小学4年 新卒教師時代を生き抜く365日の戦略 担任ビギナーズの学級づくり・授業づくり

小学4年 新卒教師時代を生き抜く365日の戦略 担任ビギナーズの学級づくり・授業づくり

インタビュー掲載中

小学4年の学級経営の基礎・基本、全部教えます!

配属された学校で、学級担任として初任者は何から始めればよいのでしょうか。本書では、「3・7・30の法則」などの理論にもとづく学級づくりの他、授業開きや授業の基本スタイル、初日の過ごし方、行事の運営方法まで、4年担任ビギナーの全ての疑問にお答えします!


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ISBN:
978-4-18-289416-9
ジャンル:
学級経営
刊行:
対象:
小学校
仕様:
B5判 160頁
状態:
在庫僅少
出荷:
2024年4月19日

目次

もくじの詳細表示

はじめに
1章 新卒教師時代を生き抜く! 心得術
1 1年目は「徹底的に真似して」実践をつくる!
2 つまずきを乗り越える!
3 学級の仕組みは「3・7・30の法則」でつくる!
4 「縦糸・横糸」張りで子供たちとの関係をつくる!
5 「目標達成法」でクラスにルールをつくる!
6 授業は「指導言,活動,フォロー」でつくる!
7 保護者との信頼関係は「5つの鉄則」でつくる!
8 特別支援の子供を育てる「協力体制」をつくる!
9 「つまずきチェック」と「克服ポイント」で見通しをつくる!
10 他学級の先生,職員室の先生とこう関わる!
2章 新卒教師時代に押さえる! 準備術
1 初日のタイムテーブル
2 最初の1週間のスケジュール
3 1年間のスケジュール
4 始業式までにやっておくべきことチェックリスト
5 子供の実態把握,引き継ぎチェックリスト
3章 新卒教師時代を乗り切る! 1か月の学級経営術
1 始業式当日の流れ,動き
2 教室移動(呼名,整列,靴箱,傘立て指導)
3 新しい教科書の使い方
4 朝の会,帰りの会の運営方法
5 学級通信(第1号)の作成法
6 日直活動(決め方,ルール)の指導
7 係,当番活動(決め方,ルール)の指導
8 掃除指導
9 休み時間の過ごし方
10 給食指導1 準備,片付け編
11 給食指導2 スムーズな流れ編
12 子供の怪我への対応
13 子供のけんかへの対応
14 子供のいじめへの対応
15 学習規律の確立
16 忘れ物指導
17 ノート指導
18 声の出し方,出させ方
19 音読指導
20 発表の仕方
21 宿題ルール
22 ペア・グループ指導
23 学級会
24 参観授業
25 保護者会
26 家庭訪問,個人面談
27 保護者対応
4章 新卒教師時代に身に付ける! 1年間の行事運営術
1 始業式
2 全校朝会
3 校外学習,遠足
4 運動会
5 避難訓練
6 終業式
5章 新卒教師時代に磨く! 授業術
1 指導スキル
1 発問,指示,説明
2 板書
3 指名の方法
4 机間指導
5 話し方,立ち位置,視線
6 指導案の書き方
7 教材研究
8 評価,通知表
2 授業開きアイデア
1 国語
2 社会
3 算数
4 理科
5 音楽
6 図画工作
7 体育
8 道徳
9 総合的な学習の時間
3 授業の基本スタイル
1 国語 漢字指導
2 国語 音読指導
3 国語 物語文の指導
4 国語 説明文の指導
5 国語 作文指導
6 算数 計算指導
7 算数 ドリル指導
8 算数 フラッシュカード
4 研究授業モデル
1 国語
2 算数
おわりに
関連図書・参考文献

はじめに

 何としても1年目を乗り切ってほしい

 今,新卒教師がすぐに学級を担任することが大変困難な時代になっている。

 時代の変化で,子供たちが大きく変わり,また保護者も変わってきている。結果として新卒教師が,それに対応できなくなっているためである。

 どんな手立てがすぐに必要なのか。

 第1に,子供たちとどのような「関係」を結ばなければならないのか,それがぶれている。

 第2に,「学級づくり」をどうするかが問われている。

 「授業づくり」は,すぐに上手になることはないが,「学級づくり」は中堅やベテランの先生と同じようにすぐに取り組まなければいけない。それは最も厳しい課題になる。

 この2つとも,大学では教えられていないし,学んでもいない。

 でも,学校現場ではすぐにでも必要な,緊急な課題になる。

 これらは,昔は,担任をしながら学んでいくことで十分対応できた。

 しかし,今は待ったなしの時代になっている。事前にきちんと準備をして臨まなければやっていけない時代なのである。

 どんな準備をするか。

 この『新卒教師時代を生き抜く365日の戦略 担任ビギナーズの学級づくり・授業づくり』は,その準備のために作られた本である。

 まず,この本を読んで,学校の実情に合わせて真似をすることから始めてほしい。

 何度も読んで,真似をして,そして自分の実践を形づくっていってほしい。

 1年目を乗り切ること。

 長き教師生活を続けるためには,ここが大きなポイントである。

 1年目を乗り切ることができれば,2年目からは見通しを持った教師生活が待っている。

 この本は,第1章でどんな心構えを持って学級担任を始めるかについて書いている。

 第2章以下は,それぞれの学年に合わせてどんな実践をすればいいかが,具体的に書かれている。第1章は私が書き,第2章以下は,私が信頼する教師たちが自分の実践を開示してくれている。

 何としても1年目を乗り切ること。その大きな願いをぜひとも実現してほしい。


  2016年2月   /野中 信行

著者紹介

野中 信行(のなか のぶゆき)著書を検索»

元横浜市立小学校教諭。初任者指導アドバイザー。『新卒教師時代を生き抜く心得術60』(明治図書)など新卒シリーズで問題提起をする。著書多数。

井上 雅一朗(いのうえ まさいちろう)著書を検索»

1962年神奈川県横浜市生まれ。1985年玉川大学文学部教育学科卒業。現在,横浜市立善部小学校勤務。教育研究サークル「横浜実践指導法研究会」代表。「『味噌汁・ご飯』授業研究会」事務局。

※この情報は、本書が刊行された当時の奥付の記載内容に基づいて作成されています。
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