ねてずらして 版で表す ステキな世界」
8 絵・3年「表してみよう 私の感情イメージ」
9 彫刻・2年「抽象形で表そう〜オノマトペを基に〜」
10 彫刻・3年「卒業の樹」
11 デザイン・2年「紙で楽しく伝えよう」
12 デザイン・3年「郷土の文化財『南部絵暦』に触れて,暦をつくろう」
13 工芸・2年「心がつながる贈り物〜染色でつくる〜」
14 工芸・3年「この景色,見てほしい!〜茶器をつくる〜」
2・3年 「B 鑑賞」
15 鑑賞「蘆花浅水荘を味わおう」
16 鑑賞「相手にとって不足はない〜日欧名画対決〜」
付録 中学校学習指導要領 第2章 美術
執筆者紹介

はじめに

 時代の変革期にはいつも不確定性の高い社会の到来に伴う危惧が示される中で個々人の努力が求められる。今回の学習指導の改訂の背景としても生産人口の減少,グローバル化の進展,AIなどの技術革新による社会構造などの変化が加速する中で,成熟社会の質的な豊かさを維持するために社会成員一人一人の多様性を新たな価値の創造への起爆剤とすることが期待されている。

 特に未来予測の困難さに立ち向かうためには,他者と協働して課題を解決していくこと,知識観を変換して概念的知識に基づいて価値判断をしていくこと,複雑に変化する状況や文脈に合わせて目的を再構築することなどが求められている。

 こうした状況の中で,平成28年12月21日の文部科学省が答申した「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」において「よりよい学校教育を通じてよりよい社会を創る」という目標を学校と社会が共有し,連携・協働しながら,新しい時代に求められる資質・能力を子供たちに育む「社会に開かれた教育課程」の実現が目指されることになった。

 これまで以上に学習指導要領が教育課程全体を俯瞰する「学びの地図」として機能するように,学校教育の改善・充実の循環を活性化する「カリキュラム・マネジメント」の実現が目指されることになったのである。

 このためには,各教科等の内容や役割を理解しておくだけではなく,教育課程全体を視野に入れて,各教科等の「見方・考え方」を踏まえた教科等の連携が必要になる。

 こうした方向性を実現するために,教育課程全体で,育成されるべき資質・能力が「知識及び技能」,「思考力,判断力,表現力等」,「学びに向かう力,人間性等」の三つの柱に整理統合されて示された。

 また,「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を推進することによって,生涯にわたって学び続けることのできる強靭な資質・能力を育成するための授業の見直しが要求されたのである。

 美術科でも,こうした教育課程全体の改訂の方向性を受けて,大きな改訂点が示された。

 従前の改訂の際には,他教科等に先行して内容の構造が,育成する資質や能力によって整理され,「A表現」,「B鑑賞」の2領域に加えて〔共通事項〕が加えられたが,今回,教育課程全体で資質・能力が三つの柱として整理されたことから,目標,内容が同様の柱で整理され,従前の四つの観点がこの柱のもとに再構成された。これにより,〔共通事項〕も知識として位置づけられ,その役割がより明確化された。

 本書は,こうした中学校美術科の改訂内容と実践的な方向性を詳述して,美術科のもつ教科性の特質を喧伝することにより,学校教育における美術科の存在意義と社会における役割期待を明確化して,教員一人一人が,美術科の授業改善に取り組み,生徒の造形的な視点に基づく資質・能力の向上に貢献することを期待している。

 最後に,執筆に当たっていただいた先生方及び編集部の及川誠氏のご尽力に感謝しておきたい。


  平成29年9月   /福本 謹一

著者紹介

福本 謹一(ふくもと きんいち)著書を検索»

兵庫教育大学理事・副学長。専門は美術教育学。平成28年度文部科学省中央教育審議会教育課程部会芸術ワーキング主査,InSEA(国際美術教育学会)評議員,第2回ユネスコ芸術教育国際会議国際顧問他歴任。

村上 尚徳(むらかみ ひさのり)著書を検索»

岡山市公立中学校教諭,岡山県教育庁指導課指導主事,文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官を経て,平成23年より環太平洋大学次世代教育学部教授。平成20年中学校学習指導要領美術及び平成21年高等学校学習指導要領芸術(美術,工芸)の文部科学省作成担当者。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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