学級経営サポートBOOKS
保護者をうならす学級プロモーション大作戦
苦情が相談にかわる保護者対応の極意

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新刊

保護者からの「苦情」を「相談」にかえる広報的メソッド

何が起きても保護者と教師が一緒に解決できる関係を築いておくために、学校現場において企業、自治体等の効果的な広報技術、戦略を応用していくことを提案した書。著者が広報専門の大学院に学び、保護者からの苦情が減った驚くほど効果的な実践を具体的に紹介する。


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ISBN:
978-4-18-302816-7
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
A5判 128頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年10月21日
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CONTENTS

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 保護者との信頼関係を築く!「広報」と出会うまでストーリー
保護者対応への教師の悩み
多くの教師が悩んでいる
保護者とのよりよい関係づくりのためのアンケート調査からの学び
9割を超える教師が悩んでいる
「指導観のずれ」に悩む
「連絡がとれない・伝わらない・受け入れられない」と悩む
「信頼されていない」と悩む
「理不尽な要求」に悩む
「言葉の独り歩き」に悩まされる
保護者の学校評価アンケート調査からの気付き
保護者に何を聞き,どこを目指すか
アンケート後の教師のモチベーション
アンケートへの前向きな対応策
学校が担う責任領域の線引き
家庭が担うしつけ
教師への保護者の悩み
保護者の実態調査アンケートから見えてきたこと
保護者との信頼関係を築く「広報」との出会い
コミュニケーション戦略こそ広報!
第2章 保護者との信頼関係を築く!実践的「広報」メソッド
教師編
教師のブランディング
ブランドイメージの調査
児童編
質問じゃんけん
サンキューカード
ビデオレター
活動報告書
下校前は楽しく
日課表の工夫
定番の学級掲示物からの脱却
保護者編
before/afterを意識した学級通信
やる気を生み出す「名前・言い方を変える」
口コミ力を生かした「兄弟姉妹への声かけ」
直接出会える「懇談会・保護者会」
アンケートを生かす「個人面談」
見せ方あれこれ「授業参観」
楽しみになる「通知表」
COLUMN 広報と広告の違い
おわりに

はじめに

  なぜ教師が広報を学ぶのか


 本書の目的は,学校現場において企業,自治体広報の効果的な技術,戦略を応用し,家庭とよりよい信頼関係を築けるようにしていくことにある。

 各研究機関等のアンケートによれば,教師の7〜8割が保護者対応に悩んでいる。一方,保護者は学校に対して,年に数回しか足を運ぶ機会がないことから「学校での様子が分かりにくい」等の不安を抱くこともある。学校と家庭のすれ違いが起き,結果的にお互いが悩む場面が生まれている。

 私自身も保護者とのコミュニケーションに悩んできた一人だ。

 保護者との信頼関係を築くための学びを深めたく,大学院進学を考えたが,どこで,誰に,何を学べばよいのか分からなかった。様々な進学先について調べる中,多くの企業,自治体は,コミュニケーション戦略の重要性を認識し,広報の専門部署を設けていることを知った。企業,自治体は,HPや広報紙を使って多くの情報を社会へ発信し,株主や顧客,市民等とよりよい関係を構築することに力を注いでいた。

 保護者との信頼関係構築の解決方法を模索する中で,企業,自治体の広報戦略が生かせるのではないかと考え,広報専門職の大学院へ進学した。そこで,多くの企業,自治体の広報戦略の実践例を学んだ。

 その学びを実際に学級経営に応用したところ,驚くほどの効果を感じることができた。まず,児童から学校が楽しいという声が多くあがるようになった。さらに,保護者からも児童が楽しく学校に通っている等の肯定的な意見が増えた。保護者からの「苦情」が減り,「相談」が増えた。私も教師という職業に,よりやりがいを感じられるようになった。

 児童の生活は,基本的に学校と家庭を中心に回っている。だからこそ,学校と家庭の連携が重要である。

 保護者との信頼関係構築の解決方法は学校と家庭の連携であると簡単に言うが,実際にどうすればうまく連携がとれるのか。ケースバイケースであり,学級担任任せの手探りの状況が続いている。

 何か起こってから保護者対応を考えるのではなく,何が起きても一緒に解決できる関係を築いておくことが求められている。児童の健やかな成長のためには,学校と家庭が力を合わせていくことが望ましい。

 団塊の世代が現場から退職される中,新しい世代が教師として多く採用されている。採用されれば,1年目,30年目に関係なく,担任として受け持った学級の児童を1年間育てていく。小学校において,登校後から家に帰るまで,教科指導に加えて,給食,掃除,通学路の歩き方,休み時間の過ごし方,友達との関わり方まで,指導内容は多岐にわたる。日々の指導や業務に追われ,保護者のことまで考える余裕がないという意見もあるかもしれないが,保護者との信頼関係の構築は学級経営において非常に重要だ。

 保護者との信頼関係が築けていれば,何か問題が起きても教師の後ろ盾となり力を貸してくれることもある。逆に,信頼関係が築けていないと,指導した教師への攻撃に繋がってしまう。

 何か起こってから保護者対応を考えるのではなく,何が起きても一緒に解決できる信頼関係を築いておくことが求められている。そのためには,学校や教師の考え・理念も理解してもらい,双方向のコミュニケーションが必要ではないかと考える。

 先手の広報戦略で保護者とよりよい信頼関係を築けるようにしていき,保護者からの「苦情」を減らし,「苦情」から「相談」へと変えていく。

 本書が学校現場におけるよりよい学級経営,保護者対応を一緒に考えていくきっかけとなれば幸いである。


   /河邊 昌之

著者紹介

河邊 昌之(かわべ まさゆき)著書を検索»

千葉県船橋市立南本町小学校教諭

昭和54年8月31日生まれ 相撲四段 柔道初段 剣道1級

関東第一高等学校卒業

日本体育大学体育学部武道学科相撲専攻卒業

社会情報大学院大学広報・情報研究科

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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