平成29年版
中学校新学習指導要領の展開 数学編

平成29年版中学校新学習指導要領の展開 数学編

大改訂された学習指導要領本文の徹底解説と豊富な授業例

改訂に携わった著者等による新学習指導要領の各項目に対応した厚く、深い解説と、新学習指導要領の趣旨に沿った豊富な授業プラン・授業改善例を収録。圧倒的なボリュームで、校内研修から研究授業まで、この1冊で完全サポート。学習指導要領本文を巻末に収録。


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ISBN:
978-4-18-334318-5
ジャンル:
学習指導要領・教育課程算数・数学
刊行:
対象:
中学校
仕様:
A5判 208頁
状態:
在庫あり
出荷:
2018年10月19日
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Contents

もくじの詳細表示

はじめに
序章 数学科改訂のキーポイント
1 学習指導要領改訂の基本方針
2 中学校数学科改訂の要点
1章 「第1 目標」のポイントと解説
1 目標の改善の基本方針
2 中学校数学科の目標の構造
3 数学的に考える資質・能力
2章 「第2 各学年の目標及び内容 」のポイントと解説
第1学年
目標
A 数と式
B 図形
C 関数
D データの活用
数学的活動
第2学年
目標
A 数と式
B 図形
C 関数
D データの活用
数学的活動
第3学年
目標
A 数と式
B 図形
C 関数
D データの活用
数学的活動
3章 「第3 指導計画の作成と内容の取扱い」のポイントと解説
1 指導計画の作成に当たっての配慮事項
2 内容の取扱いについての配慮事項
3 数学的活動の取組における配慮事項
4 課題学習とその位置付け
4章 数学科の新授業プラン
A 数と式
自然数の積として表そう(第1学年 正の数と負の数)
根号を含む式の加法の計算について考えよう(第3学年 平方根)
B 図形
平行四辺形になるかどうか調べよう(第2学年 図形の合同)
平行線にはさまれた線分の比の性質を見つけよう(第3学年 図形の相似)
C 関数
比例,反比例の関係を利用しよう(第1学年 比例と反比例)
一次関数の関係を利用しよう(第2学年 一次関数)
D データの活用
貸し出し靴を買い換えよう(第1学年 データの分布)
中学生の体力が昔に比べて落ちたかどうかを調べよう(第2学年 データの分布)
付録 中学校学習指導要領 第2章 数学
執筆者紹介

はじめに

 2017年3月31日,次期学習指導要領が告示された。2017年度を周知期間とし,2018年度からの3年間の移行期間を経て,東京オリンピック・パラリンピック開催の翌年,2021年度の全面実施が予定されている。

 学習指導要領がおよそ10年ごとに改訂されてきたことを考えると,次期学習指導要領には,その後2030年頃までの社会の在り方を見据えながら,その先の未来を生きていく子供たちが身に付けるべき「生きる力」を,学校教育を通して育むことが求められている。子供たちが生きていくことになる未来は,社会の変化が現在より一層加速度を増すとともに,複雑で予測困難な世界になるであろうと予想されている。子供たちがこうした変化を前向きに受け止め,自らの人生を豊かなものにしていくために,私たちは中学校数学科の指導を通して,今,何を実現する必要があるのだろうか。

 本書は,中学校で数学の指導に当たる教師が,次期学習指導要領を読み解くことで,こうした問いに対する自分なりの解答を導こうとする際,その一助となることを志向して編まれた一冊である。


 ところで,新しい学習指導要領を読むときには,二通りの読み方があることをご存じだろうか。

 その一つは,「次の学習指導要領では,自分はどんな新しい内容を指導することができるのだろう?」と自らの指導の行き先を眺望する進取の気性に支えられた読み方である。それは,教師自身がこれから身に付けるべき新しい指導を見いだそうとする熱い思いに支えられている。次期学習指導要領を読んで,「次は,…が新しい内容として加えられるから,〜というような指導を工夫してみよう」と考えたあなたはその一人である。

 もう一つの読み方は,「次の学習指導要領のうち,自分の指導は今どこまでを実現できているのだろう?」と自らの指導の来し方と現状を凝望する冷静な視線に支えられた読み方である。それは,教師自身が今身に付けている指導力を確認し,次の一歩を踏み出そうとする自若たる思いに支えられている。「次は,…することが求められているけれど,この指導はもうやっているな。でも〜する指導については,これから考えなければいけないな」と考えたあなたはその一人である。

 二つの読み方は,どちらが優れているというものではなく,新しい学習指導要領を読む際に,常に併用できることが望ましい視点を我々に与えてくれる。本書は,中学校で数学の指導に当たる教師が,こうした複眼的な考察を通して,次期学習指導要領についての理解を一層深め,これからの実践に結びつけられるようにしたいと考えた際,その羽翼となることを志向して編まれた一冊でもある。


 と,いうことで,上述のような視点から次期学習指導要領の読解に取り組みたい,または取り組んだけれど道に迷った…という方は,次期学習指導要領に対する造詣が深く,強い思い入れをもった本書執筆陣の提言に耳を傾けてみてほしい。きっと頼りになるガイド役を果たしてくれることであろう。

 人の成長は,自らを常に「途中」と位置付けることで生み出されるという。若い教師にとっても,ベテランの教師にとっても,新しい学習指導要領の内容を咀嚼し,自らの指導の評価・改善に活かそうとすことは,正しくこの途中に他ならない。本書が,あなたを教師としての成長に導く途中で役立つ一冊になれば,執筆陣一同にとって望外の喜びである。


  平成29年7月   /永田 潤一郎

著者紹介

永田 潤一郎(ながた じゅんいちろう)著書を検索»

1962年東京都出身。千葉大学大学院教育学研究科数学教育専攻修了。1988年から千葉県内の県立高校と千葉大学教育学部附属中学校に17年間勤務。2005年から文部科学省初等中等教育局教育課程課で教科調査官として平成20年に告示された学習指導要領の改訂や学習指導要領解説の作成等を担当するとともに,国立教育政策研究所で教育課程調査官・学力調査官として研究指定校の指導や評価規準の作成,全国学力・学習状況調査の問題作成及び分析等に取り組む。

千葉県教育庁指導課教育課程室に勤務した後,2012年から文教大学教育学部で教員養成に携わりながら,全国各地で行われる研究会や研修会に積極的に参加して,学校現場の先生方と学び合う機会を大切にしている。現職は文教大学教授。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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      明治図書
    • 課題学習とその位置付けの単元で、授業展開例を含む、学習指導案が記載されていた。具体的事例が示されている事で、授業をイメージすることができ、自分の授業に役立っている。
      2018/8/2匿名
    • 学習指導要領を再確認できた
      2018/6/720代・中学校教員
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