国語授業アイデア事典
楽しみながら力を付ける!国語授業のICT簡単面白活用術50

国語授業アイデア事典楽しみながら力を付ける!国語授業のICT簡単面白活用術50

新刊

ICTの活用で子どものやる気がみるみるアップ!

思考を広げる、学び合いや論理的思考を引き出す、学びの履歴を残すなど、授業での目的別に50のICT活用事例を紹介。デジタル教科書、デジタルカメラ、タブレット、プログラミング、SNS、デジタルポートフォリオなど、小・中・高での効果的な使い方が分かります!


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ISBN:
978-4-18-295312-5
ジャンル:
国語
刊行:
対象:
小・中・高
仕様:
A5判 136頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年7月24日
新学習指導要領解説書籍
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目次

もくじの詳細表示

はじめに
Chapter1 理論編 ICT活用で思考力・判断力・表現力を育てる
1 ICTを授業で用いる必要性
2 国語科で求められる資質・能力
3 プログラミング的思考と国語科
4 ICTと教師の効率性
Chapter2 準備編 授業も子どもも変わる! 目的別ICT活用のポイント
1 子どもが思考に集中できる―デジタル教科書
2 子どもの思考・表現を広げる―プレゼンテーション
3 子どもの「自ら探す」を引き出す―Webページ
4 子どもの「学び合い」を引き出す―マイ黒板
5 子どもの「試行錯誤」を引き出す―ワープロ・アプリ
6 子どもの「実感」を引き出す―動画
7 子どもの「論理的思考」を引き出す―プログラミング的思考
8 子どもの「学びの履歴」を残す―話し合いの記録
9 教師が楽になる―デジタル教科書
Chapter3 実践編 授業で使える場面別ICT面白活用術50
子どもが使う場面 表現する
1 ワープロ(高学年)・書く 「Word」を活用して,子どもの創造的な表現力を育成する
2 ワープロ(中高)・書く 情報と情報との関係を捉える
3 グラフ作成(高学年)・読む 統計ソフトで非連続型テキストを作成する
4 プレゼンテーション(中学年)・話す・聞く パワーポイントで伝え合う気持ちを育てる
5 プレゼンテーション(高学年)・話す・聞く パワーポイントで聞く人の心に届くように発表する
6 プレゼンテーション(中高)・話す・聞く 動画とプレゼンテーションソフトで,説得力のある表現を学ぶ
7 動画作成(中学年)・読む タブレットPCを使って 落語の発表会をする
8 動画作成(中高)・読む Webコンテンツ風動画制作を通して映像や図像による表現について学ぶ
9 プログラミング(低中高学年)・話す・聞く ポスターセッションでプログラミング体験を通して深く学ぶ
10 プログラミング(中高)・文や文章・情報の整理 文章を分析するテキストマイニングとプログラミング
子どもが使う場面 情報収集する
11 写真撮影・カメラ(低学年)・読む(調べ学習) 楽しく活動する意欲を高める穴探し
12 写真撮影・カメラ(中学年)・書く 写真撮影で子どもの学ぶ意欲を促進する
13 録音(中学年)・話す・聞く 音声録音機器を使って 振り返り活動を充実させる
14 動画撮影(高学年)・読む 動画撮影で子どもが情報を集める
15 インターネット検索(高学年)・読む・話す・聞く 身の回りにある「和」の文化について伝えよう
16 インターネット検索(中高)・読む インターネット検索を活用した調べ学習
子どもが使う場面 読んだことを書く
17 調べる⇔書く(高学年)・読む・書く 「Word」を活用して,子どもの目的や意図に応じた表現力を育成する
子どもが使う場面 交流する
18 画面交流(高学年)・読む 「黒い部分」の周りにある「白い部分」を想像しよう
19 テレビ電話交流(中高)・話す・聞く SNSのつながりを利用したインタビュー活動
20 メール,SNS(中高)・話す・聞く Flipgridを活用したクラスの壁を越えた発表
21 教育用SNS(低学年)・書く 教育用SNSで時間の制約なく交流させる
22 教育用SNS(高学年)・書く テキストマイニングで全員の意見を可視化する
23 教育用SNS(中高)・話す・聞く テレビ電話機能を利用した学びの拡大
24 三角ロジック(中高)・書く 三角ロジックで構成する「私が考える“おもてなし”」
25 クラスの状況可視化(中学年)・書く 共有アプリを使って 主体的に友達との関わりをもつ
26 クラスの状況可視化(高学年)・話す・聞く コミュニケーションツールで学級の状況を可視化する
子どもが使う場面 学びの履歴を記録する
27 デジタルポートフォリオ(高学年)・読む 学びの履歴記録ツール
28 kintone(中高)・書く kintoneでトレンドをハントし,企画書を作る
29 板書の写真(低学年)・書く 日常的に使えるみんなで集めた言葉のたからばこ
30 ロイロノート(高学年)・話す・聞く ロイロノートで立場を明確にする
31 ハイラブル(高学年)・話す・聞く ICTで子どもの振り返りを適切に
32 話し合い撮影(高学年)・話す・聞く iPadの動画を活用し,よりよいスピーチに
33 マイ黒板(高学年)・書く 学びのデジタル教科書で学びの履歴を残す
教師が使う場面 理解を促進する
34 電子黒板(低学年)・読む 電子黒板で子どもの思考を引き出す
35 実物投影機(中学年)・書く 実物投影機で成果物のイメージをもたせる
36 デジタル教科書(低学年)・読む デジタル教科書で音読のポイントを共有する
37 デジタル教科書(高学年)・書く デジタル教科書で子どもの理解を促進する
38 パワーポイント(中学年)・読む パワーポイントを活用して楽しく読む
39 パワーポイント(中高)・読む 子どもの文章の理解を促進するパワーポイント
40 動画(中高)・伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 動画を用いて生徒の考えを深める
教師が使う場面 問題発見を促進する
41 パワーポイント・動画(低学年)・話す・聞く タブレットを使い,よりよい話し方に気付くことができる
42 パワーポイント・動画(中学年)・話す・聞く 拡大画像で子どもの学ぶ意欲を促進する
43 パワーポイント・動画(高学年)・読む パワーポイント・動画で子どもの問題発見を促進する
教師が使う場面 意欲を高める
44 ゴール動画(低学年)・読む 導入で教師のインタビュー画像を見せ,学ぶことへ興味をもたせる
45 ゴール動画(中学年)・読む 動画を活用して子どもの学ぶ意欲を促進する
46 クイズ(中学年)・書く 拡大画像で子どもの学ぶ意欲を促進する
教師が使う場面 活動を促す
47 タイマー表示(低中高学年)・話す・聞く 5分で本を紹介するビブリオバトル
48 写真掲示(低学年)・書く 写真を写して書く意欲を促進する
49 活動イメージ(中学年)・読む コンテンツを使って活動イメージをもたせる
50 グラフィックオーガナイザー(高学年)・書く グラフィックオーガナイザーで子どもの活動を促進する
執筆者一覧

