策略―ブラック運動会・卒業式 追い込み鍛える!行事指導

策略―ブラック運動会・卒業式 追い込み鍛える!行事指導

BEST300

好評2刷

インタビュー掲載中

熱意だけで子どもは伸ばせない、策略という武器をもて!

教育はどこか詐欺のようなものだ。いかに教師の口車に乗せ子どもたちを信じ込ませるか…いや実はそうやって鍛え育てるのだが。運動会、遠足、社会見学、修学旅行、卒業式…と行事を通してこそ子どもを大きく成長させる策略がある。ワンランク上の教師力を身につけろ!


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PDF EPUB
ISBN:
978-4-18-290015-0
ジャンル:
学級経営
刊行:
2刷
対象:
小学校
仕様:
四六判 176頁
状態:
在庫あり
出荷:
2019年11月14日
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もくじ

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はじめに
第1章 修学旅行、遠足、社会見学
子どもを伸ばす「策略」
行事を軽く見たら、二流教師に成り下がる
行事には教師の「サディスティック気分」が似合う
しょっぱなは、子どもの「遊び気分」を叱れ
子どもは「3つしか覚えられない生物」と心得よ
自分たちは「いるだけで迷惑な存在」と自覚させよ
子どもには「しつこさ」で勝て
修学旅行はごまかしてでも褒めて終われ
修学旅行最後には臭く「感謝の心」を語れ
社会見学では「仕事の邪魔をするな」とまず、どなれ
第2章 体育主任必読…運動会
子どもを育てる「策略」
運動会でがんばってさえおけば体育主任の株が上がる
運動場には一番最初に出でよ
多少すっとばしても、遅れてお弁当の「恨み」をかわぬが吉
教師の仕事は気楽! 褒めるだけ
子どもの「優越感」をくすぐりまくれ
児童代表者には「学校の顔」とプレッシャーをかけよ
応援団は「名誉職」とおだてろ
選手リレーでは「やんちゃ君」を手なずけろ
組体操は高さがなくても演出で乗り切れる
技の「精度」は二の次でよい
閉会式後が本番、さらに子どもを追い込め
行事は「礼節」まで仕込めておいしい
第3章 卒業式
子どもを鍛える最後の「策略」
写真だけで保護者の「涙」を引き出せる
卒業式で臭く「愛」さえ語れば感動を呼べる
卒業式の練習は「テンポ」さえ重視すればよし
教室最後の学級活動ではウソでも泣け
子どもをうまく「成長ストーリー」にのせよ
5年生を卒業式で「最高学年」と自覚させよ
5年生は入学式を迎えて「最高学年」となる
エピローグ ブラック遠吠え
時には「荒療治」だっている
アクティブ・ラーニングより「考える隙」を与えぬ授業を
盛り上げたからには、制圧せよ
役立たずの「研究」に手を染めるな
誰も君の話を聞きたがってはいないと知れ
明石家さんまの「聞く技術」を悪用せよ
働き方改革? 楽して「お金」は稼げない!
「出る杭」になってまで打たれるな
教師の「教えたがり」の「性」を利用せよ
西野JAPAN万歳! 結果だけが全て

はじめに

 わ〜い! 夏休みがやってきた。

 何度も公言しているが、中村は夏休みが、好き! だ〜い好き!!

 子どもたちの相手をすることもなく、心配をすることもなく、自分のために時間が使える。『ブラックシリーズ』も、全て夏休みに書いている。

 やりたいことが多すぎて、毎年、夏休みは睡眠時間が減る。毎日3時間ぐらいだろうか。

 それでも、心も体も、ものすごく健康だ。ストレスが全くない。夏休み、バンザ〜イ!毎年、夏休みが永遠に続くことを祈っている。

 念のために言っておくが、今の私は、そこまで子どもを嫌っているわけではない。

 しかし、子どもは、商売相手。ましてや、保護者は、もっと商売相手。

 商売相手に気を遣わずに過ごせる夏休みは、至福の時である。これは、多くの教師たちの本音ではないだろうか? 私だけが「特殊」なのだろうか?

