中学校 数学の授業がもっとうまくなる50の技

中学校 数学の授業がもっとうまくなる50の技

新刊

総合59位

ワンランク上の数学授業を目指す全ての先生のために

教科書に沿って無難に授業はできるけど、それだけでは物足りない。そんな先生が数学授業の質を一段引き上げるための一冊。生徒のやる気を引き起こす課題提示の方法から、思考力をより効果的に高める発問の仕方まで、数学授業名人が絶対外せない50の技を伝授。


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ISBN:
978-4-18-293316-5
ジャンル:
算数・数学
刊行:
対象:
中学校
仕様:
A5判 144頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年6月27日
新学習指導要領解説書籍
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もくじ

もくじの詳細表示

はじめに
第1章 やる気を引き起こす課題提示がもっとうまくなる4の技
1 問題の一部を□にする
2 取りかかる問題順を自分で決めさせる
3 条件を変えて考えさせる
4 いくつかの図を提示する
第2章 わかりやすい説明がもっとうまくなる4の技
5 Aを説明するときはBを登場させる
6 動作化を入れて体で納得させる
7 説明でコンピュータを活用する
8 これまでの学習と結びつける
第3章 思考力を高める発問がもっとうまくなる5の技
9 「いつもそう言えるのか」と尋ねる
10 「先生は次に何と言うか」を考えさせる
11 物わかりが悪いふりをする
12 「あってもいいはず」と思わせる言葉を発する
13 「これだけしかないの?」と問う
第4章 生徒の見取りがもっとうまくなる5の技
14 「○つけ法」を活用する
15 ○×で考えをはっきりさせる
16 誤答分析をする
17 過去の生徒の記録と比較する
18 他の数学教師と協同する
第5章 生徒の言葉で授業をつくることがもっとうまくなる5の技
19 生徒の言葉をつなぐことに徹する
20 キーワードを板書する
21 「同じです」と言わせない
22 ペアの話し合いを聞いて生かす
23 生徒の振り返り文から授業を始める
第6章 話し合いの指導がもっとうまくなる5の技
24 「表情発言」を推奨する
25 意図的指名を多用する
26 名司会者になる
27 考え方を固有名詞化する
28 話し合いを再現させる
第7章 「数学的な見方・考え方」を鍛えることがもっとうまくなる5の技
29 生徒のつぶやきを価値づける
30 なぜそうしたのかを問う
31 教師が優れた問題解決者になる
32 生活における「数学的な見方・考え方」のよさを伝える
33 新学習指導要領における「数学的な見方・考え方」を押さえる
第8章 教科書の活用がもっとうまくなる4の技
34 教科書の説明を深掘りする
35 教科書を予想させる
36 教科書の行間を読ませる
37 マイ教科書づくりを意識させる
第9章 教材研究がもっとうまくなる5の技
38 授業が成功したときの生徒の姿をイメージする
39 生徒の立場で考える
40 テストから教材を研究する
41 1人授業シミュレーションをする
42 全国学力・学習状況調査を活用する
第10章 生徒の興味・関心を高めることがもっとうまくなる3の技
43 生徒の「はてな?」を引き出す
44 教師が求める生徒像を先輩の姿を通して伝える
45 数学を得意科目にした生徒の話で刺激を与える
第11章 「主体的・対話的で深い学び」づくりがもっとうまくなる5の技
46 主体的にならざるを得ない状況をつくり出す
47 対話とは何かを正確に捉える
48 対話することのよさを体感させる
49 働かせてほしい「見方・考え方」を明確にして深い学びに導く
50 授業記録から生きた指導技術を会得する

はじめに

 大学人となって5年目を迎えています。よりよい授業づくりを研究項目の1つとしており,機会をいただければ全国各地に赴いて,多くの授業を見ています。

 授業で変容させたいのは生徒ですから,授業を見るときは,できるだけ教室の前方から生徒の様子を中心に見るようにしています。

 つくづく生徒は正直だと思います。教師の授業力の差によって,生徒の数学授業に臨む様子が大きく異なっているのです。


 やる気を引き起こす課題提示がされると,生徒の目つきが変わります。

 教師がわかりやすい説明をすると,生徒のうなずき具合が違います。

 生徒の思考力を刺激し高める発問がされると,教師が指示する前から,個人思考を始めています。

 教師が机間指導で生徒の活動のよさを瞬時に捉え,声をかけている数学の授業では,多くの生徒の笑顔が見られます。

 教師が生徒の考えのつなぎ役に徹している教室では,生徒の言葉によって数学授業がつくられています。

 ある生徒の発言を基に,他の生徒の発言を促し,それぞれを価値づけながら,さらに高いところへ到達できるように,話し合いを進めている教師は,生徒を生き生きさせています。

 教師は優れた問題解決者であるべきだと言われます。そのような教師の数学授業では,生徒の発言の根底にある「数学的な見方・考え方」に光を当てて,問題解決のための力をつけようとしていることが見てとれます。

 「なるほど! 教科書をこのように活用すると,生徒はこんなに教科書に愛着をもつのだ」と感じさせる授業をする教師がいます。 

 「こうしたツッコミができるのは,しっかりとした教材研究があってのことだ」と感心させられる授業があります。

 「この教室の生徒は,いつごろからこんなにも素直に『わからない』と言えるようになっているのだろう」と,これまでの数学授業づくりについて考えを聞きたいと思わせる教師がいます。

 「この授業では,『主体的・対話的で深い学び』をすでに実現させている!」と感服する授業もあります。


 このような数学授業の事実を知ると,ぜひともその教師の授業を見たいと思われることでしょう。

 この『数学の授業がもっとうまくなる50の技』は,そうした要望に応える書籍です。

 第1章「やる気を引き起こす課題提示がもっとうまくなる4の技」から,第11章「『主体的・対話的で深い学び』づくりがもっとうまくなる5の技」までで示した50の技を駆使することで,「あなたの授業をぜひ見せてほしい」と言われる数学教師になることができます。

 「技は盗め」と言われますが,技の紹介にあたっては,具体的な授業場面を記して,技を習得しやすいようにしています。

 本書をいつも手元に置き,意識して技を使ってみてください。

 生徒は正直です。

 あなたのさらなる授業力向上で,生徒はますますあなたの数学授業を楽しみにすることでしょう。


  2019年4月   /玉置 崇

著者紹介

玉置 崇(たまおき たかし)著書を検索»

1956年生まれ。公立小中学校教諭,国立大学附属中学校教官,中学校教頭,校長,県教育委員会主査,教育事務所長などを経て,平成24年度から3年間,愛知県小牧市立小牧中学校長。平成27年度より岐阜聖徳学園大学教授。授業と学び研究所所長。

文部科学省「小中一貫教育に関する調査研究協力者会議」委員,「統合型校務支援システム導入実証研究事業」委員会委員長などを歴任。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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