はじめに

 学校にICTがどんどん導入され,それをどのように授業に使うのかが模索されている。国語科もICTを活用すれば効果的な学習になるというアイデアが多く生み出されているが,その成功例が共有されておらず,ICTをうまく使える教師とそうでない教師の二極化が生まれつつある。


 筆者はその二極化の背景にICTありきの授業改善があると考えている。ICTは便利なのでぜひ使ってみてください,と言われても授業でどう使えばいいか分からない。そもそも子どものため,そして教師のためにICTが使われるべきなのであり,ICTがもったいないから使うわけではない。子どものため,教師のためにどうICTを国語科の授業の中で使っていくのかは一部の教師の中にとどまっており,共有されていないと考える。筆者はICTを使う理由を以下の3つだと考えている。


 1つ目は教科をこえた資質・能力を育成するためである。ICTを使うと問題解決能力や批判的思考力といった認知的な能力や,失敗を恐れない態度という非認知的な能力といった,教科の指導事項にとどまらない幅広い能力を身に付けることができると考える。


 2つ目は国語科の指導事項を効果的に,そして効率的に育成するためである。ICTを使って動画で知識を理解する方が文字だけで理解するよりもより効果的に,効率的に理解できる場合が多くある。そのような場合には積極的にICTを使うことで子どもに実感のある学びをすることができると考える。


 3つ目は教師が効率よく仕事をするためである。教師が効率よく授業の準備をすることができれば,子どもに向き合う時間が取れる。また教材研究もインターネットで場所や時間を選ばず行うことができるので,教師にとっても通勤時間を効率的に使うことができ,時間を有効活用できる。


 このように子どものため,教師のためにICTを使うことはとても重要である。そういったアイデアは実は多くの先生がもっていらっしゃるが,広く共有はされていないと考えている。それをきちんと共有できるような形で提案していくことが本書の役割であると考える。


 まずICTをなぜ使う必要があるのか,についてChapter1でその背景を説明する。Chapter2でICT活用のための具体的なポイントを具体的に述べる。具体的には@子どもが思考に集中できる,A子どもの思考・表現を広げる,B子どもの「自ら探す」を引き出す,C子どもの「学び合い」を引き出す,D子どもの「試行錯誤」を引き出す,E子どもの「実感」を引き出す,F子どもの「論理的思考を引き出す」,G子どもの「学びの履歴」を残す,H教師が楽になる,の9つのポイントを示し,説明していく。Chapter3では実践編として小学校,中学校,高等学校から実践事例を50事例紹介する。どれも効果的な事例であり,読者の先生方の参考になることは間違いないであろう。


 本書がICTを用いた国語科の授業づくりを考えている読者の先生方に,少しでもお役に立てたら幸いである。


  2019年6月   /細川 太輔

著者紹介

細川 太輔(ほそかわ たいすけ)著書を検索»

1978年東京都生まれ。東京学芸大学准教授。東京大学教育学部卒業,東京学芸大学連合大学院修了。教育学博士。私立小学校教諭,東京学芸大学附属小金井小学校教諭,東京学芸大学講師を経て,現職。

鈴木 秀樹(すずき ひでき)著書を検索»

1966年東京都生まれ。東京学芸大学附属小金井小学校教諭。東京学芸大学非常勤講師・ICTセンター所員。慶應義塾大学大学院修士課程修了。日本感性教育学会理事。日本サウンドスケープ協会理事。私立小学校教諭を経て2016年より現職。主たる研究テーマは「ICTを活用したインクルーシブ教育の実現」。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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