 いや、そんなことはあるまい。私が「特殊」な存在なら、『ブラックシリーズ』は、こんなには売れなかっただろうから。

 『ブラックシリーズ』の読者から届くのは、多くの「共感」の声だ。「私が言いたいことをよくぞ言ってくれた。まさに痛快!」と言ってくださる方も多い。

 私は、実は、自分のことを「ブラック」だとは思っていない。野口芳宏氏や岩下修氏、野中信行氏、横藤雅人氏、多賀一郎氏、上條晴夫氏、古川光弘氏(尊敬する大実践家を挙げてみた。何冊も著書があるので、若手にはこの方々の本ぐらい読んでほしい)たち先人から学んだことを若手に伝えているだけだ。

 何一つ「特殊」なことは書いていない。学級づくりの「王道」とも言えることを書いている。

 ただ、私には文章力という武器がある。ユーモアという武器がある。それらの武器を生かして、ちょっとおもしろく、ちょっと意地悪く書いているだけだ。内容的には、他の実践家たちが書く本と全く違いはない。それが『ブラックシリーズ』の正体である。

 こんなタネ明かしをしてしまうと、読者は興ざめかも知れない。そして、この本も売れなくなってしまうかも知れない。

 それでも、もう、構わない。今まで出してきた4冊の『ブラック』は売れた。明治図書にも貢献した。もう十分だろう。

 実は、今回の『ブラック』は上手く書けるか心配である。

 なぜなら、今の私は、非常に恵まれた生活をしているからだ。生徒指導主任ということもあって、今年は3年生の担任である。こんなに下の学年をもつのは、20年以上ぶり。3年生の子どもたちは、かわいい。純粋に、かわいい。かわいすぎ。

 中村先生のことが好きで好きで仕方ないというのが、ダイレクトに伝わってくる。愛されている実感がある。だから、学校に行くのも、楽しい。

 4年前の私は、非常に厳しい現場にいた。子どもや保護者と戦う現場は、まさに戦場のようだった。だから、学校に行くのは、嫌だった。

 それでも、いや、だからこそ、『ブラック学級づくり』のような本が出せたのだ。厳しい現場に勤めるのも、悪いことばかりではない。

 今は、平和である。心、安らかである。こんな状態では、『ブラック』は書けない。

 それでも、若手に書き残しておきたいことがある。「行事指導」だ。教師は「行事」をもっと大切にすべきだと思う。だから、今年の夏休みもがんばって『ブラック』を書くことにする。

 私の「行事指導」を紹介するうえで、今回は、できるだけ「具体」にこだわった。具体的に私の指導の言葉を書いていく。言い方は悪いが、私は、


 教育は、詐欺のようなものだ


と思っている。さすがに「詐欺」は、まずいか。なら、「宗教」かな。

 いかに私の口車に乗せ、子どもたちや保護者を騙し、信じ込ませるか。その具体を紹介していく。う〜ん、ブラック。黒くなってきた。がんばって書けそうだ。

 最後に、昔の私のような、本当に厳しい現場で戦う教師に告ぐ。


 厳しい現場を生き抜くために、黒くなれ!

 どんな手を使ってでも生き抜けば、必ず幸せな時がやってくる。


  2018年7月28日 誕生日の早朝に   「日本一の腹黒教師」 /中村 健一

著者紹介

中村 健一(なかむら けんいち)著書を検索»

1970年,父・奉文,母・なつ枝の長男として生まれる。

名前の由来は,健康第一。名前負けして胃腸が弱い。

酒税における高額納税者である。

キャッチコピーは「日本一のお笑い教師」。「笑い」と「フォロー」を生かした教育実践を行っている。しかし,この『ブラックシリーズ』でその真の姿,「腹黒」をカミングアウト。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
    • この商品は皆様からのご感想・ご意見を募集中です

      明治図書
    • 子どもたちをやる気にさせる言葉掛けや指導の参考になりました。
      2019/10/2020代・小学校教員
    • 全然ブラックだとは思わなかった。まさに熱血指導であり、とても参考になりました。
      2019/8/1740代・中学校教員
    • 卒業式、修学旅行、さまざまな行事で、大事にしたい指導を確認することができました。早速語りを使わせていただきました。
      2019/3/240代・小学校管理職
    • 中村健一先生の教育観が大変素晴らしいので、毎回実践させていただいております。
      2019/2/2840代・小学校教員
    • 内容がわかりやすい。
      2019/2/2330代・小学校教員
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